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トッケイヤモリの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 10〜15年
- サイズ
- 25〜35cm
- 適正温度
- 26〜32℃
- 適正湿度
- 60〜80%
- 食事
- コオロギ・デュビア等の昆虫
- 飼育環境
- 樹上性なので高さのある縦長ケージに登り木を配置します。壁面や天井を自在に移動するため、脱走防止を徹底します。
- 温度・湿度
- 温度は26〜32℃、湿度は60〜80%を維持します。毎日の霧吹きで湿度を保ち、壁面の水滴が飲み水になります。
- 餌・給餌
- 昆虫食で、コオロギ・ミールワーム・デュビアなどを与えます。夜行性なので夕方以降に与えると食いつきが良いです。
- 性格
- 噛みつき注意。ハンドリング非推奨
- 健康・注意点
- 夜行性で夜間に大きな鳴き声を出すため、設置場所に配慮します。野生個体は気性が荒いことが多く、飼育下繁殖個体の方が馴化しやすいです。
トッケイヤモリについて
トッケイヤモリ(学名:Gekko gecko)は東南アジアから南アジアにかけて広く分布し、人家の壁にも現れることから現地では古くから馴染み深い存在です。日本には1990年代以降に爬虫類ブームとともに流通が広まり、今ではカラーモルフの改良品種も登場しています。外見の最大の特徴は灰青色の地肌に散らばる鮮やかな赤橙の斑点で、成体の全長は30〜40cmに達し、ヤモリとしては世界最大級の部類に入ります。趾下薄板と呼ばれる特殊な足裏構造でガラス面も難なく移動でき、その機動力は圧巻です。性格は警戒心が強くテリトリー意識も高いため、初心者がハンドリングを試みると強烈な噛みつきを受けることも少なくありません。一方で、夜間に響かせる「トッケイ」という大きな鳴き声と、迫力ある体色は観賞用爬虫類として唯一無二の存在感を放ちます。適切な温度・湿度管理のもとでは10年以上の長期飼育も可能で、その堂々とした姿が飼育者を惹きつけてやみません。
トッケイヤモリをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1強烈な噛みつきに注意
トッケイヤモリは防衛本能が非常に強く、触ろうとすると激しく噛みつくことがあります。顎の力は強く、噛まれると出血することもあるため、素手でのハンドリングは厚手のグローブ着用を推奨します。慣れるまでは最小限の接触にとどめましょう。
2縦型ケージが必須
トッケイヤモリは壁面や木を登る樹上性のヤモリです。高さのある縦型ケージ(最低60cm以上)にコルクバーク・流木・人工植物などを組み合わせて立体的なレイアウトを作ると活発な行動を観察できます。成体サイズを見越して余裕ある広さを確保してください。
3温度と湿度の管理
昼間25〜30℃、夜間は20〜25℃程度が適温で、バスキングスポットは32℃前後に設定します。湿度は60〜80%を維持し、1日1〜2回の霧吹きが脱皮促進にも効果的です。温度・湿度計を設置して常時モニタリングしましょう。
4餌は生き餌が基本
主食はコオロギやデュビアゴキブリなどの昆虫で、サイズはヤモリの頭幅以下を目安にします。週2〜3回の給餌が一般的で、カルシウムパウダーをダスティングして与えることが骨格形成に重要です。ピンクマウスを時折与えると動物性タンパク質を補えます。
5特徴的な鳴き声への覚悟
トッケイヤモリは爬虫類の中でも特に声が大きく、「トッケイ」と繰り返す鳴き声は夜間に数十メートル先まで届くほどです。夜行性のため就寝時間帯に最も活発に鳴きます。集合住宅や防音が不十分な環境では近隣への影響を考慮する必要があります。
6単独飼育が基本
トッケイヤモリは強い縄張り意識を持ち、同種を同居させると激しいテリトリー争いが起きます。オス同士はほぼ必ず争うため、基本的に1匹ずつ別ケージで飼育してください。繁殖目的のペアリングも短時間の管理下で行い、その後は分離するのが安全です。
7慣らしには長期間かかる
野性味が強いため、購入直後は威嚇・逃走・噛みつきが頻繁です。焦らず毎日同じ時間にケージ周りで過ごすことで、徐々に飼い主の気配に慣れさせていきます。完全にハンドリングに慣れる個体は少なく、数ヶ月〜数年かかることも珍しくありません。
トッケイヤモリのよくある質問
- Q.トッケイヤモリは本当に人に慣れますか?
- A.個体差はありますが、根気強いアプローチで噛みつきが減り、ハンドリングを受け入れる個体もいます。ただし犬猫のように懐くことはほぼなく、慣れてもあくまで「許容している」状態です。慣らすことを目標とするより観賞をメインに楽しむ心構えが向いています。
- Q.鳴き声はどのくらい大きいですか?
- A.「トッケイ」という鳴き声は数十メートル先まで届くほど大きく、夜間に突然鳴くと驚くことがあります。集合住宅では近隣への配慮が必要で、防音対策を検討する飼育者も多いです。鳴き声の頻度は個体や季節によって異なります。
- Q.単独飼育が基本ですか?
- A.基本的に単独飼育が推奨されます。特に雄同士は激しく争い、片方が重傷を負うリスクがあります。繁殖を目的としたペア飼育の場合も、常時同居させず交尾後は分離するのが安全です。
- Q.寿命はどのくらいですか?
- A.適切な飼育環境下では10〜15年程度生きることが知られており、長命な部類に入ります。長期的なコミットメントが必要なため、飼育を始める前に飼育継続できるかをよく考えることが大切です。
- Q.脱走しやすいと聞きましたが本当ですか?
- A.垂直面や天井も自由に移動できるため、ケージの隙間やフタの固定が不十分だと容易に脱走します。メッシュ蓋は必ずロック機構付きのものを使用し、コード穴などの小さな隙間もしっかりふさぐことが重要です。一度脱走すると発見が困難になります。
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