© Goodshort / CC BY-SA 3.0ナメハダタマオヤモリの通販|ブリーダー直販
ナメハダタマオヤモリは、オーストラリア内陸部に生息する小型のヤモリで、三角形の大きな頭と、先端が球状にふくらんだ短い尾が特徴です。同じ仲間の中では皮膚の質感が滑らかで、淡い紅灰色から紫がかった褐色の体に、白い粒状の突起が帯のように並ぶ模様が魅力です。夜行性で、日中は自分で掘った巣穴に隠れて過ごすため、隠れ家づくりが飼育のポイントになります。物静かで動きも穏やかな性格から、ヤモリの飼育に慣れてきた人が次のステップとして選ぶことの多い品種です。
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ナメハダタマオヤモリの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 飼育下で10〜15年
- サイズ
- 全長約12cm(頭胴長8〜10cm)
- 適正温度
- バスキング31〜32℃、涼しい側21〜27℃、夜間18℃以上
- 食事
- 動物食。昆虫類、クモ、ムカデ、サソリなどの節足動物、他のヤモリなど小型の脊椎動物
- 温度・湿度
- バスキングスポットを摂氏31〜32度、涼しい側を摂氏21〜27度、夜間は摂氏18度以上に保ち、昼夜で温度差をつける。属内では皮膚の滑らかな本種は湿度をやや好む部類で、シェルターの下の砂に直接霧吹きをして内部に湿り気を保つ。乾燥させすぎると脱皮不全や脱水を起こす。
- 飼育環境
- 地上性で自分で巣穴を掘るため、砂を8〜10cm以上の厚さに敷く。岩やシェルターは床材を敷く前に底面へ据え、砂の上に置いただけの状態にしない。掘った巣穴が崩れて下敷きになる事故を防ぐためである。60×45×45cm程度から、大型個体には90×45×45cm程度を用意する。
- 餌・給餌
- 動物食で、昆虫類やクモ、ムカデ、サソリなどの節足動物のほか、他のヤモリなど小型の脊椎動物も捕食する。飼育下ではコオロギやデュビアを主体にし、カルシウム剤とビタミン剤をダスティングする。幼体は毎日、成体は数日おきに与える。
- 性格
- 神経質で臆病。威嚇のときは四肢を伸ばして背を丸め、尾を振り上げ、口を開けて吠えるような音を出す。タマオヤモリ属は本来単独で暮らし、同居させると争うため単独飼育が基本。掴んだり頻繁に触ったりすることは避ける。
- 注意点
- オーストラリアの申請によりタマオヤモリ属Nephrurus spp.としてCITES附属書IIIに掲載されている(2022年6月22日発効)。附属書IIIは掲載国からの輸出に輸出許可書、それ以外の国からは原産地証明が必要になる区分で、国際希少野生動植物種の登録票は不要。オーストラリアが野生動物の輸出を禁じているため、正規流通個体はすべて飼育下繁殖個体である。IUCNの評価は低懸念(LC)。
ナメハダタマオヤモリについて
オーストラリア内陸部原産で、三角形の大きな頭と球状にふくらむ尾先が特徴のヤモリ。滑らかな皮膚に白い粒状突起の模様を持ち、夜行性で自ら巣穴を掘って暮らす中級者向けの品種です。
ナメハダタマオヤモリをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1掘れる床材が必須
野生下では自分で巣穴を掘って昼間を過ごすため、ケージには数cm以上の厚みで掘り返せる床材を敷いてあげましょう。乾燥した砂質やヤシガラ土などが向いており、隠れ家がないと落ち着けず体調を崩しやすくなります。
2夜行性で日中は非活動
日中はほとんど巣穴の中で静かに過ごし、活動が見られるのは夜間が中心です。観察したい場合は消灯後の時間帯に様子を見るとよく、日中に頻繁に掘り起こして起こすのは負担になるため避けましょう。
3尾は脂肪の貯蔵庫
先端が球状にふくらんだ尾には脂肪が蓄えられており、健康状態の目安になります。多くのヤモリ同様に尾を自切する性質があるため、乱暴に尾をつかんだり無理に持ち上げたりするのは避けてください。
4乾燥中心+局所加湿
内陸の乾燥地帯出身のため飼育環境は基本的に乾燥気味で問題ありませんが、脱皮をスムーズにするために湿らせた床材を入れたシェルターを一角に用意すると安心です。ケージ全体を過度に加湿する必要はありません。
5温度勾配をケージ内に
ケージ内に暖かい場所と涼しい場所の両方を作り、自分で快適な位置を選べるようにします。夜間は気温が下がる地域の出身のため、昼夜で温度差をつけたメリハリのある管理が向いています。
6昆虫食で栄養添加が必須
コオロギなどの昆虫を主食とする昆虫食で、餌にはカルシウムやビタミン剤をまぶして与えるのが基本です。個体の大きさに合わせて餌のサイズを調整し、食べ残しはケージ内に放置しないようにしましょう。
7基本は単独飼育で
縄張り意識があり、複数を同じケージに入れると争いやストレスの原因になりやすいため、基本的には1匹ずつ単独で飼育します。繁殖を考える場合を除き、同居はおすすめできません。
ナメハダタマオヤモリのよくある質問
- Q.初めてヤモリを飼う人でも大丈夫ですか?
- A.中級者向けとされる品種で、温度・湿度管理や巣穴の用意など気を配るポイントがやや多めです。ヤモリの基本的な飼育経験がある方に向いており、初めての1匹としてはやや難易度が高めといえます。
- Q.どのくらいの大きさになりますか?
- A.成体で全長約12cm、頭胴長は8〜10cm程度とされる小型のヤモリです。ケージのサイズもコンパクトに収まるため、比較的省スペースで飼育できます。
- Q.寿命はどのくらいですか?
- A.飼育下では10〜15年ほど生きるとされています。長く付き合うことになる生き物なので、迎える前に飼育環境や日々の世話を続けられるか確認しておくと安心です。
- Q.法律上、飼育に規制はありますか?
- A.ナメハダタマオヤモリはCITES附属書IIIに掲載されています(オーストラリアが自国の個体群について掲載)。国際取引には原産地を示す書類などが必要ですが、CITESに関しては、国内での売買に登録などの手続きは要りません。
- Q.性格はどうですか?ハンドリングはできますか?
- A.物静かで比較的穏やかな性格ですが、驚くと尾を自切することがあるため、頻繁なハンドリングには向きません。観察を中心に、必要なときだけそっと扱うのがこの品種との上手な付き合い方です。
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