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オーストラリア原産の中型パイソン。美しい模様と適度なサイズで人気。亜種により色彩が大きく異なる。寿命は15〜25年。成体サイズは150〜250cm。冷凍マウス・ラット。
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カーペットパイソンの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 15〜25年
- サイズ
- 150〜250cm
- 適正温度
- 26〜32℃(バスキング35℃)
- 適正湿度
- 50〜70%
- 食事
- 冷凍マウス・ラット
- 温度
- 26〜32℃(バスキング35℃)
- 温度・湿度
- 湿度は50〜70%を目安に保ちます。バスキング35℃・クール側26℃の温度勾配をつけ、水入れを常設して乾燥を防ぎます。
- 飼育環境
- 成体には横幅90〜120cm以上のケージを用意します。樹上性も強いので登り木を設置し、床面積と高さの両方を確保します。
- 餌・給餌
- 成体には冷凍のマウス・ラットを解凍して2〜3週間に1回与えるのが標準です。体の太さに合った大きさの餌を選びます。
- 性格
- 幼体時は神経質だが成体は落ち着く
カーペットパイソンについて
カーペットパイソン(Morelia spilota)はオーストラリアおよびニューギニアに広く分布するナミヘビ科の中型ニシキヘビです。その名の通り、絨毯の織物を思わせる複雑な幾何学模様が特徴で、ジャングルカーペット・ダイヤモンドパイソン・コースタルカーペットなど複数の亜種が存在し、体色はクリーム×黒から鮮やかな黄色×黒まで多岐にわたります。成体の体長は亜種によって異なりますが、概ね150〜250cmほどで、大型種に比べて扱いやすいサイズ感が爬虫類愛好家に支持される理由のひとつです。半樹上性の習性を持ち、野生では森林や灌木地帯で枝に巻きつきながら小動物を捕食します。飼育下では幼体期に神経質な面が出やすいものの、適切なハンドリングを積み重ねることで落ち着いた個体に育てることができます。寿命は15〜25年とヘビの中でも比較的長く、その美しい外見と長い付き合いができる点が多くのキーパーを魅了し続けています。
カーペットパイソンをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1亜種で外見が大きく違う
カーペットパイソンにはジャングル・コースタル・ダイアモンドなど複数の亜種があり、体色や模様が大きく異なります。購入前にどの亜種かを確認し、その亜種の成体サイズや気質の傾向も調べておくとよいでしょう。亜種によって希少性や価格帯も異なります。
2ケージは縦方向も確保
カーペットパイソンは半樹上性で、高い場所に登る習性があります。成体には120cm以上の高さがあるケージと、頑丈な流木やシェルフなど登れる構造物が必要です。水平面積だけでなく立体的なレイアウトを意識しましょう。
3温度勾配の管理が重要
ホットスポットは35〜38℃、クールサイドは24〜28℃を目安に温度勾配を設けてください。消化不良や免疫低下を防ぐため、夜間も極端に温度が下がりすぎないよう注意が必要です。温度計を複数箇所に設置して日常的にモニタリングしましょう。
4幼体時は気性が強めなことも
幼体や飼い始めのカーペットパイソンはシューシングや軽い咬みつきを見せることがあります。これは防衛本能によるもので、短時間のハンドリングを繰り返すことで多くの個体は落ち着いてきます。無理に触らず、フックを使って慣らすことも効果的です。
5給餌は冷凍餌で十分
冷凍解凍したマウスやラットで栄養は十分まかなえます。幼体は週1〜2回、成体は1〜2週に1回が目安です。生き餌は蛇がケガをするリスクがあるため、冷凍餌に慣らすことを推奨します。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、給餌前に人肌程度に温めましょう。
6脱皮不全に注意する
湿度が不足すると脱皮が途中で止まる「脱皮不全」が起きやすくなります。適切な湿度は50〜70%が目安で、脱皮前には湿度を高めにキープし、ウェットシェルターを用意するとよいでしょう。目や指先に皮が残っている場合は、ぬるま湯につけてやさしく除去してください。
7長期飼育のコストを把握
初期費用として適切なサイズのケージ・サーモスタット・照明・温湿度計などの設備投資が必要です。ランニングコストには冷凍餌代・電気代・年1回程度の獣医受診費が含まれます。15〜25年生きる生き物なので、長期的な飼育継続が可能か事前に検討してください。
カーペットパイソンのよくある質問
- Q.カーペットパイソンは初心者でも飼えますか?
- A.適切な設備と予習があれば初心者でも飼育可能ですが、幼体は気が強い個体も多く、ハンドリングに慣れるまで根気が必要です。まず飼育書や爬虫類専門店でしっかり情報収集することをおすすめします。
- Q.どのくらいのサイズのケージが必要ですか?
- A.成体には体長に見合ったスペースが必要で、目安として奥行き・幅ともに90cm以上、高さも60cm以上のケージが推奨されます。亜種や個体差によって成体サイズが異なるため、購入時に最大体長を確認してケージを選んでください。
- Q.噛まれることはありますか?危険ですか?
- A.特に幼体や慣れていない個体では噛みつくことがあります。カーペットパイソンは無毒ですが、歯は細かく後方に湾曲しているため、噛まれた際は引っ張らず、そのまま静かに外してください。傷は軽傷が多いですが、しっかり消毒することが大切です。
- Q.餌は生き餌でないといけませんか?
- A.冷凍解凍餌(冷凍マウス・ラット)で問題なく飼育できます。冷凍餌をぬるま湯や電子レンジで解凍・加温してから与えることで、ほとんどの個体が受け入れます。生き餌は管理の手間や衛生面のリスクもあるため、一般的には冷凍餌が推奨されます。
- Q.複数飼育(同居)はできますか?
- A.基本的には単独飼育が推奨されます。同居させると給餌時の競合やストレス、感染症の伝播リスクが高まります。繁殖を目的とした短期間のペアリング以外は、それぞれ別のケージで管理するのが安全です。
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