奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
28品種を表示 / 283品種中(1–24)
© Fungus Guy / CC BY-SA 4.0エメラルドゴキブリ
Pseudoglomeris magnifica
金属的な緑色に輝く樹上性のゴキブリ。成虫のメスは無翅でオスだけが翅をもつ。ゴキブリとしては珍しい昼行性で平滑な面も登り、メスは幼虫を体の下に潜り込ませる育児行動を示す。

エルガウラ
Ergaula capucina
メスが小さな褐色の甲虫に擬態するCorydiidae 科のゴキブリ。オスは翅にクリーム色の斑や筋をもつ一般的なゴキブリ型で、雌雄で姿が大きく異なる。床材に潜って暮らし、飼育は容易な部類に入る。
© Hige-hige-Japan / CC BY-SA 4.0オオゴキブリ
Panesthia angustipennis spadica
体長4cm前後の漆黒の森林性ゴキブリ。照葉樹林の朽木の中に多数が集まって暮らし、材を食べて育つ。幼虫期間が4〜5年以上と長く、繁殖はゆっくり。
© Richard Fuller / CC0オガサワラゴキブリ
Pycnoscelus surinamensis
前胸の前縁が黄白色に縁取られる黒褐色の小型ゴキブリ。ほぼ雌だけの集団で単為生殖によって増え、湿った土に潜って暮らす。温室では植物の害虫にもなる外来種。
© Robert Taylor / CC BY 4.0オルネートベルベットローチ
Deropeltis paulinoi
黒い体に橙黄色の縁取りが入るアフリカ南部のゴキブリ。幼虫は橙色に黒い滴状の斑をもつ。メスは無翅で幼虫に似た姿のまま成熟し、オスだけが細長い翅をもつ。驚くと刺激臭のある防御物質を出す。
© Sesamehoneytart / CC BY-SA 4.0オレンジヘッドローチ
Eublaberus posticus
前胸背板の鮮やかなオレンジ色が目を引く中南米産のゴキブリ。ずんぐりして肉厚な幼虫と高い繁殖力から餌用として評価が高く、ガラス面を登れず飛べないため管理しやすい。
© Nandini Rajamani / CC BY 4.0クエスチョンマークローチ
Therea olegrandjeani
黒地にクリーム色の疑問符状の紋が入るインド産のゴキブリ。昼に活動するため観察しやすく、幼虫期が長く成虫になるまで2年近くかかることもあるが、成虫の姿は観賞価値が高い。
© Drigomf / CC BY-SA 4.0グリーンバナナローチ
Panchlora nivea
淡い黄緑色の翅をもち体側に黄色い線が入る小型のゴキブリ。成虫は雌雄とも飛翔力が高く、幼虫は褐色で床材に潜る。屋外性で屋内には定着しないため害虫扱いされず、餌用としても広く流通する。
© Eelek0 / CC BY-SA 4.0グロースポットローチ
Lucihormetica verrucosa
黒褐色の体に白い縁取りが入る中型のゴキブリ。オスの前胸背板には一対の大きな黄色い斑紋があり、長く発光器と考えられてきたが、発光する器官ではないことが分かっている。
© ノボホショコロトソ / CC BY 4.0サツマゴキブリ
Opisthoplatia orientalis
翅が退化して鱗片状になった黒褐色のゴキブリで、体の縁が橙色に縁取られる。九州南部から南西諸島にかけて石や倒木の下で見られる野外種。飛ぶことはなく、中国では古くから生薬の材料とされる。

