© H. Zell / CC BY-SA 3.0チュウゴクセマルハコガメの通販|ブリーダー直販
チュウゴクセマルハコガメは、ドーム状に盛り上がった背甲と、危険を感じるとぴたりと閉じる腹甲の蝶番が特徴的な陸棲のハコガメです。種小名は「黄色い縁のある」を意味し、甲羅の縁が黄色く縁取られる姿が名前の由来になっています。最大甲長は19.5cmとハコガメの中では手のひらに収まりやすいサイズで、物静かで落ち着いた性格の個体が多く、じっくり観察して楽しむタイプの爬虫類を探している人に向いています。適切な温湿度管理と隠れ家づくりが必要なため、中級者向けとされていますが、飼育下での長期飼育記録もあり、長い時間をかけて向き合える相棒になり得る品種です。
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チュウゴクセマルハコガメの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 飼育下の最長飼育記録は19年
- サイズ
- 最大甲長19.5cm
- 食事
- 昆虫、クモ、陸棲の貝類、ミミズ、果物、配合飼料
- 温度・湿度
- 中国では標高800〜950m、日本では標高400m以下の広葉樹林に生息する。本種に限定した飼育温度の公表値は乏しいが、森林内の湿潤な環境を好むため乾燥させず、床材の湿度を保って管理する。
- 飼育環境
- 陸棲のためテラリウムで飼育する。大型種ではないが活発でケージ内をよく汚すため、広いケージと潜れる深さの床材、浅い水容器を用意する。
- 餌・給餌
- 雑食で、昆虫、クモ、陸棲の貝類、ミミズ、果物などを食べる。餌が偏ると成長不良を起こすことがあるため、さまざまな餌をバランスよく与える。
- 性格
- 性質が荒く、他個体に噛みついたり弱った個体を捕食することもあるため、基本的に単独で飼育する。
- 注意点
- 2000年にハコガメ属単位でワシントン条約附属書IIに掲載された(現行の掲載は2023年2月23日発効)。本種には野生個体の商業取引に対する輸出割当ゼロの注記が付されている。附属書IIのため国際希少野生動植物種の登録票は不要。日本の固有亜種ヤエヤマセマルハコガメは1972年に国の天然記念物に指定されており、文化財保護法により捕獲・飼育・譲渡が制限される。流通するのは主に基亜種の飼育下繁殖個体である。
チュウゴクセマルハコガメについて
ドーム状の背甲と完全に閉じる腹甲が特徴の陸棲ハコガメ。最大甲長19.5cm、中級者向けの飼育難易度で長く付き合える品種です。
チュウゴクセマルハコガメをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1完全に閉じる腹甲
チュウゴクセマルハコガメ最大の特徴は、危険を感じたときに腹甲の蝶番部分が動いて甲羅をぴたりと閉じられることです。臆病な性格の個体では、物音や急な動きに驚いてすぐに閉じこもってしまうこともあるため、落ち着いた環境作りが大切です。
2陸棲寄りの飼育環境
本種は水棲ガメと違い陸棲寄りの生活をするため、浅い水入れと湿らせた床材を組み合わせたケージレイアウトが基本になります。乾燥しすぎると甲羅や皮膚のトラブルにつながりやすいため、湿度管理は日々のチェックが欠かせません。
3隠れ家と物陰の確保
臆病で警戒心の強い個体が多いため、身を隠せるシェルターや落ち葉・ミズゴケなどの物陰を複数用意すると落ち着いて過ごしやすくなります。隠れ場所が少ないとストレスで拒食気味になることもあります。
4温度・湿度の管理
陸棲のハコガメは温度と湿度の両方を適切な範囲に保つ必要があり、ケージ内に温度勾配を作ってホットスポットと逃げ場を両立させることが基本です。管理項目が水棲種より多いため、中級者向けとされています。
5雑食性で幅広い食性
チュウゴクセマルハコガメは雑食性で、昆虫などの動物質と野菜・果物などの植物質をバランスよく与えることが望ましいとされています。同じ餌ばかりに偏らないよう、メニューを工夫して与えると良い状態を保ちやすくなります。
6長期飼育を見据えた心構え
飼育下での最長飼育記録は19年に達しており、迎える際は数年単位ではなく長い年月を共にする前提で環境や生活スタイルを考えておく必要があります。旅行や引っ越しの際の預け先なども事前に検討しておくと安心です。
7健康チェックの習慣化
甲羅の状態や食欲、活動量を日々観察し、甲羅の柔らかさや変色、食べ残しの増加などいつもと違う様子に早めに気づけるようにしておくことが、長く健康に飼育する上で役立ちます。異常を感じたら早めに爬虫類対応の動物病院へ相談しましょう。
チュウゴクセマルハコガメのよくある質問
- Q.チュウゴクセマルハコガメは初心者でも飼えますか?
- A.飼育難易度は中級者向けとされています。温度・湿度管理や隠れ家づくりなど陸棲ハコガメ特有の環境管理が必要になるため、爬虫類飼育の経験がある方に向いています。
- Q.どのくらいの大きさまで成長しますか?
- A.最大甲長は約19.5cmです。ハコガメの中では比較的コンパクトなサイズにまとまります。
- Q.どのくらい長生きしますか?
- A.飼育下での最長飼育記録は19年です。迎える際は長期的な飼育計画を立てておくことが大切です。
- Q.CITESの規制対象になりますか?
- A.チュウゴクセマルハコガメはCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
- Q.水入れは大きな水槽のように用意すべきですか?
- A.本種は陸棲寄りの生活をするため、大きな水場ではなく浅い水入れと湿らせた床材の組み合わせが基本になります。乾燥を防ぐ湿度管理の方がより重要です。
チュウゴクセマルハコガメ飼育に役立つ便利ツール
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