奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
45品種を表示 / 283品種中(1–24)
© Kronmüller C, Lewis JGE (2015) / CC BY 4.0アカズムカデ
Scolopendra multidens
中国南部・東南アジアに分布する大型のオオムカデ。暗赤色の頭部に茶褐〜緑褐色の胴、黄〜赤の脚をもつ。頭の赤いトビズムカデと混同されやすいが別種で、より大型になる。
© Richard Fuller / CC0アジアンフォレストスコーピオン
Heterometrus spinifer
東南アジアの熱帯林に生息する大型の黒いサソリ。毒性は弱くハチ刺し程度だが防御的で挟む力が強い。高い湿度を好み、入門種として人気が高い。
© Hectonichus / CC BY-SA 3.0アジアンブラックフォレストスコーピオン
Heterometrus longimanus
全身が一様な黒色をした東南アジア産の大型サソリ。胎生で子を産み、飼育下では複数個体をまとめて維持できるとされる。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0イエローレッグドバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus glabrifrons
アフリカ南部から東部に分布する成体9〜11.5cmの大型の穴掘りサソリ。光沢のある暗色の体に黄色い脚を持つ。飼育は容易な部類だが神経質で、刺症は本属では例外的に強いとされることもあるが、健康な人にとって医学的に重要な毒ではないとされる。
© Burntclaw15 / CC BY 4.0エントレリオス
Grammostola iheringi
Grammostola 属で最大とされる大型種。青みを帯びた黒いビロード状の脚と、橙色で縁取られた黒い頭胸部、暗赤色の腹部をもつ。属内では例外的に活発で動きが速い。

オルナトゥスワラジムシ
Porcellio ornatus
スペイン原産の大型ワラジムシ。灰色の地に体後半の黄色い斑点が映え、黄色の割合を高めた系統も作出されている。非常に活発で登る性質があり、乾燥気味の環境で飼う。幼体を共食いしやすい。

ガーナチョコレートヤスデ
Mardonius parilis
西アフリカから中央アフリカに分布するヤスデで、光沢のある濃褐色の体から「チョコレート」の流通名で扱われる。現在の有効名は Spiropoeus fischeri とされ、流通上の学名と分類上の有効名が一致していない。

カメルーンレッドバブーン
Hysterocrates gigas
レッグスパンが20cmに達するカメルーン産の大型地中性タランチュラ。複雑な坑道を掘るほか、水に潜って魚を捕らえる数少ないクモとしても知られる。

ガンビアンスコーピオン
Pandinus gambiensis
西アフリカに分布するサソリ科の大型種。黒褐色の頑丈な体と著しく太いハサミを持ち、エンペラースコーピオンの近縁種。CITES附属書IIに掲載され国際取引が規制される。
© Ryan Hodnett / CC BY-SA 4.0グラニュラータムダンゴムシ
Armadillidium granulatum
イベリア半島から地中海沿岸に分布する最大級のダンゴムシ。20〜30℃・湿度75〜80%で丈夫に育ち、大きな群れをつくる入門種。

