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ヒメカマキリ© Yasunori Koide / CC BY-SA 4.0

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ヒメカマキリは、本州・四国・九州の林内や林縁に生息する小型のカマキリです。ハナカマキリ科に属し、体長は3cm前後とカマキリの中でも小柄な部類に入ります。最大の特徴は、危険を感じると体を硬直させてじっと動かなくなる「擬死」の習性で、外敵から身を守る際に見せるこの行動は観察していて飽きません。成虫は9〜12月に出現する一年一化のサイクルを持ち、季節の移ろいとともに成長過程を追いかけられるのも魅力です。よく似たサツマヒメカマキリとは成虫の出現時期で見分けられます。体が小さいぶん繊細な世話が求められ、中級者向けの品種とされています。

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ヒメカマキリの基本データ

飼育難易度
中級者向け
寿命
一年一化。成虫は9〜12月に出現
サイズ
オス25〜32mm、メス25〜31mm
適正温度
20〜25℃(適応範囲は15〜30℃程度)
食事
生きた昆虫(小型のコオロギ・ハエなど。初齢幼虫はキイロショウジョウバエやアブラムシ)
温度・湿度
適温は20〜25℃で、適応範囲は15〜30℃程度。霧吹きで水をかけるか浅い皿に水を入れておく。小型種なのでケースには湿らせたティッシュを入れ、霧吹きは水滴が大きくならない程度にする。
繁殖・産卵
卵鞘は四角い形で、石や木のくぼみなどに産みつけられる。採ってきた卵鞘は木工用ボンドで棒に留め、容器に入れて屋外か寒い部屋で保管する。暖かい部屋に置くと冬の間に孵化してしまう。乾きすぎないよう湿らせたティッシュを入れる。
混泳・相性
カマキリ全般と同じく共食いするため個別飼育が基本。ケースは縦置きにして足場の枝を入れる。小型で隙間から逃げやすいので、ケースと蓋の間に布をはさんでおく。
寿命・飼育期間
一年一化で卵鞘のまま越冬し、成虫は9月から12月に見られる。よく似たサツマヒメカマキリは5月から7月に成虫が出るため、出現期で区別できる。
健康・注意点
成虫でも3cm前後と小さいため、餌も体の3分の1程度の小さな昆虫を用意する。1〜2齢の間はキイロショウジョウバエやアブラムシを与える。ハリガネムシの寄生が知られる。危険を感じると擬死するので、動かなくなっても死んだと決めつけない。
特徴カマキリ国産種小型種ハナカマキリ科擬死

ヒメカマキリについて

ヒメカマキリは本州・四国・九州の林縁にすむ体長3cm前後の小型カマキリ。危険が迫ると擬死する習性が特徴で、成虫は9〜12月に出現します。中級者向けの飼育難易度です。

ヒメカマキリをお迎えする前に知っておきたい7つのこと

  1. 1擬死という護身術

    危険を感じると体を硬直させてじっと動かなくなる「擬死」がヒメカマキリ最大の特徴です。驚かせても本当に弱っているわけではないので、そっと見守りましょう。

  2. 2体長3cm前後の小柄な種

    成虫でもオス25〜32mm、メス25〜31mmとカマキリの中では小柄です。繊細な体つきのぶん、扱いには注意が必要です。

  3. 3一年一化のライフサイクル

    年に一世代のみ発生し、成虫は9〜12月に出現します。季節ごとの成長を観察できるのも魅力の一つです。

  4. 4サツマヒメカマキリとの違い

    姿がよく似たサツマヒメカマキリとは、成虫の出現時期で見分けられます。お迎え時は名称・出現時期の記載を確認しましょう。

  5. 5林内・林縁を好む生息環境

    本州・四国・九州の林内や林縁に生息する種で、飼育環境も風通しと適度な湿度を意識した設計が向いています。

  6. 6中級者向けの飼育難易度

    体が小さく繊細なため、初めての昆虫飼育よりは、ある程度の飼育経験がある方向けとされています。事前に基本的な飼育知識を確認しておくと安心です。

  7. 7お迎え前の環境準備

    迎える前に飼育ケースや足場となる枝など、体格に合った環境を整えておくとスムーズです。擬死中は無理に触れず、自然に動き出すのを待ちましょう。

ヒメカマキリのよくある質問

Q.ヒメカマキリはどのくらいの大きさになりますか?
A.成虫のサイズはオス25〜32mm、メス25〜31mmで、体長は3cm前後です。カマキリの中では小柄な部類に入ります。
Q.擬死とはどのような行動ですか?
A.危険を感じた際に体を硬直させてじっと動かなくなる行動です。外敵の注意をそらすための自然な防御反応とされています。
Q.成虫はいつ頃見られますか?
A.一年一化で、成虫は9〜12月に出現します。それ以外の時期は幼虫の姿で過ごします。
Q.サツマヒメカマキリとの見分け方は?
A.姿はよく似ていますが、成虫の出現時期の違いで区別されます。お迎え時は品種名の表記を確認するとよいでしょう。
Q.初心者でも飼育できますか?
A.体が小さく繊細なため中級者向けとされています。昆虫飼育の基本を経験してからのお迎えがおすすめです。

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