© NPS photo - Eva DiDonato. Identified by Douglas Fenner / Public domainツツユビミドリイシ(フミリス)の通販|ブリーダー直販
ツツユビミドリイシ(フミリス)は、太く先細る枝が指のように立ち上がり、こんもりとした群体を形づくるミドリイシの仲間です。枝の軸となる莢は大きくドーム状に盛り上がり、周囲には大小2種類の放射莢が並ぶことで、表面に独特のリズムが生まれます。体色はクリーム・青・褐色・紫と幅があり、枝先だけがクリームや青へと抜けるグラデーションが見どころのひとつです。骨格の成長が早く枝ぶりの変化を楽しめる一方、光量や水流など飼育環境への要求は高く、上級者向けの品種とされています。
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ツツユビミドリイシ(フミリス)の基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 適正温度
- 22〜26℃
- 食事
- 褐虫藻の光合成産物が主体。粉末・液状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。
- 光量・照明
- 強光を要する。AlgaeBarn は Acropora について PAR 800 以上での良好な飼育報告を挙げる。新規導入時は光量を落とし、数週間かけて段階的に上げる。
- 水流・配置
- 礁原上部や波当たりの強い礁斜面に生育する浅場性の種で、強い流れに耐える。指状の枝の間にも流れが入る位置に置く。
- 水温・水質
- 水温22〜26℃、比重1.023〜1.025、KH 8〜12、カルシウム380〜440ppm、マグネシウム1300〜1400ppm。KHの急変が最も白化を招きやすい。
- 餌・給餌
- 栄養の大半は褐虫藻の光合成に依存する。粉末・液状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。給餌より光と水質の安定が優先される。
- 注意点
- アクアリウム向けの輸出が行われている。LiveAquaria は Acropora 属の飼育難度を一律 Difficult としており、本種も属の目安に準じて扱う。CITES附属書II掲載種。
ツツユビミドリイシ(フミリス)について
ツツユビミドリイシ(フミリス)は指状に枝分かれして群体をつくるミドリイシの一種。ドーム状の軸莢と大小の放射莢が特徴で、クリームや青に抜ける枝先が美しい上級者向けサンゴです。
ツツユビミドリイシ(フミリス)をお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1強い光と水流が必須
ツツユビミドリイシは上級者向けとされるミドリイシの仲間で、健康を保つには強い照明と適度な水流が欠かせません。光量や水流が不足すると褐虫藻とのバランスが崩れ、体色の劣化や組織の後退につながることがあります。導入前に照明・ポンプの能力を見直しておくことをおすすめします。
2指状に伸びる骨格
太く先細る枝が指のように立ち上がり、群体全体としてこんもりとした形になっていくのが特徴です。軸となる莢は大きくドーム状に盛り上がり、枝の表面には大小2種類の放射莢が並びます。成長とともに枝ぶりの表情が変化していく過程も楽しみのひとつです。
3光への馴らしが重要
体色はクリーム・青・褐色・紫と幅があり、枝先がクリームや青に抜けるグラデーションが魅力です。ただし急に強い光へ当てると色や組織にダメージが出ることがあるため、水槽に迎えた直後は照明を弱めに設定し、時間をかけて慣らしていくことが大切です。
4水質の安定を保つ
カルシウム・アルカリニティ・マグネシウムなど骨格形成に関わる項目は、値そのものよりも急激な変動を避けることが重要です。低栄養塩の環境を好む一方で、極端に栄養塩が枯渇した状態も体色の悪化につながるため、定期的な水質測定で状態を把握しましょう。
5設置場所に余裕を
枝が指状に立ち上がりながら群体が横にも広がっていくため、周囲のサンゴとぶつからないよう余裕をもったレイアウトが必要です。隣接するサンゴと接触すると互いにダメージを与え合うことがあるので、成長後のサイズを見越して間隔をあけて設置しましょう。
6フラグでの増やし方
ミドリイシの仲間は枝の一部を切り分けて増やす「フラグ」という手法が一般的で、ツツユビミドリイシも同様に増殖・株分けができます。切断面が安定するまでは水流を穏やかにし、健康な母株から採ることが失敗を減らすポイントです。
7お迎え時は状態確認を
お迎えの際は、枝先のポリプがしっかり開いているか、組織の後退や白化した部分がないかを確認しましょう。水合わせは水温・水質の急変を避けるため点滴法などで時間をかけて行い、導入直後は照明を控えめにして環境に慣らすことが大切です。
ツツユビミドリイシ(フミリス)のよくある質問
- Q.ツツユビミドリイシは初心者でも飼育できますか?
- A.上級者向けとされる品種で、強い光量や安定した水流、水質管理への慣れが求められます。サンゴ飼育の経験を積んでから挑戦するのがおすすめです。
- Q.枝の色や形にはどんな特徴がありますか?
- A.太く先細る枝が指状に立ち上がり、軸莢は大きくドーム状、放射莢は大小2種類あります。体色はクリーム・青・褐色・紫と幅があり、枝先がクリームや青に抜けるのが特徴です。
- Q.CITESとの関係はありますか?
- A.ツツユビミドリイシ(フミリス)はCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
- Q.水質や照明はどのくらい必要ですか?
- A.強い光量と安定した水流が必要な、上級者向けの品種です。カルシウムやアルカリニティなどの数値を安定させることが、健康な骨格の成長につながります。
- Q.サンゴ同士を近くに置いても大丈夫ですか?
- A.枝状に大きく育つため、隣接するサンゴと接触すると互いにダメージを与えることがあります。将来のサイズを見越して、余裕のあるレイアウトで設置することをおすすめします。
ツツユビミドリイシ(フミリス)飼育に役立つ便利ツール
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