© Charles J. Sharp / CC BY-SA 4.0オオシャコガイ(オオジャコ)の通販|ブリーダー直販
オオシャコガイ(オオジャコ)は、現生の二枚貝としては最大級の大きさに成長する種で、殻長は最大137cmに達するとされています。外套膜は褐色や金色を基調に、青緑色の鮮やかな斑紋が入り、まるで宝石のような美しさを見せてくれます。この発色は体内に共生する藻類によるもので、強い光を浴びることで色鮮やかさが際立ちます。じっと殻を開いて水流を受け止める姿は穏やかで、水槽の中でも存在感のある生き物です。ただし飼育には上級者向けの知識と環境づくりが求められ、IUCNからは近絶滅種(CR)にも評価されている貴重な生き物でもあります。
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オオシャコガイ(オオジャコ)の基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- サイズ
- 殻長 最大137cm
- 適正温度
- 24〜27℃
- 食事
- 外套膜の褐虫藻による光合成が主体。小型個体は植物プランクトンの濾過摂食にも依存する。
- 光量・照明
- LiveAquaria は高光量を挙げる。外套膜の面積が大きく光合成への依存度が高いため、水槽全体を強く照らす照明が要る。
- 水流・配置
- LiveAquaria は弱〜中程度の水流と底〜中段の配置を挙げる。重量があるため、崩れない安定した底面に直接置く。成長後の設置面積を見込む。
- 水温・水質
- 水温24〜27℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム400〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm。殻の成長にカルシウムを大量に消費するため、添加と測定を欠かさない。
- 餌・給餌
- 栄養の大半は外套膜の褐虫藻が行う光合成に由来する。成貝では給餌はほぼ不要だが、殻長5cm以下の小型個体は濾過摂食への依存が高く、植物プランクトンの添加が有効。
- 注意点
- 殻長137cmに達するため水槽での終生飼育は現実的でない。IUCN は近絶滅種(CR)と評価し、シャコガイ科として CITES 附属書 II に一括掲載され、輸出入には許可書が必要。流通は養殖個体に限られる。外套膜が開かない、縁が縮む、光に反応しないといった状態は不調のサイン。足糸(そくし)を切ると致命傷になるため、岩に固着した個体を無理に剥がさない。殻の隙間に寄生するトウガタガイ類(ピラミッド貝)は夜間に確認して除去する。
オオシャコガイ(オオジャコ)について
現生最大の二枚貝、オオシャコガイ(オオジャコ)の生態と飼育のポイントを紹介。青緑の斑紋が美しい外套膜や、上級者向けとされる飼育環境の特徴、IUCN近絶滅種(CR)としての希少性まで詳しく解説します。
オオシャコガイ(オオジャコ)をお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1強い照明が必須
外套膜には共生藻が住み、光合成によって栄養の多くを作り出しています。サンゴ飼育に匹敵する強い照明を用意できる環境でないと、健康を維持するのは難しいでしょう。
2安定したリーフ水槽向け
カルシウムやアルカリ度など、サンゴ水槽と同様の水質管理が求められます。立ち上げたばかりの水槽ではなく、パラメーターが安定した環境に迎えるのが望ましいです。
3水槽内での成長は緩やか
野生では殻長が最大137cmに達するとされますが、水槽内でそこまで成長させるのは現実的ではありません。お迎え時のサイズから大きく変わらないことも珍しくない点を理解しておきましょう。
4定着後はできるだけ動かさない
足糸(そくし)で岩などにしっかりと付着し、定位置で生活する性質があります。一度落ち着いた個体を頻繁に動かすとストレスの原因になるため、設置場所は最初によく検討しましょう。
5外套膜を齧る生体に注意
一部の魚や甲殻類は外套膜をつつく習性があり、傷つけてしまうことがあります。混泳させる生体の性質を事前に確認しておくと安心です。
6水流とスペースを確保
適度な水流があると外套膜を大きく広げやすくなります。将来的な大きさも考慮し、周囲に十分なスペースがある場所に設置しましょう。
7近絶滅種としての希少性
IUCNにより近絶滅種(CR)として評価されている生き物です。お迎えする際は、その希少性を理解した上で、長く大切に飼育する心構えを持つことが大切です。
オオシャコガイ(オオジャコ)のよくある質問
- Q.水槽でも野生と同じ大きさまで育ちますか?
- A.野生では殻長が最大137cmに達するとされますが、水槽内でそこまで成長させるのは現実的ではありません。成長の度合いは飼育環境によっても大きく変わります。
- Q.エサは何を与える必要がありますか?
- A.外套膜内の共生藻が光合成で栄養の大部分を作るため、強い照明があれば給餌の必要性は低いとされています。水質と光環境を整えることが飼育の中心になります。
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.上級者向けとされる生き物で、安定した水質管理と強い照明環境が欠かせません。サンゴや海水魚の飼育経験を積んでから迎えるのがおすすめです。
- Q.他の魚やサンゴと一緒に飼えますか?
- A.基本的にはリーフ水槽の一員として混泳可能ですが、外套膜を齧る習性のある生体との組み合わせは避ける必要があります。水槽全体の生体構成を事前に確認しましょう。
- Q.一度設置したら動かさない方がいいですか?
- A.足糸で岩に定着する性質があるため、頻繁に動かすとストレスになります。設置場所は最初によく検討し、なるべく同じ場所で飼育を続けることをおすすめします。
オオシャコガイ(オオジャコ)飼育に役立つ便利ツール
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