© Raimond Spekking / CC BY-SA 4.0サイイグアナの通販|ブリーダー直販
サイイグアナは吻部に角状の突起をもつ、イスパニョーラ島原産の大型イワイグアナです。全長は60〜136cmに達し、草食性でありながら風格のある佇まいが魅力。項から尾にかけて連なる棘状の鶏冠が野性味を感じさせます。大型爬虫類の飼育経験がある上級者向けの品種で、広い飼育スペースと相応の知識・環境づくりが求められます。しっかりとした管理のもとで、長く付き合っていける存在になり得るイグアナです。
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サイイグアナの基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 寿命
- 50〜70年
- サイズ
- 全長60〜136cm(成体の体重は4.56〜9kg)
- 適正温度
- バスキング約41℃/日中の周囲27℃(許容24〜31℃)/クール側は周囲より約5℃低め/17℃を下回らせない
- 食事
- 葉、花、果実などの植物質が主体
- 温度・湿度
- バスキングランプの高さを調整して41℃前後のバスキング面をつくり、ケージの反対端にバスキング場所を寄せて温度勾配を確保する。日中の周囲温度は27℃を目安に24〜31℃の範囲、クール側はそれより約5℃低くする。17℃を下回る環境に長時間さらさない。夜間や大型ケージの周囲温度の安定には、光を出さない赤外線ヒーターが使える。
- 飼育環境
- 大型で地上性のため、成体には専用の部屋や屋外の囲いに相当する広さが要る。横になれる平坦な場所と、眠るために引きこもれる退避場所の両方を用意する。紫外線灯はメーカー指定の高さに設置し、バスキングランプと組み合わせて日光に近い環境をつくる。掘る力が強いので、囲いの基礎は掘り抜かれない構造にする。
- 餌・給餌
- イワイグアナ属の例にもれず草食性が強く、葉、花、果実などの植物質を主体に組み立てる。動物質は与えすぎない。ケージに入れる植物は齧られる前提で無毒のものを選ぶ。
- 性格
- 大型で顎の力が強く、成熟した雄は縄張り意識が強い。雄同士は同居させない。長期にわたり落ち着いて接することで人に慣れるが、繁殖期の雄は攻撃的になることがある。
- 注意点
- ワシントン条約附属書Iに1981年6月6日から掲載されている。種の保存法の国際希少野生動植物種にあたり、国内で譲渡し等を行うには個体ごとの登録票が必要である。登録票のない個体の売買・譲渡は同法違反となる。動物の愛護及び管理に関する法律施行令の別表に掲げる特定動物、および外来生物法の特定外来生物のいずれにも該当しない。IUCNでは絶滅危惧種(EN)である。飼育下繁殖は定期的に行われており、繁殖個体を選んだうえで登録票と由来を必ず確認する。数十年生きる大型種のため、終生飼養できる設備と体制を確保してから迎える。
サイイグアナについて
吻部に角状突起をもつイスパニョーラ島原産の大型イワイグアナ。全長60〜136cm、草食性で上級者向けの品種です。
サイイグアナをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1大型ケージが必須
成体は全長60〜136cmに達するため、十分な広さと高さのあるケージを事前に用意する必要があります。体重も4.56〜9kgになるため、棚や什器を設置スペースの床の耐荷重も含めて検討しましょう。
2紫外線と保温の管理
草食性のイグアナ全般に言えることですが、カルシウム代謝のために強めの紫外線ライトが欠かせません。バスキングスポットと周囲との温度差をつけたケージレイアウトを作ることが基本になります。
3完全草食性の食事
野菜や葉物中心の完全草食性です。カルシウムとリンのバランスを意識した献立づくりが必要になるため、迎える前に給餌メニューの知識を身につけておきましょう。
4上級者向けの品種
飼育難易度は上級者向けとされています。大型爬虫類の取り扱いや温度・湿度管理の経験があることが望ましく、初めての爬虫類飼育としてはおすすめしにくい品種です。
5力強い体つきと性格
棘状鱗の鶏冠が項から尾先まで連なる、がっしりとした体つきが特徴です。大型トカゲらしい力強さがあるため、扱う際は落ち着いた動作と十分なスペースを意識しましょう。
6成長を見据えた迎え方
幼体は小さくても、成体では全長136cmに達することもあります。迎える段階で成長後の飼育環境まで見越した準備をしておくことが大切です。
7ブリーダーへの相談を
個体の健康状態や性格には差があります。お迎え前にブリーダーへ飼育環境や餌の内容について具体的に相談し、疑問点を解消しておくと安心です。
サイイグアナのよくある質問
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.サイイグアナは飼育難易度が上級者向けとされる品種です。大型爬虫類の飼育経験があり、広いスペースや紫外線・温度管理に対応できる方向けと言えます。
- Q.どのくらいの大きさになりますか?
- A.成体になると全長60〜136cmに達し、体重は4.56〜9kgになります。個体差が大きいため、成長後を見越した飼育スペースの確保が重要です。
- Q.どんな餌を食べますか?
- A.完全草食性で、野菜や葉物を中心に食べます。カルシウムとリンのバランスを意識した献立づくりが必要です。
- Q.輸入や飼育に法的な規制はありますか?
- A.サイイグアナはCITES附属書Iに掲載されています。日本では種の保存法の「国際希少野生動植物種」にあたり、販売・譲渡できるのは登録を受けた個体に限られます(登録票が個体とともに移ります)。お迎えの際は登録票があるかを必ず確認してください。
- Q.吻部の角状突起はどんな役割がありますか?
- A.吻部にある骨質の突起はサイイグアナの外見的な特徴の一つで、名前の由来にもなっています。項から尾先まで続く棘状鱗の鶏冠とあわせて、力強い印象を与えます。
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