奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
80品種を表示 / 283品種中(1–24)
© Kronmüller C, Lewis JGE (2015) / CC BY 4.0アカズムカデ
Scolopendra multidens
中国南部・東南アジアに分布する大型のオオムカデ。暗赤色の頭部に茶褐〜緑褐色の胴、黄〜赤の脚をもつ。頭の赤いトビズムカデと混同されやすいが別種で、より大型になる。
© Hectonichus / CC BY-SA 3.0アジアンブラックフォレストスコーピオン
Heterometrus longimanus
全身が一様な黒色をした東南アジア産の大型サソリ。胎生で子を産み、飼育下では複数個体をまとめて維持できるとされる。
© Mmsmr / CC0アマミサソリモドキ
Typopeltis stimpsonii
九州南部から奄美群島に分布し、日本本土に分布する唯一のサソリモドキ。体長約4cmで全身ほぼ黒、歩脚と鞭状の尾節が赤みを帯びる。刺激すると肛門腺から強い酢酸臭の液を噴射する。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0イエローレッグドバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus glabrifrons
アフリカ南部から東部に分布する成体9〜11.5cmの大型の穴掘りサソリ。光沢のある暗色の体に黄色い脚を持つ。飼育は容易な部類だが神経質で、刺症は本属では例外的に強いとされることもあるが、健康な人にとって医学的に重要な毒ではないとされる。
© karim Attouche / CC0イスラエリゴールドスコーピオン
Scorpio maurus
北アフリカから中東に分布する全長8cmほどのサソリ。褐色の体に金色のハサミを持ち、砂漠では深さ最大1mに達する極めて深い巣穴を掘る。毒は弱く、ヒトにとって危険な種ではない。
© Dan Wrench / CC BY 4.0ウェルネリダンゴムシ
Armadillidium werneri
ギリシャ西部のコルフ島とアルバニア南部に分布するダンゴムシ。灰褐〜橙の地に白い斑点が散る。他種より乾燥気味を好み、湿度50〜60%で飼う。流通量は少ないが飼育は容易。
© Acrocynus / CC BY-SA 3.0ウデムシ
Damon diadema
鞭のように長い触角状の第一脚と、獲物を捕らえる棘状の触肢を持つ扁平な節足動物。無毒・無針・糸も出さず、人にはほぼ無害。物陰に張り付く独特の姿が人気。
© Daniel Capilla / CC BY-SA 4.0エジプシャンジュエルセンチピード(メガリアンバンデッド)
Scolopendra cingulata
地中海沿岸で最も普通に見られるオオムカデ。黒と黄金色の帯が交互に入り、オオムカデ科では小型の部類。毒は他の大型種より弱い。乾燥を好む数少ないムカデで、湿らせすぎは禁物。
© Fungus Guy / CC BY-SA 4.0エメラルドゴキブリ
Pseudoglomeris magnifica
金属的な緑色に輝く樹上性のゴキブリ。成虫のメスは無翅でオスだけが翅をもつ。ゴキブリとしては珍しい昼行性で平滑な面も登り、メスは幼虫を体の下に潜り込ませる育児行動を示す。

エルガウラ
Ergaula capucina
メスが小さな褐色の甲虫に擬態するCorydiidae 科のゴキブリ。オスは翅にクリーム色の斑や筋をもつ一般的なゴキブリ型で、雌雄で姿が大きく異なる。床材に潜って暮らし、飼育は容易な部類に入る。
© Thomas Brown / CC BY 2.0オオゲジ
Thereuopoda clunifera
日本最大のゲジで、関東以南に分布する。体長4.5〜6cmだが15対の長い脚を広げると20cm近くに見える。毒は弱く臆病で、ゴキブリなどを食べる益虫。脚が取れやすく高さのあるケースが要る。
© Robert Taylor / CC BY 4.0オルネートベルベットローチ
Deropeltis paulinoi
黒い体に橙黄色の縁取りが入るアフリカ南部のゴキブリ。幼虫は橙色に黒い滴状の斑をもつ。メスは無翅で幼虫に似た姿のまま成熟し、オスだけが細長い翅をもつ。驚くと刺激臭のある防御物質を出す。
© Sesamehoneytart / CC BY-SA 4.0オレンジヘッドローチ
Eublaberus posticus
前胸背板の鮮やかなオレンジ色が目を引く中南米産のゴキブリ。ずんぐりして肉厚な幼虫と高い繁殖力から餌用として評価が高く、ガラス面を登れず飛べないため管理しやすい。

