© Mark Pellegrini / CC BY-SA 2.5ブラックツリーモニター(クロホソオオトカゲ)の通販|ブリーダー直販
ブラックツリーモニター(クロホソオオトカゲ)は、インドネシア・アル諸島にのみ生息する、全身が漆黒に染まる珍しいオオトカゲです。長く発達した把握尾と鋭い爪を巧みに使い、樹上をしなやかに移動する姿は野性味にあふれ、他のオオトカゲ類にはない独特の存在感を放ちます。全長は90〜120cmとホソオオトカゲの仲間の中では比較的コンパクトなサイズにまとまり、樹上性ならではの機敏さと俊敏な動きが魅力です。一方で神経質な個体も多く、飼育には正しい知識と経験が求められる上級者向けの種とされています。じっくりと信頼関係を築きながら向き合いたい方に向いた品種です。
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ブラックツリーモニター(クロホソオオトカゲ)の基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 寿命
- 15〜20年
- サイズ
- 全長90〜120cm
- 適正温度
- バスキング49〜54℃/クール側27〜28℃/夜間の周囲温度27〜28℃
- 適正湿度
- 70%以上
- 食事
- コオロギ、デュビアなどの昆虫。補助的に齧歯類
- 温度・湿度
- ツリーモニター類向けに公表されている値として、バスキングサイト49〜54℃から27〜28℃台のクール側まで届く温度勾配が推奨される。夜間も周囲温度27〜28℃を保つため補助加温を行うことがある。湿度は70%を下回らせない。脱水しやすく、いったん脱水すると飲水でしか回復しない。
- 飼育環境
- 強い樹上性で、床面積より登攀面積と高さが重要である。ペアでの飼育例として幅120×高さ180×奥行60cm程度が挙げられ、これより広いほうがよい。落ち葉を厚く敷き、太さの異なる枝を縦横に組んで登攀路をつくる。高湿度を保つため通気口は設けなくてよいとされる。
- 餌・給餌
- 野生では主に昆虫などの節足動物を食べる樹上性の食虫種で、小型の脊椎動物も捕食する。飼育下ではコオロギ、デュビア、ゴキブリ類を主体に、齧歯類を補助的に与える。餌にはカルシウム剤を添加する。
- 性格
- 神経質で動きが速く、脅かされると植生の中を走って逃げ、追い詰められると噛みつく。ハンドリングには向かず、単独またはペアで飼う。水は小さく浅い容器を複数、枝の上などに固定して与えるとよい。
- 注意点
- オオトカゲ科 Varanidae spp. として附属書IIに掲載されている。附属書IIのため国際希少野生動植物種の登録票は不要だが、輸入には輸出国が発行する輸出許可書が必要である。日本の特定動物に指定されているオオトカゲ科はコモドオオトカゲとハナブトオオトカゲの2種のみで、本種は含まれない。外来生物法の特定外来生物にも該当しない。IUCNでは情報不足(DD)で、分布がアル諸島に限られる。入手時には由来を確認する。
ブラックツリーモニター(クロホソオオトカゲ)について
インドネシア・アル諸島にのみ生息する、全身が黒一色のホソオオトカゲ。全長90〜120cmで、長い把握尾と鋭い爪を活かして樹上を巧みに移動する上級者向けの飼育種です。
ブラックツリーモニター(クロホソオオトカゲ)をお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1樹上性に適した縦長ケージ
本種は地表よりも樹上で過ごす時間が長い樹上性種です。上下の空間を十分に確保した縦長のケージと、体を支えられる太さの枝や流木を組み合わせて、登り降りできる環境を用意しましょう。
2高温多湿な環境管理
原産地であるアル諸島は高温多湿な熱帯気候です。保温球や紫外線ライトで温度勾配をつくり、霧吹きなどで湿度を保つことで、本来の生息環境に近い状態を維持することが飼育のポイントです。
3神経質な性格と慣らし方
警戒心が強く神経質な個体が多く、急な接近や無理な捕まえ方はストレスの原因になります。お迎え後はまず環境に慣れさせることを優先し、少しずつ距離を縮めながら信頼関係を築くことが大切です。
4鋭い爪と力強い尾への対策
樹上を移動するための鋭い爪と、長く力強い尾を持つため、取り扱いには厚手の手袋など皮膚を守る工夫があると安心です。ハンドリングは個体の状態を見ながら慎重に行いましょう。
5上級者向けの飼育難易度
温度・湿度管理や個体の性格への配慮など、飼育のハードルは総じて高めです。オオトカゲ類の飼育経験がある方、または事前にしっかり情報収集ができる方に向いた品種です。
6動物性の食餌への対応
昆虫や小動物などを中心とした動物食の傾向が強く、栄養バランスを考えた餌の用意が欠かせません。カルシウムやビタミンの添加など、成長段階に応じた食餌管理を行いましょう。
7お迎え前の飼育設備準備
大型のケージや保温・照明器具など、お迎え前に整えるべき設備が多い品種です。成長後のサイズも見据え、あらかじめ飼育スペースと必要機材を確認しておくことをおすすめします。
ブラックツリーモニター(クロホソオオトカゲ)のよくある質問
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.温度・湿度管理や取り扱いに専門知識が必要なため、一般的には上級者向けとされる品種です。爬虫類の飼育経験を積んでから迎えることをおすすめします。
- Q.どのくらいの大きさになりますか?
- A.成体は全長90〜120cmほどに育ち、ホソオオトカゲの仲間の中では比較的コンパクトなサイズです。成長後を見据えた飼育スペースを準備しておく必要があります。
- Q.人になつきますか?
- A.警戒心が強く神経質な個体が多い傾向にあります。時間をかけて少しずつ慣らしていくことで、落ち着いて接することができるようになる場合があります。
- Q.何を食べますか?
- A.昆虫や小動物などを中心とした動物食の傾向が強い品種です。栄養バランスを考え、カルシウムやビタミンを添加した食餌管理が推奨されます。
- Q.法律上の規制はありますか?
- A.ブラックツリーモニター(クロホソオオトカゲ)はCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
ブラックツリーモニター(クロホソオオトカゲ)飼育に役立つ便利ツール
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