© Hans Hillewaert / CC BY-SA 4.0ウメボシイソギンチャクの通販|ブリーダー直販
ウメボシイソギンチャクは、干潮で水が引くと触手をしまい込み、縮めた状態で直径約5cm、梅干しのように丸くまとまる磯のイソギンチャクです。水に浸かると触手を広げ、体の上縁には青い玉のような周辺球が並びます。周辺球は、隣り合う個体と居場所を争うときの武器になります。飼育難易度は初心者向けで、飼育下で60年近く生きた英国の個体の記録が残る長寿の種です。動きはゆっくりで、落ち着いた場所でじっくり観察できます。一方で、同じ水槽の生体との距離には配慮が必要です。
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ウメボシイソギンチャクの基本データ
- 飼育難易度
- 初心者向け
- 寿命
- 飼育下で60年近く生きた記録がある(英国の個体)
- サイズ
- 縮めた状態で直径約5cm
- 食事
- 肉食(小さな甲殻類・魚介の切り身など)
- 光量・照明
- 磯の潮だまりにすむ種で、特別な照明は要らない。観賞しやすい明るさでよい。
- 水流・配置
- 岩に足盤で付く。潮間帯の種で、波の強い場所にも穏やかな場所にもすむ(Wikipedia)。ポンプの吸い込み口にはカバーを付ける。
- 水温・水質
- 日本の磯の種で、熱帯のサンゴ水槽とは水温の条件が違う。飼育水温の数値の目安はまとまった資料がないので、採集地の水温に近づけ、夏の高水温を避ける。塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。
- 餌・給餌
- 肉食で、アサリの身・アミ・エビなどを食べる(Reeflex)。触手に小さな切り身を触れさせるように与え、食べ残しは取り除く。
- 健康・注意点
- 周辺球の刺胞で隣の個体と争う(Wikipedia)。複数飼うときは間隔をあけ、ほかのイソギンチャクやサンゴと接しないようにする。採集は漁業権や地域のルールを確かめてから。
ウメボシイソギンチャクについて
ウメボシイソギンチャクは、縮めると直径約5cmの梅干し状になる磯のイソギンチャク。青い周辺球が特徴で、初心者向け、飼育下で60年近く生きた記録もあります。特徴と飼育前に知っておきたい点を紹介します。
ウメボシイソギンチャクをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1縮むのは自然な反応
干潮時に触手をしまって梅干しのような塊になるのは、磯で暮らす種の自然な反応です。水槽でも、環境の変化や刺激で縮むことがあります。すぐに不調と決めつけず、落ち着ける環境で触手が再び開くか観察しましょう。
2冷涼な水温を意識する
温帯の磯に暮らす種なので、熱帯のサンゴ水槽と同じ感覚では管理しにくい場合があります。夏場の高水温には特に注意し、水温を安定させる工夫をしてください。お迎え前に、置く予定の水槽で無理なく水温を保てるか確認しましょう。
3青い玉は縄張りの武器
体の上縁に並ぶ青い玉は周辺球で、隣の個体と場所を争うときに使われます。複数を同じ水槽に入れる場合は、個体どうしの距離を十分にとり、様子を見ながら配置を調整しましょう。触手や周辺球に触れると刺激を感じることがあるため、水槽内の作業では素手で触れすぎないようにします。
4同居生体との距離
イソギンチャクは、触手の届く範囲に入った小さな生き物を捕らえることがあり、時間をかけて少しずつ場所を移ることもあります。小型の魚やエビ、近くのサンゴとの位置関係を考えてレイアウトしましょう。相性は個体や水槽の状況によるため、慎重に様子を見てください。
5岩に落ち着かせる
磯の岩の割れ目や表面に、足盤と呼ばれる体の底の吸着部分で張り付いて暮らします。水槽でも岩組みや石の陰など安定した場所を用意し、ポンプの吸水口には近づかない配置にしましょう。無理にはがすと体を傷めるおそれがあるため、移動が必要な場合は慎重に行ってください。
6給餌は少量ずつ
野生では小さな甲殻類や貝類などを触手で捕らえて食べます。飼育下では、小さく切った魚介類などを触手の近くに与える方法が一般的です。食べ残しは水質悪化につながるため、量は控えめにして残りは取り除きましょう。
7長く付き合う準備
飼育下で60年近く生きた英国の個体の記録があり、環境が合えば長く付き合える可能性のある種です。ただしこれは記録であり、すべての個体が同じだけ生きるとは限りません。水質と水温を安定して保てる体制を整えてから、お迎えしましょう。
ウメボシイソギンチャクのよくある質問
- Q.初心者でも飼えますか?
- A.飼育難易度は初心者向けとされる種類です。ただし、水温と水質を安定させることと、同じ水槽の生体との距離に配慮することは欠かせません。
- Q.どのくらいの大きさになりますか?
- A.縮めた状態で直径約5cmが目安です。水中で触手を広げた姿はもう少し大きく見えるため、置き場所には余裕を持たせましょう。
- Q.どれくらい長生きしますか?
- A.飼育下で60年近く生きた英国の個体の記録があります。ただし記録であって、すべての個体が同じだけ生きる保証ではありません。環境を安定させ、長く見守る前提で検討してください。
- Q.触手を縮めたままです。大丈夫ですか?
- A.この種は潮が引くと触手を縮めるため、縮む行動自体は自然なものです。環境の変化や刺激で縮むこともあるので、まず水温や水質が安定しているかを確認し、落ち着ける環境で経過を見ましょう。改善しない場合は出品者に相談するのがおすすめです。
- Q.ほかのサンゴや魚と一緒に飼えますか?
- A.同じ水槽に入れる場合は、触手の届く範囲や移動先を想定して配置する必要があります。周辺球は個体どうしで場所を争うときの武器にもなるため、複数を飼うなら距離を十分にとりましょう。
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