© Monod L, Duperre N, Harms D (2019) An annotated catalogue of the scorpion types (Arachnida, Scorpiones) held in the Zoological Museum Hamburg. Part I. Evolutionary Systematics 3(2): 109-200. / CC BY 4.0ディクテータースコーピオンの通販|ブリーダー直販
ディクテータースコーピオンは、中央アフリカ西部の熱帯林に生息する、黒く艶やかな体色が印象的な大型サソリです。ダイオウサソリに近い仲間で、太く発達した触肢のハサミで獲物をしっかり挟み込んで捕らえる姿には迫力があります。毒性自体は強くありませんが、力強いハサミを持つため取り扱いには注意が必要です。夜行性で昼間はシェルターや床材の中で静かに過ごし、夜になると動き出すため、じっくり観察を楽しみたい方に向いています。湿度管理など飼育にはある程度の経験が求められ、上級者向けの品種とされています。
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ディクテータースコーピオンの基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 寿命
- 6〜9年
- サイズ
- 全長12〜20cm(Pandinus 属全般の値。本種単独の計測値は確認できず)
- 適正温度
- 室温〜30℃(温度勾配をつける)
- 適正湿度
- 80%以上
- 食事
- コオロギなどの生きた昆虫
- 温度・湿度
- Heterometrus 属と Pandinus 属は飼育要件がほぼ同じとされ、ホット側30℃前後・反対側は室温の勾配、湿度80%以上が目安。本種単独の飼育値の一次情報は確認できなかった。
- 飼育環境
- 柔らかいローム質の土壌を好む種群なので、潜れる深さの床材を敷く。隠れ家と溺れない浅い水入れを用意し、ヒーターは側面に貼る。
- 餌・給餌
- コオロギなどの生き餌を週に1回、1個体あたり1〜2匹与える。翌日までに食べ残した餌は取り除く。
- 性格・毒性
- 同科の毒は弱く、症状はハチ刺傷に近い局所の痛みが中心で死亡例は知られていない。ただしダイオウサソリ以外の種の防御行動は詳しく調べられていない。
- 注意点
- ワシントン条約附属書IIに掲載されており、国際取引には輸出国の許可書が必要。入手時は合法的な輸入の証明を確認する。
ディクテータースコーピオンについて
中央アフリカ西部原産の黒い大型サソリ、ディクテータースコーピオンの特徴・性格・飼育のポイントを解説。太く発達したハサミが魅力の上級者向け品種です。
ディクテータースコーピオンをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1上級者向けの品種
ディクテータースコーピオンは飼育難易度が高く、湿度や温度の管理に経験が求められます。初めてサソリを飼う方より、すでに飼育経験のある方に向いた品種です。
2力強いハサミに注意
太く発達した触肢のハサミで、強く挟み込む力を持っています。毒性は強くありませんが、ハサミによる負傷を避けるため、素手での直接的な取り扱いは控えめにしましょう。
3夜行性で物陰を好む
昼間はシェルターや床材の中に隠れて過ごし、夜になると活動を始めます。日中に姿が見えなくても健康上の問題とは限りません。
4大型でダイオウサソリに近縁
近縁のダイオウサソリを含む同じ仲間では、全長12〜20cmほどに成長する個体が多く見られます。黒くつやのある体色と、太く発達したハサミとのコントラストが観察時の見どころです。
5湿度管理がカギ
生息地の熱帯林に近い、やや高めの湿度環境を好みます。床材の乾燥・過湿のどちらも体調不良につながるため、こまめな管理が必要です。
6隠れ家を用意する
シェルターや厚めの床材など、身を隠せる場所を用意してあげましょう。落ち着ける環境があることで、ストレスの少ない飼育につながります。
7単独飼育が基本
サソリは縄張り意識が強く、共食いのリスクがあるため、1匹ずつ個別に飼育するのが基本です。複数を迎える場合もケースは分けましょう。
ディクテータースコーピオンのよくある質問
- Q.ディクテータースコーピオンは危険ですか?
- A.毒性は強くありませんが、ハサミの力が強いため挟まれると痛みを伴うことがあります。取り扱いの際は手袋の使用など慎重な対応をおすすめします。
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.飼育難易度は上級者向けとされています。湿度や温度管理に慣れていない場合は、まず飼育経験を積んでから迎えることをおすすめします。
- Q.昼間は姿が見えませんが大丈夫ですか?
- A.夜行性のため、昼間はシェルターや床材の中に隠れて過ごすのが普通です。夜間に活動する姿を観察できます。
- Q.他の個体と一緒に飼えますか?
- A.縄張り意識が強く共食いのリスクがあるため、基本的には単独飼育が推奨されます。複数飼育する場合はケースを分けましょう。
- Q.CITESなどの輸入規制の対象になりますか?
- A.ディクテータースコーピオンはCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
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