© Toby Hudson / CC BY-SA 3.0ヒガシウォータードラゴンの通販|ブリーダー直販
ヒガシウォータードラゴンは、オーストラリア東部の川や池のほとりに暮らす、半水生・半樹上性の大型アガマです。首から背、尾にかけて鬣のような棘状の鱗が連なり、雄では特に立派に発達します。左右に平たい尾を使って巧みに泳ぎ、驚くと迷わず水中へ飛び込む姿は水辺のトカゲらしい魅力です。性格は落ち着いており、環境に慣れると人の気配にも動じにくくなる個体が多いとされます。成体は全長約70cmに育つ大型種のため、広めのケージと水場を用意できる中級者向けの品種で、堂々とした体つきと機敏な泳ぎを楽しめます。
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ヒガシウォータードラゴンの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 15〜20年
- サイズ
- 全長約70cm(頭胴長は最大24.5cm、尾は頭胴長の約2.5倍)
- 食事
- 動物食傾向の強い雑食性。昆虫類、カエルなどの水生動物、小型の爬虫類・鳥類・哺乳類、果実
- 温度・湿度
- 水辺の高温多湿な環境を好むため、ケージ全体を保温する設備が要る。一方で自然分布域の冬は数か月にわたり夜間で摂氏4度前後、日中で摂氏16度前後まで下がり、繁殖を狙う場合はこの冬季の休眠を再現することが重要とされる。休眠に入る1週間ほど前から消化管を空にしておく。
- 飼育環境
- 全身が浸かることのできる水容器と、水面に張り出す枝を配した広いケージが要る。驚くとケージ内を走り回って吻端を潰すため、落ち着いた設置場所を選び、必要なら暗幕で外部の刺激を遮る。繁殖時の産卵箱は約90×60×60cmで、床材を30cmほど入れる。
- 餌・給餌
- 動物食傾向の強い雑食性で、昆虫類やカエルなどの水生動物のほか、小型の爬虫類・鳥類・哺乳類も捕食し、果実や液果も少量食べる。飼育下では餌昆虫を主体にマウスや魚を組み合わせ、果実を少量添える。カルシウム剤とビタミン剤をダスティングし、昼行性のためUVBを照射する。
- 性格
- 警戒心が強く、驚くと水中へ飛び込んで逃げる。幼体から飼育すると人や環境に慣れ、手から餌を食べる個体もいる。流通個体が繁殖個体のみであるためか、同属のインドシナウォータードラゴンに比べケージ内を走り回ることは少ないとされる。雄同士の同居は避ける。
- 注意点
- オーストラリアの申請によりIntellagama spp.としてCITES附属書IIIに掲載されている(2022年6月22日発効)。附属書IIIは掲載国からの輸出に輸出許可書、それ以外の国からは原産地証明が必要になる区分で、国際希少野生動植物種の登録票は不要。オーストラリアは野生動物の輸出を禁じており、正規流通個体は飼育下繁殖個体である。IUCNの評価は低懸念(LC)。成体で全長70cmに達するため、終生飼育には相応の設備が要る。
ヒガシウォータードラゴンについて
オーストラリア東部原産の半水生アガマ、ヒガシウォータードラゴン。棘状の鬣と平たい尾を持ち泳ぎが得意。成体は全長約70cmに育つ中級者向けの大型トカゲです。特徴・性格・お迎え前の注意点をまとめて解説します。
ヒガシウォータードラゴンをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1大型ケージが必須
成体は全長約70cmに育つ大型種のため、地面だけでなく高さのある登り木も置ける、広く背の高いケージが必要です。狭い環境では十分に動けず、ストレスや成長不良につながる恐れがあります。導入前に成体サイズを見越したケージを用意しましょう。
2本格的な水場を用意
半水生の性質を持ち、平たい尾を使って泳ぐことに長けているため、全身が浸かれる大きな水容器やプール状のスペースが欠かせません。水は清潔に保ち、こまめな交換やろ過を行うことが健康維持につながります。
3強いUVBライトが必要
日光浴を好む種のため、爬虫類用の強めのUVBライトとバスキングライトを設置し、しっかりとした温度・光環境を整える必要があります。紫外線量や照射距離はケージ内の体感温度も見ながら調整しましょう。
4温度と湿度の管理
温暖な水辺環境に暮らす種であるため、ケージ内には暖かい場所と涼しい場所の温度勾配を作り、適度な湿度も保つ工夫が求められます。季節や設置場所によって管理方法を見直すことも大切です。
5最初は警戒心が強い
導入直後は物音や動きに敏感で、驚くと勢いよく飛びのいたり水に飛び込んだりすることがあります。人に慣れるまで時間がかかる個体が多いため、焦らず少しずつ距離を縮めていくことが大切です。
6雑食でバランス重視
昆虫や野菜、時に小動物なども口にする雑食性で、成長段階に応じて食性の偏りが出やすい種です。栄養バランスを意識したメニューを組み、偏食にならないよう工夫することが健康維持につながります。
7脱走対策と長期計画
棘状の鬣や力強い体つきに見合う運動量があり、蓋やロックが甘いケージからは脱走のリスクがあります。成体になるまで長く付き合う生き物なので、体格の変化を見据えた飼育計画を立てておきましょう。
ヒガシウォータードラゴンのよくある質問
- Q.ヒガシウォータードラゴンは初心者でも飼えますか?
- A.中級者向けとされる種で、大型ケージや水場、UVBライトなど飼育設備を整える必要があります。爬虫類飼育の経験がある方向けの品種です。
- Q.どのくらいの大きさまで育ちますか?
- A.成体になると全長は約70cmに達します。頭胴長は最大24.5cm程度で、尾が頭胴長の約2.5倍の長さになるのが特徴です。
- Q.水に入る習性があるのは本当ですか?
- A.本当です。半水生の性質を持ち、平たい尾を使って泳ぎます。驚いたときや休息時に水中へ入る行動がよく見られます。
- Q.性格はおとなしいですか、それとも気が強いですか?
- A.落ち着いた性格とされますが、慣れるまでは警戒心が強く、驚くと素早く逃げたり水に飛び込んだりします。環境に慣れることで人の気配にも動じにくくなる個体が多いとされます。
- Q.お迎え前に用意しておくべきものは?
- A.全身が浸かれる水場、登り木のある広いケージ、UVBライトとバスキングライトなどの照明設備が必要です。成体サイズを見越して、最初から余裕のある設備を用意しておくと安心です。
ヒガシウォータードラゴン飼育に役立つ便利ツール
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