
世界最大のクワガタムシ。最大120mmの大顎は圧倒的。フローレス島産が最大型で人気。寿命は成虫6〜12ヶ月、幼虫8〜12ヶ月。昆虫ゼリー(成虫)、発酵マット(幼虫)。
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ギラファノコギリクワガタ(学名:Prosopocoilus giraffa)は、インドネシア・フィリピンをはじめとする東南アジア各島に分布する世界最大のクワガタムシです。なかでもインドネシアのフローレス島産の個体は特に大型で、大顎が全体の半分以上を占めることもある驚異的なプロポーションを誇ります。名前の由来はキリン(Giraffe)に見立てた長大な顎にあり、その存在感は昆虫界随一です。性格は比較的おとなしく、ハンドリング(手に乗せること)自体は可能ですが、大顎の力は強いため取り扱いには慎重さが求められます。飼育の魅力は、何といっても圧倒的なビジュアルと、繁殖まで挑戦できる奥深さにあります。幼虫から成虫へと育て上げる過程では、日々の成長に発見の喜びがあり、大型個体を羽化させたときの達成感はひとしおです。
1産地で大きさが違う
フローレス島産が最大型として知られ、次いでパラワン島産が人気です。産地によって体長・大顎の形・体色に差があるため、購入時は産地情報を必ず確認しましょう。
2成虫の寿命は短め
成虫の寿命はおよそ6〜12ヶ月と短く、幼虫期間(8〜12ヶ月)の方が長い場合もあります。羽化後すぐに活動させず、後食(こうしょく)開始まで静かに管理することが長生きのポイントです。
3大型ケースが必須
体が大きいため、最低でも60cm程度のコンテナや衣装ケースが推奨されます。狭いケースではストレスがかかり、大顎で脱走を試みることもあるため、蓋のロックもしっかり確認しましょう。
4気性は個体差あり
オスは大顎が大きいため挟まれると痛みを伴う場合があります。ハンドリング時は背後からそっと持ち上げるのが基本です。メスは比較的おとなしめですが、驚かせると足のトゲで引っかかれることがあります。
5幼虫は発酵マットで育てる
幼虫の飼育には粒子の細かい二次発酵マットが適しており、菌糸ビンよりマット飼育が一般的です。マットの劣化や乾燥に注意しながら2〜3ヶ月ごとに交換するとよい成長が期待できます。
6適温は25℃前後
熱帯性の昆虫のため、通年20〜28℃の管理が理想です。日本の冬は室温が下がりすぎると活動が鈍り、極端な低温は死亡リスクになるため、冬季はパネルヒーターや断熱材での保温を検討してください。
7エサはゼリーが基本
成虫の主食は高タンパク・高糖質の昆虫用ゼリーです。産卵・羽化直後の体力回復期にはプロテイン比率の高いゼリーが有効とされています。フルーツは腐りやすくコバエの原因になるため、ゼリーを中心に管理するのが清潔で管理しやすいです。
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飼育難易度・寿命・体長・食性などの基礎データを掲載。