コモンピンクブルーム
Pamphobeteus nigricolor
褐色を帯びた黒から黒青色の体に、脚が紫の光沢を帯びることもある大型の地上性タランチュラ。Pamphobeteus属の模式種で、レッグスパンは25cm前後に達する。幼体は腹部に赤と黒の模様が出る。
© Erfil / CC BY-SA 4.0コロンビアンジャイアントレッドレッグ
Megaphobema robustum
黒い体を橙色の毛が覆い、脚が鮮やかな橙色をしたコロンビア産の大型地上性タランチュラ。レッグスパンは20cmに達する。後脚に太い棘を備え、驚くと体ごと回転して後脚で相手を打ち払う独特の防御行動を見せる。
© José Gabriel Julio Guzmán / CC BY 4.0コロンビアンレッサーブラック
Xenesthis immanis
黒を基調に頭胸部が赤みを帯びて輝き、腹部は淡褐色の毛に覆われる大型の地上性タランチュラ。レッグスパンは25cmに達する。刺激毛をよく飛ばし、飼育下での繁殖例は少ない。
© Neal Kelso / CC BY 4.0ジェリコスコーピオン
Nebo hierichonticus
中東の乾燥地に分布する全長14cmに達する大型サソリ。太い触肢と大きなハサミに対し尾は細く、毒針は短い。毒成分は強いが、ヒトへの刺症の影響はほとんど無いとされる。
© Graham Wise / CC BY-SA 4.0ジャイアントアマゾンウデムシ
Heterophrynus batesii
アマゾン西部の熱帯雨林に分布する世界最大級のウデムシ。成熟した雄の触肢は広げると20cmに達し、クモ綱で最長とされる。無毒だが繊細で、入手も難しい上級者向けの種。
© Donar Reiskoffer / CC BY 3.0ジャイアントケーブローチ
Blaberus giganteus
世界最大級のゴキブリのひとつで、新熱帯区の洞窟や熱帯林に分布する。軽く扁平な体で岩や樹洞の隙間に潜み、成虫は2対の翅を腹部の上に畳んで重ねる。大型だが神経質で、ハンドリングには向かない。
© Daderot / CC0ジャイアントヒッサー
Princisia vanwaerebeki
マダガスカル南東部の固有種で、ゴキブリ類でも最大級に育つ無翅の大型種。オスの腹部の縁は金黄色に彩られ、メスは黒く青みを帯びた光沢をもつ。属の有効性には議論がある。
© Nativeplants garden / CC BY-SA 4.0ジャイアントフォレストスコーピオン
Gigantometrus swammerdami
全長23cm、体重56gに達する世界最大級のサソリ。インド産で体色は赤褐色から赤黒色。毒は強くなく、獲物は太いハサミで潰して捕らえる。幼体は尾の毒針だけが黄色い。
© Holger Krisp / CC BY 4.0ジャワブルーフォレストスコーピオン
Javanimetrus cyaneus
黒い体に青い金属光沢が浮かぶ大型のサソリ。全長は10〜13cmで体表の顆粒が強くざらついた質感をもつ。刺されると中程度から強い痛みを伴うため、有害種として扱われる。
© Stefan Walkowski / CC BY-SA 4.0シンガポールブルー
Omothymus violaceopes
世界最大級の樹上性タランチュラ。メスは紫から青に輝く脚と灰緑色の頭胸部を持ち、オスは成熟すると黄緑色に変わる。非常に素早く強い毒を持ち、刺激毛を持たないため上級者向けとされる。

スクシンクトゥスワラジムシ
Porcellio succinctus
スペイン南部の石灰岩地帯に生息する体幅の広い大型ワラジムシ。体長約2.8cmに長い触角と尾肢が加わり迫力がある。低湿度と通気を要求し、産仔数が少なく夏の繁殖期に環境変化を嫌う上級者向けの種。
© Richard N Horne / CC BY-SA 4.0スコロペンドラ・サブスピニペス
Scolopendra subspinipes
東南アジアから太平洋・インド洋の島々まで広く分布する大型のオオムカデ。赤褐色の体に黄〜橙色の脚をもち、最大20cm前後に達する。攻撃的で毒性も強く、飼育は経験者向け。
© Andrew C / CC BY 2.0スモーキーオークヤスデ
Narceus gordanus
フロリダのスクラブ環境に分布する大型のヤスデ。近縁のアメリカンジャイアントヤスデより分布が狭い。
© Len Worthington / CC BY-SA 2.0タイジャイアントヤスデ
Thyropygus allevatus
濃褐色の体に明るい体節輪が並び、はっきりした縞模様に見える。丈夫で動きも多く、大型種では飼いやすい部類。高温多湿と深い床材を好む。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。