© Photographer: LA Dawson / CC BY-SA 2.5カブトニオイガメの通販|ブリーダー直販
カブトニオイガメは、アメリカ南部原産のニオイガメ属の中でも大型になる種類です。背甲の中央を走る鋭いキールが名前の由来で、無骨ながら愛嬌のある姿が魅力です。ほぼ完全な水棲でヨタヨタと歩くよりも泳ぐことを好み、水中を活発に動き回る姿は観賞していて飽きません。性格は比較的温和で人にも慣れやすく、初心者向けとされる種類のため、爬虫類の飼育を始めてみたい方の入門種としても選ばれています。丈夫で飼育下でも長く付き合えるカメです。
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カブトニオイガメの基本データ
- 飼育難易度
- 初心者向け
- 寿命
- 野生で20〜30年、飼育下では最長50年
- サイズ
- 背甲長約15cm
- 適正温度
- 24〜27℃(水温)、29〜32℃(バスキング)
- 食事
- カメ用配合飼料、コオロギなどの昆虫、小型の生き餌の魚
- 温度・湿度
- 水温は摂氏24〜27度、気温は24〜28度、バスキングスポットは29〜32度を目安にする。ドロガメ科全般では水温22〜27度、バスキング29〜34度の範囲が適するとされる。ビタミンDとカルシウムの補給を、全波長域の照明と併せて行う。
- 飼育環境
- 強く泳ぐ種のため、体長2.5cmあたり水量約38Lを目安にする。成体は背甲長10〜15cmになるので40ガロン(約150L)以上の水槽が適する。上下に泳ぐため水深も確保する。水草の多い環境に慣れているので水草や隠れ家を入れ、水を清潔に保つ強力なろ過装置を用意する。
- 餌・給餌
- 野生では動物質のみを食べる肉食性。飼育下ではカメ用配合飼料を主体に、コオロギなどの昆虫を組み合わせる。運動させたい場合は小型の生き餌の魚を与えるとよい。過給餌による肥満に注意する。
- 性格
- 臆病な種で、野生ではあまり日光浴をしない。それでも水から上がれるバスキングスポットは必ず用意する。ミシシッピアカミミガメやニシキガメ、チズガメなど他種のカメとも同居できるが、導入初期は争いが起きないか観察する。扱うときは驚かせないようゆっくり手を動かす。まれに咬むことがある。
- 注意点
- ニオイガメ属Sternotherus spp.は2022年のCoP19で附属書IIに一括掲載され、2023年2月23日に発効した。附属書IIのため国際希少野生動植物種の登録票は不要だが、国際取引には輸出国の許可書が必要である。飼育下では50年生きた例があり、長期の飼育を前提に設備を整える。
カブトニオイガメについて
カブトニオイガメはニオイガメ属最大級の水棲種。鋭いキールが特徴で初心者向け、性格や飼育環境のポイントを解説。
カブトニオイガメをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1ほぼ完全水棲の生活様式
カブトニオイガメは陸に上がることがほとんどなく、泳ぎが得意な水棲種です。水槽は陸場よりも水深を確保できるレイアウトを意識し、しっかり泳ぎ回れる広さを用意してあげましょう。
2背甲のキールに注目
背甲の中央を一本の鋭いキールが縦に走るのが最大の特徴です。成長とともに丸みを帯びることもありますが、この個性的なシルエットが名前の由来にもなっています。
3温和で扱いやすい性格
比較的温和な性格で、慣れてくると人の気配にも落ち着いて過ごせる個体が多い種類です。とはいえ野生由来の警戒心を持つ個体もいるため、最初は無理に触れ合おうとせず様子を見ることが大切です。
4成体でも扱いやすいサイズ
成体になっても背甲長は約15cmほどで、大型のカメに比べて設置スペースを確保しやすいのが利点です。ただし将来のサイズを見越して、水槽は成長後も余裕を持てる大きさを選びましょう。
5水質管理と濾過が重要
水棲性が高い分、水質の悪化が健康に直結しやすい種類です。信頼できる濾過システムを用意し、定期的な水換えと水質チェックを習慣にすることが長く健康を保つポイントになります。
6長く付き合う覚悟を
寿命は野生下で20〜30年、飼育下では最長50年に達するとされ、非常に長く付き合うことになる生き物です。お迎え前に、将来にわたって飼育環境を維持できるかをよく検討しましょう。
7お迎え前の環境準備
水槽・濾過器・ヒーター・紫外線ライトなど、必要な設備は生体が来る前に揃えて水質を安定させておくのが理想です。初心者向けとされる種類ですが、最初の環境づくりが飼育の土台になります。
カブトニオイガメのよくある質問
- Q.カブトニオイガメは初心者でも飼えますか?
- A.はい、飼育難易度は初心者向けとされています。ほぼ完全水棲で性格も比較的温和なため、基本的な水棲ガメの飼育環境を整えられれば取り組みやすい種類です。
- Q.どのくらいの大きさまで成長しますか?
- A.成体になると背甲長は約15cmほどになります。大型のカメに比べるとコンパクトですが、成長を見越した水槽サイズを最初から用意しておくと安心です。
- Q.寿命はどれくらいですか?
- A.野生では20〜30年、飼育下では最長50年生きるとされています。お迎えする際は、長期間にわたって飼育を続けられるかを考えておくことが大切です。
- Q.陸場は必要ですか?
- A.ほぼ完全な水棲種のため、大きな陸場よりも十分な水深と泳げる広さを優先したレイアウトが適しています。休憩できる浅瀬程度があれば基本的には十分です。
- Q.法規制の対象になりますか?
- A.カブトニオイガメはCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
カブトニオイガメ飼育に役立つ便利ツール
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