奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
141品種を表示 / 283品種中(1–24)
© Gaison64 / CC BY-SA 4.0アオズムカデ
Scolopendra japonica
日本に分布するムカデで、青みを帯びた頭部から名付けられた。トビズムカデよりやや小型。素早く防御的で、咬傷は強い痛みを伴う。
© Hectonichus / CC BY-SA 3.0アジアンブラックフォレストスコーピオン
Heterometrus longimanus
全身が一様な黒色をした東南アジア産の大型サソリ。胎生で子を産み、飼育下では複数個体をまとめて維持できるとされる。
© Celso Henrique Varela Rios / CC BY 4.0アマゾンサファイアピンクトゥ
Ybyrapora diversipes
ブラジル大西洋岸森林に分布する小型の樹上性タランチュラ。幼体は腹部中央に縁のぎざついた赤い斑と黒い縞をもち、成熟すると模様が薄れる。2017年に Avicularia 属から分離された。
© Mmsmr / CC0アマミサソリモドキ
Typopeltis stimpsonii
九州南部から奄美群島に分布し、日本本土に分布する唯一のサソリモドキ。体長約4cmで全身ほぼ黒、歩脚と鞭状の尾節が赤みを帯びる。刺激すると肛門腺から強い酢酸臭の液を噴射する。
© Graphicos / CC BY-SA 3.0アンティルピンクトゥ
Caribena versicolor
幼体は青、成体は緑・赤・紫が混じる虹色に変化する樹上棲の美種。マルティニーク島原産で、通気と湿度の両立がやや難しい中級向けです。

アンバーダッキーダンゴムシ
Cubaris sp. "Amber Ducky"
蜂蜜色から金、橙へと続く暖色の体をもつ未記載のダンゴムシ。後方の体節ほど色が濃くなる。Cubaris の中では殖えやすく、多少の管理の乱れにも耐えるため属の入門種として扱われる。
© DiverDave / CC BY-SA 3.0イエローバンデッドピンクトゥ
Avicularia juruensis
アマゾンを中心に南米へ広く分布するピンクトゥの一種。幼体は黒い脚先と赤い腹部の縞模様をもつが、成体では縞が消えて金属光沢が現れる。金桃色の型と濃い紫色の型が知られる。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0イエローレッグドバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus glabrifrons
アフリカ南部から東部に分布する成体9〜11.5cmの大型の穴掘りサソリ。光沢のある暗色の体に黄色い脚を持つ。飼育は容易な部類だが神経質で、刺症は本属では例外的に強いとされることもあるが、健康な人にとって医学的に重要な毒ではないとされる。
© karim Attouche / CC0イスラエリゴールドスコーピオン
Scorpio maurus
北アフリカから中東に分布する全長8cmほどのサソリ。褐色の体に金色のハサミを持ち、砂漠では深さ最大1mに達する極めて深い巣穴を掘る。毒は弱く、ヒトにとって危険な種ではない。
© Dr. Raju Kasambe / CC BY-SA 4.0インディアンバイオレット
Chilobrachys fimbriatus
インド西部固有の地中性タランチュラ。淡褐色から金色の頭胸部に、青灰色の脚と黒い腿節、腹部の魚の骨状の暗色模様が対比する。地中に精巧なトンネルと巣網を張り、昼はその中で過ごす。
© Acrocynus / CC BY-SA 3.0ウデムシ
Damon diadema
鞭のように長い触角状の第一脚と、獲物を捕らえる棘状の触肢を持つ扁平な節足動物。無毒・無針・糸も出さず、人にはほぼ無害。物陰に張り付く独特の姿が人気。
© Hectonichus / CC BY-SA 3.0エクアドリアンパープルピンクトゥ
Avicularia purpurea
エクアドルのアマゾン地域に分布する樹上性タランチュラ。日中の光の下で頭胸部や脚が青紫色の強い金属光沢を放ち、脚先の毛束は淡いクリームピンク。腹部は黒いビロード状で刺激毛をもつ。
© Joan C. Hinojosa / CC0エクスパンサスワラジムシ
Porcellio expansus
幅広い体と縁の張り出しが特徴のスペイン産大型ワラジムシ。乾燥気味とカルシウムを好む。動きは速いが咬傷も毒もなく無害な腐食性種。
© Daniel Capilla / CC BY-SA 4.0エジプシャンジュエルセンチピード(メガリアンバンデッド)
Scolopendra cingulata
地中海沿岸で最も普通に見られるオオムカデ。黒と黄金色の帯が交互に入り、オオムカデ科では小型の部類。毒は他の大型種より弱い。乾燥を好む数少ないムカデで、湿らせすぎは禁物。
© Fungus Guy / CC BY-SA 4.0エメラルドゴキブリ
Pseudoglomeris magnifica
金属的な緑色に輝く樹上性のゴキブリ。成虫のメスは無翅でオスだけが翅をもつ。ゴキブリとしては珍しい昼行性で平滑な面も登り、メスは幼虫を体の下に潜り込ませる育児行動を示す。
© Burntclaw15 / CC BY 4.0エントレリオス
Grammostola iheringi
Grammostola 属で最大とされる大型種。青みを帯びた黒いビロード状の脚と、橙色で縁取られた黒い頭胸部、暗赤色の腹部をもつ。属内では例外的に活発で動きが速い。

