© Goodshort / CC BY-SA 3.0オバケトカゲモドキの通販|ブリーダー直販
オバケトカゲモドキは、イラン西部からイラク、シリア東部にかけて分布する夜行性の地上性トカゲモドキです。後頭部から尾の付け根まで続く淡い縦条と、それを縁取る途切れがちな黒い模様が最大の特徴で、他のトカゲモドキ類には見られない独特な体色を持ちます。瞼のある愛嬌のある顔つきに、驚いたときに尾を高く持ち上げて威嚇する仕草も魅力の一つです。飼育難易度は中級者向けとされており、爬虫類飼育の基礎を身につけたうえでじっくり向き合いたい方に向いた品種です。
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オバケトカゲモドキの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 15〜20年
- 適正温度
- ホットスポット32〜33℃/クール側21〜25℃/夜間16℃以上(同属ヒョウモントカゲモドキ基準)
- 適正湿度
- 30〜40%(湿ったシェルター内は70〜80%。同属ヒョウモントカゲモドキ基準)
- 食事
- コオロギ、デュビアなどの昆虫(小型脊椎動物を食べることもある)
- 温度・湿度
- 同属のヒョウモントカゲモドキの飼育条件に準じて管理する。バスキング面34〜36℃、ホットスポットのシェルター内32〜33℃、クール側21〜25℃、夜間は16℃を下回らせない。周囲湿度30〜40%とし、床材を湿らせた隠れ家(内部70〜80%)を必ず併設する。
- 飼育環境
- 夜行性の地上性ヤモリで、床面積を重視した横長のケージを用いる。温側・冷側の両方にぴったり入るサイズのシェルターを置き、さらに床材を湿らせた湿度シェルターを設ける。湿度シェルターにミズゴケやペーパータオルを使うと脱皮時に誤飲する事故があるため使わない。
- 餌・給餌
- 昆虫食で、コオロギ、デュビア、ハニーワームなどを与える。餌昆虫はガットローディングしたうえでカルシウム剤をダスティングする。野生では小型脊椎動物も食べるとされる。
- 性格
- 夜行性の地上性種で、日中はシェルターに隠れて過ごす。尾を自切するため、尾をつかまないよう扱う。雄同士は争うので同居させない。
- 注意点
- ワシントン条約の附属書には掲載されていない。動物の愛護及び管理に関する法律施行令の別表に掲げる特定動物、および外来生物法の特定外来生物のいずれにも該当しない。IUCNでは情報不足(DD)で、生息数の評価自体が確立していない。流通量が少なく本種固有の飼育情報も乏しいため、温湿度は実測しながら慎重に詰める。
オバケトカゲモドキについて
イラン西部からイラク、シリア東部に分布する夜行性の地上性トカゲモドキ。淡い縦条と途切れた黒条の模様が識別点で、中級者向けとされる品種です。
オバケトカゲモドキをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1中級者向けの理由
オバケトカゲモドキは飼育難易度が中級者向けとされる品種です。温度・湿度の管理により気を配る必要があるため、レオパードゲッコーなど基本的なトカゲモドキ飼育の経験を積んでから迎えると安心です。
2夜行性・地上棲
日中はシェルターに隠れて休み、夜になると活動を始める夜行性の地上性トカゲモドキです。ケージ内には身を隠せるシェルターを複数用意し、昼夜のリズムを妨げない静かな環境を整えましょう。
3まぶたのある顔
多くのヤモリと違い、トカゲモドキの仲間はまぶたを閉じることができ、まばたきをする愛嬌のある表情が魅力です。この特徴はオバケトカゲモドキにも共通しており、観察していて飽きない仕草の一つです。
4ガラス面は登れない
足裏に吸着パッドを持たないため、壁面やガラスを登ることはできません。レイアウトは登り木よりも床材やシェルターなど地面周りを中心に組むのがおすすめです。
5尾は脂肪の貯蔵庫
名前の由来の通り、尾に脂肪を蓄える性質があり、太く張りのある尾は栄養状態の良いサインとされます。強いストレスを受けると自ら尾を切り離すことがあるため、扱う際は驚かせないよう優しく接しましょう。
6温湿度管理のコツ
ケージ内に温度勾配を作り、ホットスポットと涼しい場所の両方を用意します。乾燥しすぎると脱皮不全につながりやすいため、湿らせたシェルターなどで湿度を保つ工夫も欠かせません。
7お迎え前の準備
ケージ、シェルター、床材、保温器具などの飼育環境は迎える前に整えておきましょう。お迎え後は環境に慣れるまで静かに見守り、餌への反応を確認しながら少しずつ生活リズムを把握していくのがおすすめです。
オバケトカゲモドキのよくある質問
- Q.オバケトカゲモドキは初心者でも飼育できますか?
- A.飼育難易度は中級者向けとされています。温湿度管理により細やかな配慮が必要になるため、レオパードゲッコーなど基本的なトカゲモドキの飼育経験を積んでから挑戦するのがおすすめです。
- Q.他のトカゲモドキ類との違いは何ですか?
- A.後頭部から尾の付け根まで通る淡い縦条と、その両側を縁取る途切れがちな黒条が最大の識別点です。この模様の組み合わせは他のトカゲモドキ類には見られない特徴とされています。
- Q.ハンドリング(触れ合い)はできますか?
- A.個体差はありますが、落ち着いた環境に慣れてくると穏やかに扱える個体も見られます。ただし驚かせると尾を自ら切り離すことがあるため、無理に触れず個体のペースに合わせることが大切です。
- Q.湿度管理で気をつけることは?
- A.乾燥しすぎると脱皮不全の原因になりやすいため、湿らせたシェルターなどを設置して局所的に湿度を保つとよいでしょう。一方で全体を過度に多湿にすると別のトラブルにつながることもあるため、湿度勾配を意識した環境づくりが大切です。
- Q.尾が自切(切れる)することはありますか?
- A.強いストレスや乱暴な扱いを受けると、防御のために自ら尾を切り離すことがあります。尾は脂肪を蓄える重要な部位でもあるため、日頃から驚かせないよう静かに接することが予防につながります。
オバケトカゲモドキ飼育に役立つ便利ツール
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