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ナナフシモドキ

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ナナフシモドキは、本州から九州にかけて広く分布する、日本で最もよく知られたナナフシの仲間です。木の枝にそっくりな細長い体で周囲に溶け込み、動きもゆっくりとした穏やかな昆虫です。最大の特徴は繁殖方法で、オスが見つかることは非常に稀なため、通常はメスだけで卵を産んで増える単為生殖でふえていきます。よく似たエダナナフシとは、触角の短さで見分けることができます。飼育難易度は初心者向けとされており、じっくりと観察を楽しみたい方に向いた昆虫です。

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ナナフシモドキの基本データ

飼育難易度
初心者向け
寿命
メス成虫4〜6ヶ月 / オス成虫3〜4ヶ月
サイズ
オス57〜62mm(記録は数例のみ)、メス74〜100mm
食事
サクラ、コナラ、カシなど広葉樹の葉
温度・湿度
本州から九州の平地から低山地に広く分布する種なので、屋内では日本の季節変化に沿った温度で飼える。飼育容器は葉に付いた水滴を舐められる程度に霧吹きで湿らせる。
繁殖・産卵
単為生殖で殖えるため、メス1匹で累代できる。メスは産卵管または腹部を動かして卵を地面に落とすほか、植物の葉腋に置く、土に埋める、茎や葉に貼り付けるなどの方法をとる。1匹のメスが100〜1,200個の卵を産むとされる。卵は硬い殻に覆われて植物の種子に似ており、孵化までは13日から70日以上、平均20〜30日。温帯の種は冬の間に休眠状態に入り、春に孵化する。
混泳・相性
おとなしく、同種であれば複数を同じ容器で飼える。ただし脱皮の際に他個体に触れられると失敗しやすいので、容器には十分な高さと足場を用意する。脚は自切することがあり、若齢のうちなら脱皮のたびに再生するが、終齢幼虫や成虫での自切は再生しない。
寿命・飼育期間
ナナフシ類では、ほとんどの種が数か月で5〜6回の脱皮を経て成虫になり、寿命は種によって数か月から最大3年とされる。温帯の種は卵で越冬する。
健康・注意点
エダナナフシと混同されやすいので、触角の長さで確認する。日本の在来種で、特定外来生物にも CITES にも該当しないが、採集した地域以外へ逃がさないこと。卵は植物の種子に似ているため、飼育容器の底材を捨てる際は卵が混じっていないか確かめる。
特徴ナナフシ日本在来種単為生殖入門種

ナナフシモドキについて

本州から九州に分布する日本で最もよく知られたナナフシ。メスは単為生殖で殖え、触角の短さがエダナナフシとの見分け方。初心者向けの飼育難易度で、静かに観察を楽しめる昆虫です。

ナナフシモドキをお迎えする前に知っておきたい7つのこと

  1. 1飼育環境づくり

    登り木となる枝葉を入れた、通気性の良いケースで飼育します。乾燥しすぎないよう、定期的な霧吹きで湿度を保つとよいでしょう。動きが少ないため広いスペースは必須ではありませんが、脱皮のためにある程度の高さは確保してください。

  2. 2エサとなる葉

    野生では様々な植物の葉を食べて育ちます。飼育下では新鮮な葉を切らさないように用意し、しおれた葉はこまめに交換することが健康維持のポイントです。

  3. 3オス不在でも殖える

    オスが見つかることは非常に稀で、通常はメスのみで卵を産み殖える単為生殖で世代をつないでいます。ペアリングを気にせず飼育できるのはこの種ならではの特徴です。

  4. 4エダナナフシとの違い

    姿がよく似たエダナナフシとは、触角の短さで見分けることができます。購入時や飼育中に見た目で混同しやすいので、この特徴を覚えておくと安心です。

  5. 5脱皮を見守る

    成長の過程で複数回の脱皮を繰り返します。脱皮の前後は動きが鈍くなったり体色が変化したりすることがあるため、無理に触れずそっと見守りましょう。

  6. 6刺激に弱い性格

    動きが少なく穏やかな性格ですが、驚くと体を硬直させたり脚を自切したりすることがあります。観察は静かな環境で、できるだけ振動や刺激を与えないようにしましょう。

  7. 7お迎え前の準備

    お迎え前に、通気性のあるケースと新鮮な食草を安定して用意できる環境を整えておきましょう。身近で食草となる葉を継続的に採取できるかを事前に確認しておくと安心です。

ナナフシモドキのよくある質問

Q.オスはいないのですか?
A.オスは非常に稀にしか見つからず、通常はメスのみで卵を産む単為生殖で殖えます。ペアを揃える必要がなく、メス1匹からでも繁殖が期待できます。
Q.エダナナフシとの見分け方は?
A.姿はよく似ていますが、触角の短さで区別できます。購入時に迷ったら、触角の長さを確認するとよいでしょう。
Q.初心者でも飼育できますか?
A.はい、飼育難易度は初心者向けとされています。エサとなる葉の確保と適度な湿度管理さえできれば、無理なく飼育を始められます。
Q.どれくらいの大きさになりますか?
A.成体のサイズはメスで74〜100mmほどになります。オスは非常に稀ですが57〜62mmという記録があり、見つかる例はごく少数です。
Q.脱皮中に気をつけることはありますか?
A.脱皮の前後は体が不安定になりやすいので、ケースを揺らしたり触れたりしないようにしましょう。とまり木となる枝を複数用意しておくと、脱皮の足場になり安心です。

ナナフシモドキ飼育に役立つ便利ツール

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