エンバービーワラジムシ
Merulanella sp. "Ember Bee"
ベトナム産の未記載ワラジムシ。脚と腹面は漆黒で、背は黄から橙、赤へと連続して移る。
© George Chernilevsky / Public domainエンペラースコーピオン
Pandinus imperator
世界最大級のサソリ。西アフリカ原産。黒い体が紫外線で蛍光ブルーに光る。見た目に反して毒性は弱く、性格もおとなしい。エキゾチックペットとして人気。
© Thomas Brown / CC BY 2.0オオゲジ
Thereuopoda clunifera
日本最大のゲジで、関東以南に分布する。体長4.5〜6cmだが15対の長い脚を広げると20cm近くに見える。毒は弱く臆病で、ゴキブリなどを食べる益虫。脚が取れやすく高さのあるケースが要る。
© Hige-hige-Japan / CC BY-SA 4.0オオゴキブリ
Panesthia angustipennis spadica
体長4cm前後の漆黒の森林性ゴキブリ。照葉樹林の朽木の中に多数が集まって暮らし、材を食べて育つ。幼虫期間が4〜5年以上と長く、繁殖はゆっくり。

オルナトゥスワラジムシ
Porcellio ornatus
スペイン原産の大型ワラジムシ。灰色の地に体後半の黄色い斑点が映え、黄色の割合を高めた系統も作出されている。非常に活発で登る性質があり、乾燥気味の環境で飼う。幼体を共食いしやすい。
© Robert Taylor / CC BY 4.0オルネートベルベットローチ
Deropeltis paulinoi
黒い体に橙黄色の縁取りが入るアフリカ南部のゴキブリ。幼虫は橙色に黒い滴状の斑をもつ。メスは無翅で幼虫に似た姿のまま成熟し、オスだけが細長い翅をもつ。驚くと刺激臭のある防御物質を出す。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0オレンジツリースパイダー
Amazonius germani
鮮やかなオレンジ色の体毛と、緑や青の金属光沢を帯びた脚を持つ樹上性タランチュラ。アマゾン低地林の樹の割れ目に袋状の巣を張る。走行速度と跳躍力が高く、開閉時の脱走に注意が要る。

ガーナチョコレートヤスデ
Mardonius parilis
西アフリカから中央アフリカに分布するヤスデで、光沢のある濃褐色の体から「チョコレート」の流通名で扱われる。現在の有効名は Spiropoeus fischeri とされ、流通上の学名と分類上の有効名が一致していない。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。