奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
24品種を表示 / 283品種中
© Dr. Raju Kasambe / CC BY-SA 4.0インディアンバイオレット
Chilobrachys fimbriatus
インド西部固有の地中性タランチュラ。淡褐色から金色の頭胸部に、青灰色の脚と黒い腿節、腹部の魚の骨状の暗色模様が対比する。地中に精巧なトンネルと巣網を張り、昼はその中で過ごす。
© Jimmy Paul (Sankaran & Sebastian 2018) / CC BY 4.0インディアンピーコック
Haploclastus devamatha
インド西ガーツ山脈固有の地中性オオツチグモ。同一種内に青みの強い型とピンクがかった型の2つの色彩型が知られ、青い型が流通名インディアンピーコックの由来となっている。
© Chomphuphuang, Sippawat, Sriranan, Piyatrakulchai & Songsangchote / CC BY 4.0エレクトリックブルータランチュラ
Chilobrachys natanicharum
タイのマングローブ林にすむ地中性タランチュラ。褐色の体に、メスでは5回目の脱皮ころから腿節や脛節の下面に青く輝く毛が現れる。色素ではなく毛のナノ構造による発色である。

カメルーンレッドバブーン
Hysterocrates gigas
レッグスパンが20cmに達するカメルーン産の大型地中性タランチュラ。複雑な坑道を掘るほか、水に潜って魚を捕らえる数少ないクモとしても知られる。
© ChriKo / CC BY-SA 4.0キリマンジャロマスタードバブーン
Pterinochilus chordatus
成体になると灰色になる東アフリカ産の地中性タランチュラ。幼体は金褐色で、脱皮を重ねるごとに灰色へ変わっていく。神経質で逃げ足が速く、初心者向けの種ではないとされる。
© Www.universoaracnido.com / CC BY-SA 2.5キングバブーン
Pelinobius muticus
赤褐色の重厚な体格を持つ東アフリカ産の大型地中性バブーンスパイダー。成長は非常に遅いが長寿。防御的で強い毒を持つオールドワールド上級種です。
© Robertwhyteus at English Wikipedia / CC BY-SA 3.0クイーンズランドウィスリング
Selenocosmia crassipes
オーストラリア最大のクモとされる、クイーンズランド州東岸の地中性タランチュラ。前脚が太く、刺激されると鋏角の毛をこすり合わせてシューッという音を出す。
© Daveyp1970 / CC BY-SA 4.0グレーターホーンドバブーン
Ceratogyrus brachycephalus
頭胸部に大きな角状の突起をもつ南部アフリカのバブーンタランチュラ。穴を掘って暮らし、脚開長は最大12cmほど。非常に素早く気が荒く、流通個体には近縁種が混じる可能性もある。
© Rushenb / CC BY-SA 4.0コバルトブルー
Melopoeus lividus
金属光沢のある青い脚を持つ東南アジア産の地中性タランチュラ。深い坑道にこもりほとんど姿を見せず、医学的に重要な毒と高い防御性から上級者向けとされている種である。
© Jbjensen1 / CC0 1.0ストレートホーンドバブーン
Ceratogyrus marshalli
頭胸部の中央から黒い角がまっすぐ立ち上がるアフリカ南部産の地中性タランチュラ。刺激毛を持たず動きが速いため、深く掘れる床材を敷いたうえで触らずに飼うのが前提になる。
© Chris Oldnall / CC BY-SA 4.0タイゴールデンフリンジ
Ornithoctonus aureotibialis
タイに分布する地中性オオツチグモ。黒を基調とし、亜成体以降のメスと亜成体のオスでは前脚の膝節と脛節に金色からオレンジ色の毛の縁取りが現れる。腹部には淡い魚の骨状の模様が入る。
© Www.universoaracnido.com / CC BY-SA 2.5タイゼブラ
Melopoeus albostriatus
黒地の脚に白い縦縞が走り、腹部にも白いジグザグ模様が入る東南アジア産の地中性タランチュラ。熱帯林のほか竹林や水田にも生息し、垂直に深い坑道を掘って夜間に活動する。
© Sarka Masova / CC BY 4.0タイランドブラック
Melopoeus minax
ほぼ一様な黒色の体に、脚の膝節と脛節だけ橙色の縁毛が入る東南アジア産の地中性タランチュラ。深い坑道にこもる習性を持ち、防御性が高く咬傷は強い痛みを伴うとされる。
© Syrio / CC BY-SA 4.0チャイニーズゴールデンアースタイガー
Melopoeus schmidti
濃い黄褐色の体を持つ中国広西・ベトナム産の大型地中性タランチュラ。アジア最大級のクモの一つとされ、フウェントキシンと呼ばれる毒成分の研究対象にもなっている種である。
© Jokuyken15 / CC BY-SA 4.0チャイニーズブラック
Melopoeus hainanus
中国海南島の南向き急斜面にのみ分布する黒褐色の大型地中性タランチュラ。近縁種によく似るが、ハイナントキシンと呼ばれる神経毒を含む強毒種で、飼育は上級者に限られる。

