奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
27品種を表示 / 283品種中(1–24)
© Dan Wrench / CC BY 4.0ウェルネリダンゴムシ
Armadillidium werneri
ギリシャ西部のコルフ島とアルバニア南部に分布するダンゴムシ。灰褐〜橙の地に白い斑点が散る。他種より乾燥気味を好み、湿度50〜60%で飼う。流通量は少ないが飼育は容易。
© Joan C. Hinojosa / CC0エクスパンサスワラジムシ
Porcellio expansus
幅広い体と縁の張り出しが特徴のスペイン産大型ワラジムシ。乾燥気味とカルシウムを好む。動きは速いが咬傷も毒もなく無害な腐食性種。

エンバービーワラジムシ
Merulanella sp. "Ember Bee"
ベトナム産の未記載ワラジムシ。脚と腹面は漆黒で、背は黄から橙、赤へと連続して移る。
© Holger Krisp / CC BY 3.0オニスクスワラジムシ
Oniscus asellus
ヨーロッパ原産で、朽木や石の下にごく普通に見られる光沢のあるワラジムシ。扁平な体の縁がやや張り出し、幼体には橙色の斑が出る。温帯性で加温がいらず、初心者向けの種として定着している。

オルナトゥスワラジムシ
Porcellio ornatus
スペイン原産の大型ワラジムシ。灰色の地に体後半の黄色い斑点が映え、黄色の割合を高めた系統も作出されている。非常に活発で登る性質があり、乾燥気味の環境で飼う。幼体を共食いしやすい。
© Leila Dasher / CC BY 4.0カーリーワラジムシ
Cylisticus convexus
ヨーロッパ原産で世界各地に定着したワラジムシ。丸まるが触角と長い尾肢がはみ出す不完全な球になる点が特徴。灰色から赤褐色まで体色に幅があり、丈夫で繁殖が早い掃除役として人気。
© Ryan Hodnett / CC BY-SA 4.0グラニュラータムダンゴムシ
Armadillidium granulatum
イベリア半島から地中海沿岸に分布する最大級のダンゴムシ。20〜30℃・湿度75〜80%で丈夫に育ち、大きな群れをつくる入門種。
© Jesse Rorabaugh / CC0ジャイアントキャニオンワラジムシ
Porcellio dilatatus
南西ヨーロッパ原産で世界各地の建物周辺に定着したワラジムシ。幅広の楕円形の体は灰色から暗褐色で、床材によく潜る。丈夫で乾燥にも耐え、掃除役として広く使われる入門種。

シルベストリワラジムシ
Porcellio silvestrii
スペイン南部の松林に生息するワラジムシ。雄は鮮やかな橙色、雌は灰色や鈍い橙色と、ワラジムシでは珍しい性的二型を示す。過湿を嫌い、通気の良い乾燥気味の環境で落ち着いて飼える。

スクシンクトゥスワラジムシ
Porcellio succinctus
スペイン南部の石灰岩地帯に生息する体幅の広い大型ワラジムシ。体長約2.8cmに長い触角と尾肢が加わり迫力がある。低湿度と通気を要求し、産仔数が少なく夏の繁殖期に環境変化を嫌う上級者向けの種。
© ConstantineShovel / CC BY 4.0スパチュラートゥスワラジムシ
Porcellio spatulatus
南欧の乾いた岩場に住む、平たく幅広な体つきのワラジムシ。スレートグレーから淡い青灰色の体に濃い背帯と明るい縁取りが入る。乾燥気味で通気のよい環境を好み、体を丸めることはできない。

スパニッシュオレンジワラジムシ
Porcellio hoffmannseggii
鮮やかなオレンジ色と大型の体が魅力のスペイン産大型ワラジムシ。乾燥気味でカルシウムを多く要する。動きは速いが咬傷も毒もなく無害な腐食性種。

ダルメシアンワラジムシ
Porcellio scaber
黒白の斑模様が犬のダルメシアンに似たポルセリオ・スカベルの人気モルフ。丈夫で繁殖も容易な定番種。腐食性で咬傷も毒もなく、掃除役として広く飼育される。

デイリーカウワラジムシ
Porcellio laevis
白地に黒斑の乳牛模様が名の由来となったポルセリオ・レビスの人気モルフ。成長・繁殖が速く丈夫で初心者向き。腐食性で咬傷も毒もなく、掃除役としても優秀。

ドワーフグレーワラジムシ
Nagurus cristatus
灰色から灰褐色で、背面に種小名の由来となった控えめな隆条が走る。増殖はゆるやかで、清掃要員というより収集対象として飼われることが多い。
© Bianca Laskowska / CC BY-SA 4.0ドワーフホワイトワラジムシ
Trichorhina tomentosa
白色の極小ワラジムシで、単為生殖により急速に殖える。テラリウムやエサ用培養の掃除役として定番。咬傷も毒もなく無害な腐食性種。
© Individuo Núcleo / CC BY-SA 4.0ニクレシワラジムシ
Porcellio nicklesi
スペイン原産のコンパクトなワラジムシで、体長約2cmに長い尾肢を加えると約3cmになる。活発でよく姿を見せ、群れの動きが観察しやすい。乾燥気味の環境と通気を必要とし、高湿度には耐えない。

ハアシワラジムシ
Porcellio haasi
スペイン原産の大型ワラジムシ。暗褐色の地に黄色い斑点が入り、通常型より明らかに大きい「ジャイアント」系統が存在する数少ない種。乾燥と強い通気を要求し、朽木やコケの下に潜む。
© xpda / CC BY-SA 4.0パウダーブルーワラジムシ
Porcellionides pruinosus
体表の粉を吹いたような青灰色が美しい小型ワラジムシ。動きが速く繁殖も非常に速い入門種。掃除役・エサ用として定番で、咬傷も毒もなく無害。

パンダキングダンゴムシ
Cubaris sp. "Panda King"
白黒のパンダ模様が美しいクバリス系の人気種。学術的には未記載で「Cubaris sp.」が正式呼称。高湿度と石灰質を好み繁殖はゆっくり。腐食性で咬まず毒もなく無害。
© norman richomme / CC BY-SA 4.0フラボマルギナートゥスワラジムシ
Porcellio flavomarginatus
ギリシャ(クレタ島など)原産の昼行性ワラジムシ。黒に近い暗灰色の体を白い鋸歯状の縁取りが囲み、背中に淡い斑点列が入る。乾いた区画を厳格に保ち通気を確保すれば安定するが、蒸れると群れが崩れやすい。
© Emanuele Santarelli / CC BY-SA 4.0ペラカエダンゴムシ
Armadillidium peraccae
イタリア南東部からエーゲ海・トルコに分布する大型のダンゴムシ。青灰色の体に三葉虫を思わせる粗い顆粒状の背面が特徴。完全に丸まり、樹皮の下に群れる。丈夫で繁殖も容易な入門種。

ボリバリワラジムシ
Porcellio bolivari
コントラストの効いた模様で人気のスペイン産ワラジムシ。乾燥気味とカルシウムを好む。動きは速いが咬傷も毒もなく無害な腐食性種。

ポルケリオ・ウェルネリ
Porcellio werneri
ギリシャ原産で、ほぼ円形の極めて扁平な体を持つ異色のワラジムシ。灰色の体を白い縁取りが囲み、驚くと死んだふりをする。乾いた床材と脱皮用の湿ったコケを両立させる必要があり、経験者向け。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。