シマンドアケーブローチ
Simandoa conserfariam
ギニアの単一の洞窟だけで見つかり、その洞窟が鉱山開発で失われた種。頭部と体に黄色い縞と帯が入る大型のゴキブリで、現在は世界の愛好家が維持する飼育下個体群だけで生き残っている。
© Donar Reiskoffer / CC BY 3.0ジャイアントケーブローチ
Blaberus giganteus
世界最大級のゴキブリのひとつで、新熱帯区の洞窟や熱帯林に分布する。軽く扁平な体で岩や樹洞の隙間に潜み、成虫は2対の翅を腹部の上に畳んで重ねる。大型だが神経質で、ハンドリングには向かない。
© Daderot / CC0ジャイアントヒッサー
Princisia vanwaerebeki
マダガスカル南東部の固有種で、ゴキブリ類でも最大級に育つ無翅の大型種。オスの腹部の縁は金黄色に彩られ、メスは黒く青みを帯びた光沢をもつ。属の有効性には議論がある。
© Bat / CC0タイガーヒッサー
Gromphadorhina grandidieri
黒・黄・オレンジ・赤が混じる派手な体色をもつマダガスカル産のマダガスカルゴキブリ類。幼虫のうちは黒く、成虫になって初めて本来の色が現れる。他のヒッサーよりやや多湿を好む。
© Jarek Tuszyński / CC BY-SA 3.0ディスコイドローチ
Blaberus discoidalis
中米原産の大型の餌用ゴキブリ。淡褐色の体に前胸背板の暗色斑をもち、ガラス面を登れず飛べないため扱いやすい。丈夫で繁殖が速く、条件がよければわずか3ヶ月で成虫になる。
© Acrocynus / CC BY-SA 3.0デスヘッドローチ
Blaberus craniifer
前胸背板の頭蓋骨のような紋と、マントのように真っ黒な前翅が特徴の中型ゴキブリ。メキシコから中米・西インド諸島に分布し、ガラス面を登れず飛ばないため扱いやすく、餌用にも使われる。
© Sebastian Wallroth / Public domainデュビア
Blaptica dubia
オスの翅と体側のオレンジ斑が目を引く中型のゴキブリ。ガラス面を登れず、鳴かず臭いも少ないため扱いやすく、爬虫類や奇虫の餌用として世界的に流通する。卵胎生で繁殖も容易。
© Shyamal / CC BY-SA 3.0ドミノローチ
Therea petiveriana
黒地に白い斑点が並ぶ南インド産の薄明薄暮性ゴキブリ。地上性で日中は落ち葉や柔らかい土に潜り、この体色は防御物質を噴射するオサムシの一種に似せた擬態と考えられている。
© Ypna / CC BY-SA 4.0ハイイロゴキブリ
Nauphoeta cinerea
灰褐色のまだら模様が入る中型のゴキブリ。繁殖が非常に速く、餌用として最も広く維持される種の一つ。成虫は翅をもつが飛ばず、登坂も下手なため、つるつるした帯だけで脱走を防げる。
© Robert.Baruch / CC BY-SA 4.0ハロウィンヒッサー
Elliptorhina javanica
黒地にオレンジと黄の縞が入るマダガスカル産の無翅ゴキブリ。前胸背板が赤い型と黒い型があり、灰色の幼虫から鮮やかな配色の成虫まで、成長に伴う色変わりが大きいのが特徴。
© Takaaki Hattori / CC BY 4.0ヒメマルゴキブリ
Perisphaerus horaianus
ダンゴムシのように体を球状に丸める小型のゴキブリ。南九州から琉球列島の森林にすみ、樹皮の上で活動する。日本の個体群は2025年に新種として記載し直された。

フラットホーンヒッサー
Aeluropoda insignis
マダガスカル産のマダガスカルゴキブリ類で、体が極端に平たいのが特徴。大型のオスでも厚みは1cm未満にしかならず、成虫は翅芽の輪紋や赤一色の腹部など個体変異に富む。

ブラベルス・アトロポス
Blaberus atropos
中南米に分布する大型のブラベルス属のゴキブリ。同属のデスヘッドローチなどと同じく卵鞘を腹の中で保ったまま幼虫を産む。外見の似た同属種が多く、学名の確認が欠かせない。
© Bernard DUPONT from FRANCE / CC BY-SA 2.0ペッパードローチ
Archimandrita tesselata
中米からコロンビアに分布する大型のゴキブリで、白っぽい地に胡椒を振ったような細かい斑が散る。ガラス面を登れず動きも穏やかで、ハンドリングに向く種として知られる。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。