奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
283品種を表示 / 283品種中(1–24)
© Pawel W. / CC BY-SA 3.0アイボリーオーナメンタル
Poecilotheria subfusca
スリランカ固有の樹上性タランチュラ。暗色の大きな腹部に3つの黒斑がつながる模様が入り、クリーム色の鋏角と膝で見分けられる。高地型と低地型が知られ、動きが極めて速い。
© Gary Leavens / CC BY-SA 2.0アイボリーヤスデ
Chicobolus spinigerus
アメリカ南東部原産で、暗色の体に各節のクリーム色(象牙色)のリングが並ぶ落ち着いた美種。丈夫で温和、初心者にも飼いやすいヤスデ。
© Gaison64 / CC BY-SA 4.0アオズムカデ
Scolopendra japonica
日本に分布するムカデで、青みを帯びた頭部から名付けられた。トビズムカデよりやや小型。素早く防御的で、咬傷は強い痛みを伴う。
© Kronmüller C, Lewis JGE (2015) / CC BY 4.0アカズムカデ
Scolopendra multidens
中国南部・東南アジアに分布する大型のオオムカデ。暗赤色の頭部に茶褐〜緑褐色の胴、黄〜赤の脚をもつ。頭の赤いトビズムカデと混同されやすいが別種で、より大型になる。
© mistic / CC BY-SA 3.0アジアンフォーン
Chilobrachys huahini
タイ固有の地上性オオツチグモ。全身が明るい褐色で、頭胸部は体よりもやや淡く暗色の条が入る。大量の巣網を張って短期間でケージ全体を覆う。動きが速く防御的で、毒も強いとされる。
© Richard Fuller / CC0アジアンフォレストスコーピオン
Heterometrus spinifer
東南アジアの熱帯林に生息する大型の黒いサソリ。毒性は弱くハチ刺し程度だが防御的で挟む力が強い。高い湿度を好み、入門種として人気が高い。
© Hectonichus / CC BY-SA 3.0アジアンブラックフォレストスコーピオン
Heterometrus longimanus
全身が一様な黒色をした東南アジア産の大型サソリ。胎生で子を産み、飼育下では複数個体をまとめて維持できるとされる。
© George Chernilevsky / Public domainアフリカオオヤスデ
Archispirostreptus gigas
世界最大級のヤスデ。体長30cm以上、多数の脚で緩やかに移動する姿が特徴。咬む毒や刺す毒はなく温厚で、触れる奇虫として人気。腐植質を食べるデトリタス食。
© Christopher Borges / CC BY-SA 4.0アマゾニアンジャイアントセンチピード
Scolopendra viridicornis
南米産の大型種で、緑がかった脚や触角が美しい。体長20cm近くに達し、動きが速く防御的。咬傷は強い痛みを伴うため上級者向け。
© Celso Henrique Varela Rios / CC BY 4.0アマゾンサファイアピンクトゥ
Ybyrapora diversipes
ブラジル大西洋岸森林に分布する小型の樹上性タランチュラ。幼体は腹部中央に縁のぎざついた赤い斑と黒い縞をもち、成熟すると模様が薄れる。2017年に Avicularia 属から分離された。
© Mmsmr / CC0アマミサソリモドキ
Typopeltis stimpsonii
九州南部から奄美群島に分布し、日本本土に分布する唯一のサソリモドキ。体長約4cmで全身ほぼ黒、歩脚と鞭状の尾節が赤みを帯びる。刺激すると肛門腺から強い酢酸臭の液を噴射する。
© Emperor.Mothman / CC BY 4.0アメリカンジャイアントヤスデ
Narceus americanus
北米東部に広く分布する大型ヤスデ。茶褐色の体に各節の赤いリングが映える定番種で、丈夫で長寿。落ち葉と腐朽材を食べる温和な分解者として初心者にも飼いやすい。
© Snake collector / CC BY 2.0アリゾナブロンド
