© U.S. Fish and Wildlife Service / Public domainチヂミウスコモンサンゴ(エクイツベルクラータ)の通販|ブリーダー直販
チヂミウスコモンサンゴ(エクイツベルクラータ、学名Montipora aequituberculata)は、コモンサンゴ科に分類される造礁サンゴです。薄い板状の骨格が水平方向に広がって成長し、縁が波打つように幾重にも重なり合うことで、皿を伏せたような優美な群体を形成します。表面を覆う疣状の突起がほぼ同じ大きさで整然と並ぶことが種小名の由来となっており、群体全体に統一感のある美しい表情を生み出します。強めの光を好むSPS(小型ポリプ石サンゴ)であり、成長すると群体径は数十cmに達することもあります。安定した水質管理が求められるため、上級者向けの品種とされています。
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チヂミウスコモンサンゴ(エクイツベルクラータ)の基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- サイズ
- 群体径 数十cm
- 適正温度
- 24〜27℃
- 食事
- 褐虫藻の光合成産物が主体。粉末状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。
- 光量・照明
- 強めの光を好む。板が水平に広がるため下方のサンゴへ影を落とす。導入直後は光量を落とし段階的に上げる。
- 水流・配置
- 板の上面に汚れが積もると組織が後退する。ランダムな中〜強流を当て、広がる余地を残して配置する。
- 水温・水質
- 水温24〜27℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム400〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm。KHの急変が最も組織後退を招きやすい。
- 餌・給餌
- 栄養の大半は褐虫藻の光合成に依存する。粉末状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与えるが、給餌より光と水質の安定が優先される。
- 注意点
- 流通名「モンティキャップ」は本来 M. capricornis を指し、本種と混称される。IUCN は絶滅危惧IB類(EN)と評価し、イシサンゴ目として CITES 附属書 II に一括掲載される。
チヂミウスコモンサンゴ(エクイツベルクラータ)について
薄い板状の骨格が水平に広がり、縁が波打って重なる皿状の群体をつくるコモンサンゴ科のSPS、チヂミウスコモンサンゴ(エクイツベルクラータ)の特徴と飼育のポイントを解説します。
チヂミウスコモンサンゴ(エクイツベルクラータ)をお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1強い光を好むSPS
水槽内では強めの照明を好むSPSで、メタルハライドや高出力LEDなどPARの高い光源を安定して当てられる環境が向いています。光量が不足すると本来の発色や成長が鈍くなることがあります。
2適度に強い水流が必要
群体表面に汚れが溜まらないよう、適度に強い水流を全体へ行き渡らせることが大切です。水流が淀む場所では表面にコケや汚れが付着しやすくなります。
3水質の安定管理が必須
カルシウム・KH・マグネシウムなど造礁サンゴに必要な要素を継続的に管理し、急激な水質変化を避けることが求められます。数値が安定しないと群体の一部が白化することがあります。
4水平に大きく広がる群体
薄い板が水平方向に大きく広がる成長タイプのため、レイアウト上でまとまった設置スペースを確保しておくと安心です。下段に他のサンゴを置く場合は光を遮らない配置を意識してください。
5上級者向けの理由
水質の急変に敏感で管理に経験を要するため、上級者向けとされています。導入前に水槽の水質が長期間安定して推移しているかを確認しておくと良いでしょう。
6サンゴ同士の距離
隣接するサンゴと接触すると刺胞による攻撃が起こることがあるため、成長後の広がりを見込んで周囲のサンゴと距離を空けて設置してください。
7お迎え後の水合わせ
お迎え直後は水質・照明環境の違いに慣らすため、点滴法などで時間をかけて水合わせを行うことが推奨されます。ポリプの展開状態を見ながら徐々に光量に慣らしていくと安心です。
チヂミウスコモンサンゴ(エクイツベルクラータ)のよくある質問
- Q.飼育難易度はどのくらいですか?
- A.上級者向けの品種とされており、安定した水質管理の経験が求められます。初めてサンゴ飼育に挑戦する方には、より丈夫な種類から始めることをおすすめします。
- Q.どのくらいの大きさに成長しますか?
- A.群体径は数十cmに達することがあります。薄い板状に水平方向へ広がりながら成長していくのが特徴です。
- Q.寿命はどのくらいですか?
- A.具体的な年数は環境によって大きく変動するため一概には言えません。水質や光環境を安定して維持できれば、長期にわたり群体を育てていくことが可能です。
- Q.CITESの規制対象ですか?
- A.チヂミウスコモンサンゴ(エクイツベルクラータ)はCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
- Q.どんな水槽環境が向いていますか?
- A.強めの光量と安定した水流、そして安定した水質を保てる環境が向いています。既にSPSサンゴの飼育実績がある水槽への導入が安心です。
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