© Esther Böck; AnimalBase.info / CC BY-SA 3.0エレクトリックブルーゲッコーの通販|ブリーダー直販
エレクトリックブルーゲッコーは、成熟したオスが鮮烈なターコイズブルーに輝く、全長7〜9cmほどの小型ヤモリです。メスや幼体は落ち着いた褐色〜オリーブ色をしており、成長とともにオスだけが特徴的な青色へと変化していく点が大きな魅力です。日中に活動する昼行性で、樹上を身軽に動き回る俊敏な性格を持ちます。タンザニアのごく限られた森林にのみ生息する希少な種で、IUCNは近絶滅種に位置づけています。繊細な体づくりと専門的な環境管理が求められるため、爬虫類飼育の経験を積んだ上級者向けの品種とされています。
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エレクトリックブルーゲッコーの基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 寿命
- 5〜8年
- サイズ
- 全長7〜9cm(雄約7.6cm、雌6.4〜7cm とする資料もある)
- 適正温度
- バスキング32〜35℃/ケージ上部27〜29℃/日中の周囲24〜27℃/夜間16〜26℃
- 適正湿度
- 60〜80%(消灯後は100%近くまで上がってよい)
- 食事
- ショウジョウバエ、微小なコオロギなどの小型昆虫、花蜜、果実
- 温度・湿度
- 局所的なバスキングスポットを32〜35℃に作り、ケージ上部を27〜29℃、日中の周囲を24〜27℃とする。夜間は消灯するだけで16〜26℃まで自然に下がり、それで問題ない。湿度は60〜80%を保ち、底面を上部より高湿に保つ。消灯後に100%近くまで上がるのは差し支えないが、乾燥させると小型ゆえ急速に脱水する。
- 飼育環境
- 成体1匹あたり30×30×30cm(約8ガロン)程度の高さのある前開きケージが目安とされる。タコノキの葉冠を模し、細い葉や縦の枝を高さを変えて複数配置して、好みの温度を選べるようにする。床材は保湿性の高いものを5〜8cm敷き、生きた植物を植えて週に数回水やりをすると湿度が安定する。極めて小さく逃げやすいので、開口部の隙間に注意する。
- 餌・給餌
- 昆虫食に加えて花蜜や果実も摂る。体が非常に小さいため餌のサイズ確保が難しく、ショウジョウバエや微小なコオロギなど口に入る大きさのものを用意する。ヤモリ用のフルーツフードを併用してもよい。餌昆虫にはカルシウム剤をダスティングする。
- 性格
- 昼行性で発色のよい雄はよく目立つ場所に出るが、体が小さく繊細なためハンドリングには向かない。雄同士は激しく争うので同居させない。野生では葉冠ごとに1個体か1対で暮らすため、飼育も単独かペアが基本である。
- 注意点
- ワシントン条約附属書Iに2017年1月2日から掲載されている。種の保存法の国際希少野生動植物種にあたり、国内で譲渡し等を行うには個体ごとの登録票が必要である。登録票のない個体の売買・譲渡は同法違反となる。動物の愛護及び管理に関する法律施行令の別表に掲げる特定動物、および外来生物法の特定外来生物のいずれにも該当しない。卵は温度依存性決定(TSD)を示し、日中平均21〜24℃で雌、26〜27℃で雌雄、28℃以上で雄が多く生まれ、60〜120日で孵化する。飼育下繁殖は行われているが幼体の育成に手間がかかり、大規模な生産は確立していない。違法に採集された野生個体が繁殖個体と偽って売られる例が報告されているため、登録票と由来を必ず確認する。
エレクトリックブルーゲッコーについて
エレクトリックブルーゲッコーは、オスが鮮やかなターコイズブルーに発色する全長7〜9cmの小型ヤモリです。タンザニアの森林にのみ生息する希少種で、上級者向けの飼育難易度とされています。
エレクトリックブルーゲッコーをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1青くなるのはオスだけ
エレクトリックブルーゲッコーの鮮やかなターコイズブルーは、成熟したオスに現れる特徴です。メスや幼体は落ち着いた褐色〜オリーブ色をしており、これは異常ではなく本来の姿です。個体を選ぶ際は、色だけでなく性別や成長段階による違いを理解しておくとよいでしょう。
2樹上性に合わせた縦長環境
野生では樹上で生活する種のため、床面積よりも高さのあるケージと、登れる枝や植物を用意することが飼育の基本です。隠れ場所を複数設けることで、ストレスの軽減にもつながります。
3俊敏で神経質な性格
動きが素早く、警戒心の強い性格をしています。ハンドリングを前提とした種ではなく、観賞して楽しむタイプのヤモリと考えるのが基本です。急な動きや強い光は驚かせる原因になるため、静かに世話をすることが大切です。
4小型昆虫を中心とした給餌
体が小さいため、ショウジョウバエや小さめのコオロギなど、口に入るサイズの昆虫を中心に与えます。カルシウムやビタミン剤をまぶすダスティングも欠かせません。昆虫だけでなく、フルーツ由来のネクター類を好む個体もいます。
5温度・湿度管理が繊細
生息地の森林環境を再現するため、適度な湿度と温度勾配の維持が求められます。乾燥しすぎると脱皮不全などの体調不良につながりやすいため、こまめな霧吹きや湿度計での確認が欠かせません。
6単独飼育が基本
オス同士は縄張り意識が強く、争いを起こしやすいため同居させません。多頭飼育を検討する場合は、オス1匹に対してメス複数の組み合わせが基本となり、レイアウトにも十分な広さと隠れ場所を確保する必要があります。
7由来の分かる個体を選ぶ
タンザニアのごく限られた森林にのみ生息し、IUCNは近絶滅種としています。野生個体群への負荷を減らす観点からも、飼育下繁殖された個体を選ぶことが望ましいとされています。
エレクトリックブルーゲッコーのよくある質問
- Q.すべての個体が鮮やかな青色になりますか?
- A.いいえ、鮮やかなターコイズブルーになるのは成熟したオスだけです。メスや幼体は褐色〜オリーブ色をしており、これは正常な姿です。
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.温度・湿度管理や給餌に専門的な知識が必要なため、上級者向けの品種とされています。爬虫類飼育の経験を積んでからの挑戦がすすめられます。
- Q.成体はどのくらいの大きさになりますか?
- A.全長7〜9cmほどの小型種です。資料によってはオスが約7.6cm、メスが6.4〜7cm程度とされています。
- Q.複数飼育やペアリングは可能ですか?
- A.オス同士は縄張り争いを起こしやすいため同居させられません。多頭飼育する場合はオス1匹にメス複数を組み合わせるのが基本です。
- Q.CITESの規制対象になりますか?
- A.エレクトリックブルーゲッコーはCITES附属書Iに掲載されています。日本では種の保存法の「国際希少野生動植物種」にあたり、販売・譲渡できるのは登録を受けた個体に限られます(登録票が個体とともに移ります)。お迎えの際は登録票があるかを必ず確認してください。
エレクトリックブルーゲッコー飼育に役立つ便利ツール
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