
出典: Wikimedia Commons
Perisphaerus horaianus
ダンゴムシのように体を球状に丸める小型のゴキブリ。南九州から琉球列島の森林にすみ、樹皮の上で活動する。日本の個体群は2025年に新種として記載し直された。
ヒメマルゴキブリは、オオゴキブリ科ヒメマルゴキブリ属(Perisphaerus)の小型のゴキブリで、危険を感じると体を球状に丸めてダンゴムシのような姿になる。日本の個体群は従来、台湾から記載された P. pygmaeus Karny, 1915 とされてきたが、2025年に形態とDNAの比較から別種と判明し、ヒメマルゴキブリ P. horaianus Hsu, Yanagisawa & Ohgita, 2025 として新たに記載された。同じ論文では P. pygmaeus の雌も再記載されている。ヒメマルゴキブリは鹿児島県から琉球列島を経て台湾まで分布し、甑島・屋久島・トカラ列島・奄美群島・大東諸島・沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島の各島から記録がある。頭部前面が暗褐色で頭頂にかけて暗赤褐色になることなどが識別点に使われる。国内では奇虫専門店が南西諸島産の個体をまれに扱う程度で、飼育方法はまだ確立していない。
ヒメマルゴキブリの成体サイズは全長 約13.6mm(与路島の雌の記録)です。
与路島の記録では全長13.6mmの雌が、イタジイ林の樹幹の樹皮上で夜に活動していた。
原産地
鹿児島県から琉球列島(奄美・沖縄・宮古・八重山など)、台湾
サイズ
全長 約13.6mm(与路島の雌の記録)
野外では森林の樹幹の樹皮上で夜に活動する。樹皮付きの材や広葉樹の落ち葉を入れ、登れる足場と隠れ場所を用意する。
飼育に適した温度・湿度ははっきりしない。南西諸島の森林の種なので冬の低温と乾燥を避ける。
野外で何を食べているかはよく分かっていない。落ち葉や朽木、昆虫用フードなどを少量ずつ与え、食べる物を確かめながら続ける。
毒はない。驚くと体を丸めて身を守る。
日本の個体群は2025年に P. horaianus として記載されたため、古い資料や販売表記の P. pygmaeus は同じ種を指していることが多い。島ごとに産地を分けて管理し、飼育個体を野外に放さない。小型なので容器は隙間の無いものを使う。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Perisphaerus horaianus Hsu, Yanagisawa & Ohgita, 2025
別名(シノニム): Perispherus pygmaea Karny, 1915, Trichoblatta pygmaea (Karny, 1915)
典拠データベース: GBIF · Nature of Kagoshima 52 (2025)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
外来生物法・種の保存法の対象ではなく、CITES にも掲載されていません(2026年9月時点)。島ごとに分布する在来のゴキブリなので、飼育個体を野外に放さず、産地の違う個体を混ぜないでください。
出典: 環境省「国内希少野生動植物種一覧」 / 環境省「特定外来生物等一覧」(種類名証明書の添付が必要な生物を含む) / Species+(CITES 附属書の照会・該当なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
ヒメマルゴキブリの成体サイズは全長 約13.6mm(与路島の雌の記録)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
ヒメマルゴキブリの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年10月2日