ガンビアンスコーピオン
Pandinus gambiensis
西アフリカに分布するサソリ科の大型種。黒褐色の頑丈な体と著しく太いハサミを持ち、エンペラースコーピオンの近縁種。CITES附属書IIに掲載され国際取引が規制される。
© Nandini Rajamani / CC BY 4.0クエスチョンマークローチ
Therea olegrandjeani
黒地にクリーム色の疑問符状の紋が入るインド産のゴキブリ。昼に活動するため観察しやすく、幼虫期が長く成虫になるまで2年近くかかることもあるが、成虫の姿は観賞価値が高い。
© Ryan Hodnett / CC BY-SA 4.0グラニュラータムダンゴムシ
Armadillidium granulatum
イベリア半島から地中海沿岸に分布する最大級のダンゴムシ。20〜30℃・湿度75〜80%で丈夫に育ち、大きな群れをつくる入門種。
© Drigomf / CC BY-SA 4.0グリーンバナナローチ
Panchlora nivea
淡い黄緑色の翅をもち体側に黄色い線が入る小型のゴキブリ。成虫は雌雄とも飛翔力が高く、幼虫は褐色で床材に潜る。屋外性で屋内には定着しないため害虫扱いされず、餌用としても広く流通する。
© Eelek0 / CC BY-SA 4.0グロースポットローチ
Lucihormetica verrucosa
黒褐色の体に白い縁取りが入る中型のゴキブリ。オスの前胸背板には一対の大きな黄色い斑紋があり、長く発光器と考えられてきたが、発光する器官ではないことが分かっている。
© Benjamin Burgunder / CC BY 4.0サソリモドキ(ビネガロン)
Mastigoproctus giganteus
サソリに似た外見だが無毒の奇虫。米国南部〜メキシコ原産。防御時に酢酸を含む液体を噴射するためビネガロンの名がある。大きなハサミで獲物を捕らえる。
© ノボホショコロトソ / CC BY 4.0サツマゴキブリ
Opisthoplatia orientalis
翅が退化して鱗片状になった黒褐色のゴキブリで、体の縁が橙色に縁取られる。九州南部から南西諸島にかけて石や倒木の下で見られる野外種。飛ぶことはなく、中国では古くから生薬の材料とされる。
© Neal Kelso / CC BY 4.0ジェリコスコーピオン
Nebo hierichonticus
中東の乾燥地に分布する全長14cmに達する大型サソリ。太い触肢と大きなハサミに対し尾は細く、毒針は短い。毒成分は強いが、ヒトへの刺症の影響はほとんど無いとされる。

シマンドアケーブローチ
Simandoa conserfariam
ギニアの単一の洞窟だけで見つかり、その洞窟が鉱山開発で失われた種。頭部と体に黄色い縞と帯が入る大型のゴキブリで、現在は世界の愛好家が維持する飼育下個体群だけで生き残っている。
© Graham Wise / CC BY-SA 4.0ジャイアントアマゾンウデムシ
Heterophrynus batesii
アマゾン西部の熱帯雨林に分布する世界最大級のウデムシ。成熟した雄の触肢は広げると20cmに達し、クモ綱で最長とされる。無毒だが繊細で、入手も難しい上級者向けの種。
© Donar Reiskoffer / CC BY 3.0ジャイアントケーブローチ
Blaberus giganteus
世界最大級のゴキブリのひとつで、新熱帯区の洞窟や熱帯林に分布する。軽く扁平な体で岩や樹洞の隙間に潜み、成虫は2対の翅を腹部の上に畳んで重ねる。大型だが神経質で、ハンドリングには向かない。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。