© Pierre Pericard / CC BY 4.0チャイナクラムの通販|ブリーダー直販
チャイナクラムは、フィリピン周辺の限られた海域に分布する大型のシャコガイの一種です。シャゴウによく似た姿を持ちながら、殻は薄く磁器のような半透明の質感を帯びており、これが英名「China Clam」の由来になっています。成長すると殻長は最大41cmに達し、水槽内でも存在感のある姿を楽しめます。外套膜が見せる美しい色合いも魅力ですが、強い照明と安定した水質を長期間維持する必要があるため、飼育には上級者向けの知識と経験が求められます。
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チャイナクラムの基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- サイズ
- 殻長 最大41cm
- 適正温度
- 24〜27℃
- 食事
- 外套膜の褐虫藻による光合成が主体。小型個体は植物プランクトンの濾過摂食にも依存する。
- 光量・照明
- 外套膜の光合成に栄養を依存するため強めの照明が要る。シャゴウ同様、外套膜の露出面積が Tridacna 属より小さく、照明不足の影響が出やすい。
- 水流・配置
- 砂底や礫底で生活するため、水槽でも砂底に直接置く。殻が薄く欠けやすいので、取り扱いは縁を持たず殻全体を支える。中程度のランダムな流れを当てる。
- 水温・水質
- 水温24〜27℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム400〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm。殻の成長にカルシウムを大量に消費するため、添加と測定を欠かさない。
- 餌・給餌
- 栄養の大半は外套膜の褐虫藻が行う光合成に由来する。成貝では給餌はほぼ不要だが、殻長5cm以下の小型個体は濾過摂食への依存が高く、植物プランクトンの添加が有効。
- 注意点
- 分布がフィリピン周辺に限られ、IUCN は危急種(VU)と評価する。ザルガイ科シャコガイ亜科として CITES 附属書 II に一括掲載され、輸出入には許可書が必要。入手は養殖由来で許可書のある個体に限る。外套膜が開かない、縁が縮む、光に反応しないといった状態は不調のサイン。足糸(そくし)を切ると致命傷になるため、岩に固着した個体を無理に剥がさない。殻の隙間に寄生するトウガタガイ類(ピラミッド貝)は夜間に確認して除去する。
チャイナクラムについて
チャイナクラムは殻長最大41cmに成長する大型シャコガイ。磁器のような半透明の殻が特徴で、フィリピン周辺に分布し、IUCNは危急種に指定。飼育は上級者向け。
チャイナクラムをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1強い光量が不可欠
チャイナクラムは体内に共生藻(褐虫藻)を宿し、光合成によって栄養の多くを得ています。水槽では強力な照明を長時間安定して当てられる環境を整えることが欠かせません。
2水質の安定が命綱
水質の急変に弱く、カルシウムやストロンチウムなど骨格形成に関わる成分を継続的に補給する必要があります。日々の管理を怠らない安定した飼育環境が求められます。
3最大41cmまで成長
成長すると殻長は最大41cmに達するとされ、小さな個体を迎える際も将来のサイズを見越した水槽選びが必要です。手狭な水槽では長期飼育が難しくなります。
4置き場所は動かさない
一度落ち着いた場所はむやみに動かさず、転倒せず安定して置ける底砂やライブロックの上に設置します。頻繁な移動はストレスや損傷の原因になります。
5銅系薬剤は厳禁
貝類は銅に強い毒性を示すため、銅を含む薬剤を使用した水槽では飼育できません。他の生体を治療する際は水槽を分けるなど十分な配慮が必要です。
6外套膜を守る工夫
外套膜をつつく習性のある魚や、貝を捕食するマンテスシュリンプなどとの混泳には注意が必要です。組み合わせる生体は事前によく確認しましょう。
7上級者向けの飼育対象
分布はフィリピン周辺に限られIUCNは危急種(VU)と評価しており、飼育難易度も上級者向けとされています。十分な知識と経験を持った上で迎えることが推奨されます。
チャイナクラムのよくある質問
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.チャイナクラムは強い照明と安定した水質管理が必須で、飼育難易度は上級者向けとされています。サンゴや他の海水生体の飼育経験を積んでから迎えることをおすすめします。
- Q.エサは必要ですか?
- A.体内の共生藻による光合成が主な栄養源のため、基本的に給餌は必須ではありません。強い照明を安定して当てることが最も重要な世話になります。
- Q.どのくらいの大きさになりますか?
- A.成長すると殻長は最大41cmに達するとされています。将来的なサイズを見越した水槽選びが必要です。
- Q.他の生体と一緒に飼えますか?
- A.外套膜をつつく習性のある魚や、貝を捕食するマンテスシュリンプなどとの混泳は避ける必要があります。組み合わせる生体は事前によく確認しましょう。
- Q.CITESの規制対象になりますか?
- A.チャイナクラムはCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
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