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ハラビロカマキリ© harum.koh from Kobe city, Japan / CC BY-SA 2.0

ハラビロカマキリの通販|ブリーダー直販

ハラビロカマキリは、幅広くずんぐりとした腹部と、前脚に並ぶ白黄色の小さなイボ、前翅の白い紋様が特徴の中大型カマキリです。緑色の個体が多く見られますが、褐色型が出現することもあり、色合いの違いを楽しめるのも魅力のひとつです。樹上性が強く、木の枝や葉の上でじっと獲物を待ち構える姿は迫力があります。気性は荒く威嚇のポーズを見せることも多い一方、そうした野性味あふれる性格こそがカマキリ飼育の醍醐味ともいえます。孵化直後の幼虫は非常に小さく餌やりに工夫が必要なため、飼育難易度はやや高めですが、その分お迎えから育て上げたときの達成感は大きい昆虫です。

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ハラビロカマキリの基本データ

飼育難易度
中級者向け
寿命
一年一化。本土では成虫が8月下旬〜12月上旬、南西諸島では年中見られる
サイズ
オス45〜65mm、メス52〜71mm
適正温度
20〜25℃(適応範囲は15〜30℃程度)
食事
生きた昆虫(コオロギ・セミ・チョウなど。初齢幼虫はキイロショウジョウバエ・アブラムシ)
温度・湿度
適温は20〜25℃で、適応範囲は15〜30℃程度、30℃が上限と考える。体が太い分だけ他の国産カマキリより湿度を要するとされ、孵化期や脱皮前は卵鞘やケースにこまめに霧吹きする。
繁殖・産卵
秋に交尾し、メスは木の幹や家の壁・ブロック塀に楕円形で色が濃くツヤのある卵鞘を産む。採った卵鞘は棒に留めて屋外か寒い部屋で保管し、孵化期が近づいたら日に当てて適度に加湿する。加湿不足は孵化不全の原因になる。
混泳・相性
肉食で共食いするため個別食育が基本。日本のカマキリで最もよく威嚇し、動きも速いのでケースを開ける際は逃走に注意する。
寿命・飼育期間
一年一化で卵で越冬し、本土では成虫が8月下旬〜12月上旬に見られる。南西諸島では年中成虫が見られ、本土より大型になる。
健康・注意点
初齢幼虫が特に小さく、孵化直後から3齢頃まではトリニドショウジョウバエでも大きすぎることがあり、より小さいキイロショウジョウバエを用意すると良い。脱皮不全やハリガネムシの寄生、卵鞘に産卵する寄生蜂にも注意する。外来種のムネアカハラビロカマキリ(Hierodula chinensis)とは前脚基節の突起で見分けられる。また英名 Giant Asian Mantis は別種 Hierodula membranacea に使われることが多いため、その名で公開されている飼育温度や体長の数値を本種にそのまま当てはめない。
特徴カマキリ国産種樹上性卵鞘流通

ハラビロカマキリについて

腹部が幅広くずんぐりした中大型カマキリ、ハラビロカマキリ。樹上性が強く、前翅の白い紋様と前脚の白黄色のイボが見分けのポイント。気性は荒く、飼育は中級者向けです。

ハラビロカマキリをお迎えする前に知っておきたい7つのこと

  1. 1樹上性の強い性質

    ハラビロカマキリは木の上で暮らすことが多い樹上性の強い種です。ケージ内には登り止まり木や葉付きの枝を立てて、体高より高い空間を確保しましょう。脱皮の際にも十分な高さが必要になります。

  2. 2緑色型と褐色型

    個体の多くは緑色ですが、褐色型が出現することもあります。どちらの体色も特徴的な模様を持ち、育てる個体によって違った魅力を楽しめます。

  3. 3好戦的で威嚇しやすい性格

    気性が荒く、刺激を与えると前脚を広げて威嚇のポーズを取ることがあります。素手で不用意に触れると挟まれることがあるため、扱う際は落ち着いて優しく接しましょう。

  4. 4孵化直後は非常に小さい

    幼虫、特に孵化直後の初齢幼虫は体がとても小さく、餌となる小型の虫のサイズ選びや与え方に工夫が必要です。この時期の管理が飼育のカギとなり、難易度がやや高めとされる理由です。

  5. 5見分けのポイント

    前翅にある白い紋様と、前脚に並ぶ白黄色の小さなイボが、ハラビロカマキリを見分ける際の目印になります。幅広くずんぐりとした腹部も特徴的な体形のひとつです。

  6. 6成虫が見られる時期

    一年一化で、本土では成虫が8月下旬から12月上旬ごろに見られます。南西諸島では気候の違いにより、年間を通して成虫の姿を確認できることがあります。

  7. 7お迎え前に準備したい環境

    登り木や足場になる枝、霧吹きによる適度な湿度管理など、樹上性に合わせた飼育環境をあらかじめ整えておくとスムーズに迎え入れられます。単独飼育が基本で、共食いを避けるため複数飼育のケージ分けも意識しましょう。

ハラビロカマキリのよくある質問

Q.初心者でも飼育できますか?
A.ハラビロカマキリは中級者向けとされる種です。孵化直後の幼虫が非常に小さく餌の管理に工夫が必要なため、カマキリ飼育に慣れてから挑戦するのがおすすめです。
Q.寿命はどのくらいですか?
A.一年一化で、成虫として過ごせる期間には季節性があります。本土では成虫が8月下旬から12月上旬ごろまで見られ、南西諸島では年中成虫が見られることもあります。
Q.成虫の大きさはどれくらいですか?
A.オスは45〜65mm、メスは52〜71mmほどに成長します。メスの方がひとまわり大きく、体つきもよりずんぐりとした印象になります。
Q.性格は荒いですか?扱う際の注意点は?
A.好戦的で威嚇のポーズを見せやすい性格です。前脚で挟まれることがあるため、触れる際は落ち着いてゆっくり接し、驚かせないようにしましょう。
Q.何を餌に与えればいいですか?
A.幼虫の時期は体格に合った小さな昆虫、成虫になったら体格に見合った大きさの昆虫を与えるのが基本です。ハラビロカマキリは樹上性が強いため、木の枝や葉の上に虫を置くなど自然な捕食行動を引き出す工夫をすると良いでしょう。

ハラビロカマキリ飼育に役立つ便利ツール

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