ニューギニアブラックフューリー
Chilocosmia dichromata
ニューギニア島(インドネシア領)に住む地中性の旧世界タランチュラ。背甲と脚の付け根が赤褐色、腹部と脚の先が褐色〜黒。キロコスミア属の唯一の種で、刺激毛を持たない。
© JR Ferrer-Paris / CC BY 4.0ピンクフットゴライアス
Theraphosa apophysis
レッグスパンでは世界最大級とされる大型のオオツチグモ。基調はコーヒー褐色で、幼体は各脚の先端がピンク色を帯び、脱皮を重ねるごとに薄れる。神経質で高い湿度を要求する。

フォートホールバブーン
Pterinochilus lugardi
灰褐色の頭胸部と黒い魚骨模様の腹部を持つアフリカ産の地中性タランチュラ。同属の中では比較的おとなしいが動きは非常に速く、深い床材と巣穴の起点になる隠れ家が要る。
© Quengsalinas / CC BY-SA 4.0ブルーフットバブーン
Idiothele mira
脚先の跗節と蹠節だけが鮮やかな空色に染まる南アフリカ固有の小型タランチュラ。巣穴の入口に絹のトラップドアを作るという、タランチュラ全体でも珍しい習性を持っている。
© Artem Abdukakharov / CC BY 4.0ベトナミーズタイガー
Cyriopagopus longipes
東南アジア大陸部に分布する、脚の長いアースタイガー系のタランチュラ。以前は Haplopelma 属に置かれていた地中性の種で、防御的な性質をもつ。
© James Hunt / CC BY 4.0ベトナムブルー
Chilobrachys dyscolus
ベトナム産のオオツチグモで、普段はチョコレート褐色から灰色だが、脱皮直後は全身が青みを帯びた黒に輝く。触肢と前脚の前面に金属的な青が残る個体もいる。防御的で動きが速い。

モザンビークゴールデンバブーン
Augacephalus ezendami
黒い頭胸部に金色の放射条が入り、脚の腿節も金色に輝くモザンビーク固有のタランチュラ。絶対地中性で、掘れる場所がない環境では大量に糸を張って地表に巣を作る習性がある。
© Peter Webb / CC BY 4.0リアホーンドバブーン
Ceratogyrus darlingi
頭胸部の後方寄りに後ろへ反った角を持つアフリカ南部産の地中性タランチュラ。乾いた床材を深く敷く必要があり、成長が速く丈夫な一方で動きが速く防御性も高い種である。
© Chayant Gonsalves / CC BY 4.0レッサーゴアマスタード
Thrigmopoeus truculentus
インド西ガーツ山脈の固有種で、土手に巣穴を掘って暮らす地中性のタランチュラ。旧世界の種で刺激毛を持たず、身を守るときは咬みつきに訴えやすい。IUCN では準絶滅危惧。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。