
出典: Wikimedia Commons
Nebo whitei
オマーン南部のドファール地方から記載された、ネボ属(Diplocentridae 科)のサソリ。ジェリコスコーピオンと同属の別種で、同属には重い症状の報告がある種も含まれる。
ホワイトネボスコーピオン(Nebo whitei Vachon, 1980)は、Diplocentridae 科ネボ属のサソリで、1980年に Vachon がオマーン南部ドファール地方のサソリをまとめた報告の中で記載した。オマーンで撮影された写真がある。ネボ属はアラビア半島と中東に分布し、ジェリコスコーピオン(N. hierichonticus)と同属で、ほかに N. omanensis や N. yemenensis、2023年以降に記載された新種などを含む。Diplocentridae 科のサソリは一般に医学的に重要ではないとされるが、中東ではネボ属による重い症例がいくつか報告されており、ジェリコスコーピオンは The Scorpion Files の医学的に重要なサソリの一覧に挙がっている。本種自体の毒の強さはよく分かっていないため、同属種と同じく刺傷を避ける前提で扱う。大きさや生活史もよく分かっていない。国内では奇虫専門店でまれに扱われる程度の種である。
原産地
オマーン南部(ドファール地方)
肉食(コオロギやゴキブリなど生きた昆虫)
床材を深めに敷き、平たい石の下に潜れる隠れ場所を作る。単独で飼う。
本種に適した温度・湿度ははっきりしない。アラビア半島南部の種なので冬の低温と蒸れを避け、隠れ家の下の床材だけ少し湿らせる。
コオロギやゴキブリなど体格に見合った生き餌。食べ残しは翌日に取り除く。
同属では中東で重い症状の報告があり、ジェリコスコーピオンは医学的に重要なサソリに数えられる。本種の毒の強さはよく分かっていないので、素手で触れず、世話は長いピンセットで行う。
サソリは容器のわずかな隙間や蓋の緩みから脱走するので、蓋を固定できる容器を使う。飼育個体は野外に放さない。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Nebo whitei Vachon, 1980
典拠データベース: GBIF · GBIF · The Scorpion Files
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
キョクトウサソリ科(Buthidae)ではないため特定外来生物には当たりません。ただしサソリ目は全種が「種類名証明書の添付が必要な生物」で、輸入の際には種名を証明する書類が必要です。CITES には掲載されていません(2026年9月時点)。脱走させない設備で飼い、飼育個体を野外に放さないでください。
出典: 環境省「特定外来生物等一覧」(種類名証明書の添付が必要な生物を含む) / Species+(CITES 附属書の照会・該当なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
ホワイトネボスコーピオンの食性は「肉食(コオロギやゴキブリなど生きた昆虫)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ホワイトネボスコーピオンの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年10月2日