奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
21品種を表示 / 283品種中
© Hectonichus / CC BY-SA 3.0アジアンブラックフォレストスコーピオン
Heterometrus longimanus
全身が一様な黒色をした東南アジア産の大型サソリ。胎生で子を産み、飼育下では複数個体をまとめて維持できるとされる。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0イエローレッグドバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus glabrifrons
アフリカ南部から東部に分布する成体9〜11.5cmの大型の穴掘りサソリ。光沢のある暗色の体に黄色い脚を持つ。飼育は容易な部類だが神経質で、刺症は本属では例外的に強いとされることもあるが、健康な人にとって医学的に重要な毒ではないとされる。
© karim Attouche / CC0イスラエリゴールドスコーピオン
Scorpio maurus
北アフリカから中東に分布する全長8cmほどのサソリ。褐色の体に金色のハサミを持ち、砂漠では深さ最大1mに達する極めて深い巣穴を掘る。毒は弱く、ヒトにとって危険な種ではない。
© George Chernilevsky / Public domainエンペラースコーピオン
Pandinus imperator
世界最大級のサソリ。西アフリカ原産。黒い体が紫外線で蛍光ブルーに光る。見た目に反して毒性は弱く、性格もおとなしい。エキゾチックペットとして人気。

ガンビアンスコーピオン
Pandinus gambiensis
西アフリカに分布するサソリ科の大型種。黒褐色の頑丈な体と著しく太いハサミを持ち、エンペラースコーピオンの近縁種。CITES附属書IIに掲載され国際取引が規制される。
© Ryanvanhuyssteen / CC BY-SA 4.0ケイブクロウスコーピオン
Pandipalpus viatoris
大きなはさみをもつアフリカ産のコガネサソリ科のサソリ。かつてはダイオウサソリと同じ Pandinus 属に置かれ、現在は2種だけを含む Pandipalpus 属に分類される。
© Neal Kelso / CC BY 4.0ジェリコスコーピオン
Nebo hierichonticus
中東の乾燥地に分布する全長14cmに達する大型サソリ。太い触肢と大きなハサミに対し尾は細く、毒針は短い。毒成分は強いが、ヒトへの刺症の影響はほとんど無いとされる。
© Nativeplants garden / CC BY-SA 4.0ジャイアントフォレストスコーピオン
Gigantometrus swammerdami
全長23cm、体重56gに達する世界最大級のサソリ。インド産で体色は赤褐色から赤黒色。毒は強くなく、獲物は太いハサミで潰して捕らえる。幼体は尾の毒針だけが黄色い。
© Holger Krisp / CC BY 4.0ジャワブルーフォレストスコーピオン
Javanimetrus cyaneus
黒い体に青い金属光沢が浮かぶ大型のサソリ。全長は10〜13cmで体表の顆粒が強くざらついた質感をもつ。刺されると中程度から強い痛みを伴うため、有害種として扱われる。
© Monod, Duperre & Harms (2019) / CC BY 4.0ディクテータースコーピオン
Pandinus dictator
中央アフリカ西部の熱帯林に分布する黒い大型サソリ。ダイオウサソリに近縁で、太く発達した触肢のハサミをもつ。ワシントン条約附属書IIに掲載され、国際取引に許可が要る。
© Andrew Meeds / CC BY 4.0デビルストライプスコーピオン
Paravaejovis spinigerus
尾の背面の稜に沿って褐色の縞が入る、北米南西部のソノラ砂漠のサソリ。全長は6〜7cmほどで、毒は人に対して医学的に重大ではないとされる。尾がはさみより太い点で、似たバークスコーピオンと見分けられる。
© Chris Brown / CC BY 4.0デューンスコーピオン
Smeringurus mesaensis
アメリカ南西部の砂漠に普通に見られるキョクトウサソリ類とは別系統のサソリ。全長7cmほどで淡色。夜行性が強く、活動は午後9時から午前3時に集中する。地中性で単独生活する。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0トリカラーバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus wahlbergii
ボツワナ・ナミビア・南アフリカに分布する穴掘りサソリ。カラハリ周辺の乾燥地に生息し、体・脚・ハサミの色調差からトリカラーの名で流通する。深い床材を敷くと巣穴に潜ったまま過ごす。
© Marshal Hedin / CC BY 2.0ブラックバックデザートヘアリー
Hadrurus spadix
アメリカ合衆国西部の砂漠に分布する全長15cmほどの大型サソリ。頭胸部が一様に黒いことで、よく似たデザートヘアリースコーピオンと区別できる。砂を掘って巣穴を広げ、一日の多くを地中で過ごす。
© Syrio / CC BY-SA 4.0ベトナムフォレストスコーピオン
Heterometrus laoticus
ベトナムとラオスの泥炭質の土地に分布する黒い大型サソリ。全長は最大12cm。群居性とされる一方で共食いも起こり、捕らえられると同種に対しても激しく攻撃する。毒は弱い。
© Wikimedia Commons user Stahlkocher / CC BY-SA 3.0ボエミイバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus boehmi
全長5cmほどの小型の穴掘りサソリで、英名はイエローフォレストスコーピオン。入り組んだトンネルを掘り、数日間巣穴の底に潜ったままで過ごす。神経質で共食いするため単独飼育が前提となる。
© Julien Renoult / CC BY 4.0ホワイトネボスコーピオン
Nebo whitei
オマーン南部のドファール地方から記載された、ネボ属(Diplocentridae 科)のサソリ。ジェリコスコーピオンと同属の別種で、同属には重い症状の報告がある種も含まれる。
© MORGAGYATT / CC BY-SA 4.0マレーシアンフォレストスコーピオン
Heterometrus silenus
インドシナ半島に分布する黒色の大型サソリ。流通名は「マレーシアン」だが記録はベトナム・カンボジア・タイに集中する。同属他種との判別が難しく、別名で流通することも多い。

ミノタウルスフォレストスコーピオン
Heterometrus minotaurus
黒い体に、細長く粒状の隆起が並ぶ大きな触肢のはさみをもつタイ南部のサソリ。2016年に記載され、H. longimanus に似るがやや小型で尾が短い。
© Ursula Franke / CC BY-SA 3.0ロブストバロウィングスコーピオン
Opistophthalmus carinatus
南部アフリカの乾燥地に広く分布する穴掘りサソリ。同属の中でも特にがっしりした体と大きなはさみをもち、大きな岩の脇に巣穴を掘ることが多い。医学的に重要な種には数えられていない。
© Mark Marathon / CC BY-SA 3.0ワイギエンシスサソリ
Hormurus waigiensis
オーストラリア北東部とニューギニア周辺に分布する全長6.5cmほどのサソリ。体は細長く扁平で、岩の割れ目や朽ちた樹皮の下に潜り込む。強力なハサミを持ち、温暖で多湿な環境を好む。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。