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オオトゲトサカは、日本の暖かい海で最も普通に見られるトゲトサカの仲間です。ポリプを包む骨片が赤く、それを支える骨片の束が白いため、赤と白の対比が目を引きます。ただし褐虫藻をもたないので、ライトの光では育ちません。プランクトンなどの細かい餌を絶えず与え続ける必要があり、ソフトコーラルの中でも上級者向けとされています。褐虫藻に頼らない分、飼育の考え方がほかのサンゴと大きく異なる点も特徴です。餌やりと水質管理に手間をかけられる方が、十分に準備を整えてから迎えたい種類です。
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オオトゲトサカの基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 寿命
- 資料が少ない
- サイズ
- トゲトサカ属は高さ20cmほど(世界大百科事典)
- 食事
- 給餌のみ(植物プランクトンなど微細な餌)。褐虫藻をもたない
- 光量・照明
- 褐虫藻をもたず光合成をしない(Wikipedia)。強い照明は要らず、藻がつきにくい控えめな明るさでよい。
- 水流・配置
- 外洋に面した岩礁に着生する(世界大百科事典)。餌が枝先のポリプに届くよう、群体全体がゆれる程度の水流を当て、岩の張り出しなどに固定する。
- 水温・水質
- 伊豆半島など温帯の海にも普通にすむ種で、熱帯のサンゴ水槽とは条件が違う。飼育水温の数値の目安は資料が少ないので、採集地の水温に近づけ高水温を避ける。塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。
- 餌・給餌
- トゲトサカ類は植物プランクトンなど細かい餌をほぼ絶えず必要とする(Wikipedia)。液状・微粒子の餌を少量ずつ頻繁に与え、自動給餌も検討する。
- 健康・注意点
- トゲトサカ類は飼育が非常に難しいことで知られる(Wikipedia)。給餌で水が汚れやすいので、ろ過と換水を十分にし、上級者が専用水槽で飼う。
オオトゲトサカについて
オオトゲトサカは日本の暖かい海で最も普通に見られるトゲトサカ。赤い骨片と白い骨片の束が特徴で、褐虫藻をもたず細かい餌を絶えず要する上級者向けのソフトコーラルです。飼育のポイントを解説します。
オオトゲトサカをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1赤と白の骨片が特徴
ポリプを包む骨片が赤く、それを支える骨片の束が白いのが、オオトゲトサカの外見の特徴です。日本の暖かい海で最も普通に見られるトゲトサカで、この仲間の典型的な姿を知る手がかりになります。
2光では育たない
オオトゲトサカは褐虫藻をもたないため、強い照明を当てても光合成による栄養は得られません。ライトは観賞や同じ水槽の他のサンゴのためのものと考え、栄養は餌で補う前提で計画しましょう。光が足りれば育つというサンゴ飼育の感覚は当てはまりません。
3餌が飼育の中心
細かい餌を絶えず与え続ける必要があるため、給餌が飼育の中心になります。プランクトンなどの細かい餌を、日々の生活の中で無理なく続けられる方法を先に考えておきましょう。餌が途切れると状態を保ちにくくなるため、不在の間の対応も含めて計画すると安心です。
4上級者向けの理由
上級者向けのソフトコーラルとされ、光で育つ種類とは飼育の組み立て方が異なります。お迎え前に、給餌の仕組みと安定した水槽環境を整え、ほかのサンゴでの飼育経験を積んでおくと進めやすくなります。
5水流と餌の届け方
細かい餌は水流に乗って体全体に届くため、水流の向きや強さの設計が大切になります。餌が滞留せず、かつ強すぎない流れになるよう調整し、様子を見ながら微調整しましょう。
6水質と日々の観察
絶えず餌を与える飼育では、水が汚れやすくなる傾向があります。給餌量と水質の変化をあわせて確認し、毎日ポリプの開き具合や体の張りを観察しましょう。状態が思わしくないときは、まず給餌方法と水質を見直すのが基本です。
7サイズと寿命の目安
大きさ・寿命とも資料が少なく、はっきりした目安は示せません。個体差もあるため、設置場所は余裕をもたせて選ぶと安心です。
オオトゲトサカのよくある質問
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.上級者向けとされており、初めて迎えるサンゴとしてはおすすめしにくい種類です。まずは光で育つ種類などで水質管理と給餌の経験を積み、給餌の仕組みを整えてから検討すると進めやすくなります。
- Q.強い照明を当てれば育ちますか?
- A.育ちません。オオトゲトサカは褐虫藻をもたないため、光を強くしても栄養は得られず、細かい餌を絶えず与えることが必要です。照明は観賞や他のサンゴのために使うものと考えてください。
- Q.どんな餌を与えればよいですか?
- A.プランクトンなどの細かい餌を、絶えず与え続ける必要があります。量や回数は水槽の環境によって変わるため、少量から様子を見て調整するのが基本です。与えすぎは水質悪化につながるので、水質の確認もあわせて行ってください。
- Q.どのくらいの大きさになりますか?
- A.大きさは資料が少なく、はっきりした目安は示せません。個体ごとに差もあるため、設置場所には余裕をもたせると安心です。
- Q.寿命はどのくらいですか?
- A.寿命は資料が少なく、はっきりした年数は分かっていません。年数を前提にせず、日々の観察で状態を確認しながら長く付き合う姿勢が大切です。
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