© Eric A. Lazo-Wasem (Yale Peabody Museum) / CC0ウスコモンサンゴ(フォリオサ)の通販|ブリーダー直販
薄い葉状の板が渦を巻くように重なり合い、バラの花を思わせる段状の群体をつくるコモンサンゴ科のサンゴです。板の表面には縁へ向かって細かい畝が放射状に走り、縁が明るい色に縁取られる個体も多く見られます。育つと群体径は数十cmに達し、水槽の中でひときわ存在感のあるレイアウトの主役になります。強めの光を好むSPSで、上級者向けとされる飼育難易度のぶん、板の広がり方や色の変化を長く観察する楽しみがあります。水流や照明の当たり方によって板の表情が変わる点も魅力です。
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ウスコモンサンゴ(フォリオサ)の基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- サイズ
- 群体径 数十cm
- 適正温度
- 24〜27℃
- 食事
- 褐虫藻の光合成産物が主体。粉末状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。
- 光量・照明
- 強めの光を好む。段状に重なる板が下の板へ影を落とすため、上から広く当たる照明が向く。導入直後は光量を落とし段階的に上げる。
- 水流・配置
- 板の重なりに堆積物が残ると組織が後退する。ランダムな中〜強流を当て、周囲に広がる余地を残して配置する。
- 水温・水質
- 水温24〜27℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム400〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm。KHの急変が最も組織後退を招きやすい。
- 餌・給餌
- 栄養の大半は褐虫藻の光合成に依存する。粉末状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与えるが、給餌より光と水質の安定が優先される。
- 注意点
- IUCN は絶滅危惧IB類(EN)と評価する。イシサンゴ目として CITES 附属書 II に一括掲載され、輸出入には許可書が必要。
ウスコモンサンゴ(フォリオサ)について
薄い葉状の板が渦を巻くように段状に重なり、バラの花を思わせる群体をつくるコモンサンゴ科のSPSサンゴです。強い光を好み、飼育には相応の経験が必要な上級者向けの品種です。
ウスコモンサンゴ(フォリオサ)をお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1強い光量が必要
強めの光を好むSPSサンゴのため、十分な照明環境が整った水槽での飼育が前提になります。光量不足では色や成長に影響が出やすく、板状の骨格が徒長したような姿になることがあります。
2安定した水流を好む
板の表面に汚れやコケが付きにくいよう、適度な水流が板全体に行き渡る配置が望まれます。水流が偏ると板の一部だけが弱ることがあるため、設置場所や向きの調整が必要です。
3水質の安定が肝心
カルシウムやアルカリ度など水質パラメーターの急な変動に弱いSPSサンゴです。上級者向けとされるのは、こうした水質管理を継続して行う必要があるためです。
4導入時は光に慣らす
環境が変わった直後は光や水流に慣れておらず、負担がかかりやすい時期です。最初は明るさを抑えた場所に置き、時間をかけて徐々に本来の設置場所へ移すと落ち着きやすくなります。
5群体は数十cmに成長
板状の群体は成長すると数十cmの大きさに広がり、渦を巻くような段状の姿になります。設置場所には将来の広がりを見込んだスペースを確保しておくとよいでしょう。
6板の縁は欠けやすい
薄く広がった板状の骨格は、移動や水槽内でのレイアウト変更の際に欠けやすい部分です。取り扱う際は板の縁に強い力がかからないよう注意が必要です。
7組織の状態を確認
お迎え前には板の組織に白化や後退といった変化がないかを確認しておくと安心です。健康な個体は板の縁がはっきりと色づき、骨格が透けて見えるような部分が少ない傾向があります。
ウスコモンサンゴ(フォリオサ)のよくある質問
- Q.ウスコモンサンゴは初心者でも飼育できますか?
- A.上級者向けとされる飼育難易度の品種です。強い光量や安定した水質管理が必要になるため、SPSサンゴの飼育経験を積んだうえで検討することをおすすめします。
- Q.どのくらいの大きさに育ちますか?
- A.板状の群体が渦を巻くように広がり、群体径は数十cmに達します。設置場所には成長後の広がりを見込んだスペースを確保しておくと安心です。
- Q.水流や照明はどの程度必要ですか?
- A.強めの光を好むSPSサンゴのため、十分な照明環境が前提になります。板全体に水流が行き渡るよう設置場所を工夫すると、汚れの付着を抑えやすくなります。
- Q.CITESの対象になりますか?
- A.ウスコモンサンゴ(フォリオサ)はCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
- Q.板の縁が欠けてしまった場合、どうすればよいですか?
- A.薄い板状の骨格は欠けやすい部分ですが、欠けた部分から徐々に組織が回復していくこともあります。まずは水流や水質を安定させた環境を保ち、経過を観察することが大切です。
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