サンゴ用語集
サンゴの飼育・購入で使われる専門用語をわかりやすく解説します
SPS(エスピーエス)
Small Polyp Stonyの略で、小さなポリプを持つ硬質サンゴの総称。ミドリイシやコモンサンゴなどが代表種で、強い光量と安定した水質が必要なため中〜上級者向けとされる。
LPS(エルピーエス)
Large Polyp Stonyの略で、大きなポリプを持つ硬質サンゴの総称。ハナガタサンゴやオオバナサンゴなどが代表種で、SPSより飼育しやすく、色鮮やかな個体が多い。
ソフトコーラル(そふとこーらる)
骨格を持たない軟質サンゴの総称。マメスナギンチャク、スターポリプ、ウミキノコなどが代表種で、水質変動に強く初心者でも飼育しやすい。価格も比較的手頃。
フラグ(ふらぐ)
サンゴの母体から切り出した小さな断片のこと。プラグと呼ばれる小さな土台に接着して販売される。安価で入手でき、成長を楽しめるため初心者のコレクションにも向いている。
褐虫藻(かっちゅうそう)
サンゴの体内に共生する微細な藻類。光合成によってサンゴに栄養を供給する。水温上昇やストレスで褐虫藻が抜けると白化が起こる。サンゴの色彩にも大きく関わる。
プロテインスキマー(ぷろていんすきまー)
微細な泡で水中の有機物(タンパク質など)を除去する装置。海水水槽では水質維持に不可欠な機材で、フィルターでは除去しきれない溶存有機物を物理的に取り除く。
カルシウムリアクター(かるしうむりあくたー)
CO2でサンゴ砂を溶かし、カルシウムやKH(炭酸塩硬度)を水槽に補給する装置。SPSなど石灰質の骨格を形成するサンゴを多数飼育する場合に使用される上級者向け機材。
ライブロック(らいぶろっく)
多孔質の天然岩で、内部にバクテリアや微生物が定着しているもの。水槽の生物ろ過を担い、サンゴや魚の隠れ家にもなる。水槽のレイアウトと水質安定の両方に貢献する。
比重(ひじゅう)
海水の塩分濃度を示す指標。サンゴ飼育では1.023〜1.025が適正範囲とされる。比重計や屈折計で定期的に測定し、蒸発による濃度上昇を足し水で補正する必要がある。
水流ポンプ(すいりゅうぽんぷ)
水槽内に水の流れを作る装置。サンゴは水流によって栄養を取り込み、老廃物を排出する。サンゴの種類に合った水流の強さと向きを調整することが健康維持の鍵となる。
ドーシングポンプ(どーしんぐぽんぷ)
カルシウム・KH・マグネシウムなどの添加剤を自動で定量投入する装置。手動添加の手間を省き、水質パラメータを安定させる。SPS飼育では特に重宝される。
サンプ(さんぷ)
オーバーフロー水槽のメイン水槽下部に設置するろ過槽のこと。プロテインスキマーやヒーターなどの機材を収納でき、水量を増やすことで水質の安定にも寄与する。
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