© Totti / CC BY-SA 4.0オオアタマガメの通販|ブリーダー直販
オオアタマガメはその名の通り、甲羅と同じくらい分厚く大きな頭部が最大の特徴のカメです。頭が大きすぎて甲羅の中に引っ込めることができず、代わりに硬い頭部そのものが防御の役割を果たします。尾も甲長と同じかそれ以上に長く伸び、渓流の岩場を歩き回るのに役立っています。夜行性で、昼間は物陰に隠れてじっとしていることが多く、夜になると活発に動き回ります。見た目の迫力と独特な生態から根強い人気がありますが、飼育には相応の知識と経験が求められる上級者向けの種です。
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オオアタマガメの基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 寿命
- 飼育下の最長飼育記録は27年
- サイズ
- 最大甲長21.5cm(オスのほうが大型)
- 食事
- 昆虫、甲殻類、貝類、魚類、両生類の幼生、配合飼料
- 温度・湿度
- やや高温に弱く、水温の高い環境では餌を食べなくなったり状態を崩すことが多い。丘陵や低山地の渓流に生息する種であることを踏まえ、水温を上げすぎないよう管理する。
- 飼育環境
- 浅く冷涼な流水を好むため、水深を浅く取り強い濾過で水を動かす。水質の悪化に弱く、高い頻度で水道水による水替えを行うと真菌性の皮膚病にかかることがある。四肢と尾を使って立体的によじ登るため、蓋を確実に固定して脱走を防ぐ。
- 餌・給餌
- 動物食で、昆虫、甲殻類、貝類、魚類、両生類の幼生などを食べる。飼育下では配合飼料や乾燥飼料に餌付く個体もいる。
- 性格
- 気が荒く、大型で鉤状に尖った嘴で強く噛みつく。頭部を引っ込められないため無理な保定は危険で、取り扱いには十分な注意が必要。単独飼育が基本。
- 注意点
- 2013年6月12日発効でオオアタマガメ科全種がワシントン条約附属書Iに掲載された。本種は国際希少野生動植物種にあたり、譲渡し等には個体ごとの登録票が必要となる。動物の愛護及び管理に関する法律施行令別表の特定動物にも、特定外来生物にも該当しない。生息地の破壊と食用・薬用・ペット用の乱獲により生息数は激減している。
オオアタマガメについて
分厚く大きな頭部と長い尾を持つ渓流性の夜行性ガメ、オオアタマガメの生態・特徴・飼育のポイントを紹介。頭を甲羅に引っ込められない珍しい体のつくりが魅力の上級者向け種です。
オオアタマガメをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1頭を甲羅にしまえない
オオアタマガメは頭部が甲羅の厚みに匹敵するほど大きく、危険を感じても頭を甲羅の中に引っ込めることができません。そのため頑丈な頭部そのもので身を守る独特な生態を持ち、飼育環境では頭部をぶつけやすい角ばったレイアウトを避ける配慮が必要です。
2渓流を模した飼育環境
野生では山間の渓流に生息するため、水槽内にも流れのある水場と、上陸して休める陸場や岩場を用意することが望まれます。爪が発達しており岩場をよじ登る習性があるため、レイアウトには安定した足場を意識すると良いでしょう。
3冷涼な水温管理が必須
渓流に暮らす種であるため、熱帯魚用ヒーターで加温するような高水温には適さず、季節に応じた水温管理が欠かせません。水質・水温の変化に敏感な面があり、日々のこまめな確認が求められます。
4高い脱走・よじ登り能力
指の力が強く岩場や網をよじ登るのが得意なため、飼育下では蓋や高さのある壁で脱走を防ぐ工夫が欠かせません。想像以上に活発に動き回るため、飼育スペースには十分な高さと脱走対策を用意しましょう。
5気性が荒く咬む力が強い
大きく発達した頭部と顎を持ち、驚いたり刺激を受けたりすると強く咬みつくことがあります。基本的には単独飼育が向いており、複数飼育や無防備な素手でのハンドリングは避けたほうが安全です。
6夜行性で昼間は物陰に
夜行性の性質が強く、日中は物陰や物の下でじっとして休んでいることが多い種です。シェルターとなる隠れ家を用意してあげると、昼間も落ち着いて過ごしやすくなります。
7長期飼育を前提にした心構え
飼育下での最長記録は27年に達するとされ、迎える際には長期にわたり世話を続ける心づもりが必要です。上級者向けとされる種のため、事前に生態や飼育方法についてしっかり情報収集してから迎えることをおすすめします。
オオアタマガメのよくある質問
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.オオアタマガメは上級者向けとされる種で、初めて爬虫類を飼う方にはあまり向きません。渓流に近い水質・水温管理や、頭を守るレイアウトの工夫など、経験を踏まえた飼育知識が求められます。
- Q.なぜ頭を甲羅に引っ込められないのですか?
- A.頭部が甲羅の厚みと同じくらい大きく、甲羅もやや扁平な形をしているため、物理的に頭を甲羅の中へ収めることができません。その代わりに硬い頭部自体が身を守る役割を果たしています。
- Q.他のカメと一緒に飼えますか?
- A.気性が荒く咬みつくことがあるため、基本的には単独飼育が向いています。複数飼育を検討する場合は、咬み合いやストレスが起きないか十分注意して様子を見る必要があります。
- Q.どのくらいの大きさに育ちますか?
- A.甲長は最大で21.5cmほどになり、一般的にオスのほうがメスより大きく育つ傾向があります。頭部と尾も体に対して大きいため、見た目以上に飼育スペースが必要になることがあります。
- Q.どのくらいの期間飼育できますか?
- A.飼育下での最長飼育記録は27年に達しており、長期間にわたって付き合っていく生き物です。迎える際は、その先何年も世話を続けられるかをよく考えておくことが大切です。
オオアタマガメ飼育に役立つ便利ツール
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