Aphonopelma chalcodes
淡い金髪色の毛をまとう北米砂漠原産の地表棲種。非常に温厚で乾燥に強く長寿だが、成長が極めて遅いことで知られます。
© DinaKuzia / CC BY-SA 4.0アルマジロオフィシナリス
Armadillo officinalis
地中海沿岸に分布するアルマジロ科のダンゴムシ。青みを帯びた艶消しの灰色に各節の縁が白く、刺激を受けると完全な球になる。摩擦音を出す珍しい性質を持ち、丈夫で繁殖も容易。
© Graphicos / CC BY-SA 3.0アンティルピンクトゥ
Caribena versicolor
幼体は青、成体は緑・赤・紫が混じる虹色に変化する樹上棲の美種。マルティニーク島原産で、通気と湿度の両立がやや難しい中級向けです。

アンバーダッキーダンゴムシ
Cubaris sp. "Amber Ducky"
蜂蜜色から金、橙へと続く暖色の体をもつ未記載のダンゴムシ。後方の体節ほど色が濃くなる。Cubaris の中では殖えやすく、多少の管理の乱れにも耐えるため属の入門種として扱われる。
© DiverDave / CC BY-SA 3.0イエローバンデッドピンクトゥ
Avicularia juruensis
アマゾンを中心に南米へ広く分布するピンクトゥの一種。幼体は黒い脚先と赤い腹部の縞模様をもつが、成体では縞が消えて金属光沢が現れる。金桃色の型と濃い紫色の型が知られる。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0イエローレッグドバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus glabrifrons
アフリカ南部から東部に分布する成体9〜11.5cmの大型の穴掘りサソリ。光沢のある暗色の体に黄色い脚を持つ。飼育は容易な部類だが神経質で、刺症は本属では例外的に強いとされることもあるが、健康な人にとって医学的に重要な毒ではないとされる。
© karim Attouche / CC0イスラエリゴールドスコーピオン
Scorpio maurus
北アフリカから中東に分布する全長8cmほどのサソリ。褐色の体に金色のハサミを持ち、砂漠では深さ最大1mに達する極めて深い巣穴を掘る。毒は弱く、ヒトにとって危険な種ではない。
© Dr. Raju Kasambe / CC BY-SA 4.0インディアンバイオレット
Chilobrachys fimbriatus
インド西部固有の地中性タランチュラ。淡褐色から金色の頭胸部に、青灰色の脚と黒い腿節、腹部の魚の骨状の暗色模様が対比する。地中に精巧なトンネルと巣網を張り、昼はその中で過ごす。
© Jimmy Paul (Sankaran & Sebastian 2018) / CC BY 4.0インディアンピーコック
Haploclastus devamatha
インド西ガーツ山脈固有の地中性オオツチグモ。同一種内に青みの強い型とピンクがかった型の2つの色彩型が知られ、青い型が流通名インディアンピーコックの由来となっている。
© Marc BRETHES / CC BY-SA 3.0インドオーナメンタル
Poecilotheria regalis
緻密な迷彩模様と黄色い脚の内側を持つインド産の樹上棲オールドワールド種。非常に俊敏で防御的、医学的に有意な毒を持つため経験者専用です。
© Akasmita / CC BY-SA 4.0インドタイガーセンチピード
Scolopendra hardwickei
赤と黒の鮮やかな縞模様が特徴の人気種で、観賞価値が非常に高い。神経質で素早く、防御的に咬みつく。咬傷は強い痛みを伴うため上級者向け。
© Schnensch / CC BY-SA 4.0ヴェルシカラーダンゴムシ
Armadillidium versicolor
中央ヨーロッパから東アジアまで分布する体長0.9〜1.5cmのダンゴムシ。褐色の地に黄色い斑点列が並び、個体ごとの色変異が大きい。丈夫で繁殖力が高く、初心者や色彩選抜の入門に向く。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。