
出典: Wikimedia Commons
Actinia equina
潮が引くと触手を縮め、直径5cmほどの赤茶色の梅干しのような塊になる磯のイソギンチャク。体の上縁に青い玉(周辺球)が並び、隣の個体と場所を争うときに武器として使う。
ウメボシイソギンチャク(Actinia equina)はウメボシイソギンチャク科のイソギンチャクで、日本近海の磯に普通に見られます。従来はイギリスから西ヨーロッパ・地中海・アフリカ西岸に分布するものと同種とされてきたため、この学名が使われていますが、日本産は別種である可能性が示されています(Wikipedia)。成体は96本、最大で192本の触手を6重の輪に並べます。潮が引いて触手を引っ込めると、梅干しに似た直径5cmほどの赤茶色の塊になります。体の上部には周辺球(アクロラジ)と呼ばれる青い玉が並び、刺胞を含むこの玉で隣の個体と場所を争います。潮間帯に適応した種で、高温や乾燥にある程度耐え、塩分の変わりやすい河口域にもすみます。親の体内で無性的に作られた小さな個体を口から吐き出して増えます。飼育は容易とされ、英国では飼育下で60年近く生きた個体が知られています。国内では磯で採った個体が海水生体の店で扱われています。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ウメボシイソギンチャクの寿命は飼育下で60年近く生きた記録がある(英国の個体)です。
ウメボシイソギンチャクの成体サイズは縮めた状態で直径約5cmです。
原産地
日本近海の岩礁海岸(学名上はヨーロッパ〜アフリカ西岸・東アジアなど)
寿命
飼育下で60年近く生きた記録がある(英国の個体)
サイズ
縮めた状態で直径約5cm
適温
24〜27℃
肉食(小さな甲殻類・魚介の切り身など)
出典: Wikipedia(ウメボシイソギンチャク) / Wikipedia(Beadlet anemone) / Reeflex(Actinia equina)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
国内法: 海や磯での採集は、漁業権や都道府県の漁業調整規則の対象になることがある。国立・国定公園の海域公園地区では、指定された動植物の採取に許可が要る(自然公園法第22条)。採集するときは地域のルールを確かめる。
CITES 附属書には掲載されていない(Species+ で確認)。外来生物法の特定外来生物にも指定されていない。
出典: Species+(CITES 検索) / 環境省 特定外来生物等一覧 / e-Gov 法令検索: 自然公園法(第22条 海域公園地区)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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磯の潮だまりにすむ種で、特別な照明は要らない。観賞しやすい明るさでよい。
岩に足盤で付く。潮間帯の種で、波の強い場所にも穏やかな場所にもすむ(Wikipedia)。ポンプの吸い込み口にはカバーを付ける。
日本の磯の種で、熱帯のサンゴ水槽とは水温の条件が違う。飼育水温の数値の目安はまとまった資料がないので、採集地の水温に近づけ、夏の高水温を避ける。塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。
肉食で、アサリの身・アミ・エビなどを食べる(Reeflex)。触手に小さな切り身を触れさせるように与え、食べ残しは取り除く。
周辺球の刺胞で隣の個体と争う(Wikipedia)。複数飼うときは間隔をあけ、ほかのイソギンチャクやサンゴと接しないようにする。採集は漁業権や地域のルールを確かめてから。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
ウメボシイソギンチャクの平均寿命は飼育下で60年近く生きた記録がある(英国の個体)です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
ウメボシイソギンチャクの成体サイズは縮めた状態で直径約5cmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
ウメボシイソギンチャクの食性は「肉食(小さな甲殻類・魚介の切り身など)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ウメボシイソギンチャクの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日