© Dereck Keats / CC BY 2.0トゲトサカの通販|ブリーダー直販
トゲトサカは赤やピンク、橙といった鮮やかな体色を持つ非光合成のソフトコーラルです。骨片が透けて見えるため枝の一本一本がとげとげしく見え、他のサンゴにはない個性的な姿を楽しめます。褐虫藻を持たないため光合成には頼らず、植物プランクトンなど微細な餌を絶えず取り込み続けることで生命を維持しています。そのぶん給餌と水質管理に手間がかかり、飼育難易度は上級者向けとされる品種です。水流にゆらめく姿をじっくり育てたい方に向いています。
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トゲトサカの基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 適正温度
- 24〜26℃
- 食事
- 褐虫藻をもたない濾過食性。植物プランクトンをはじめとする微細な餌を常時供給する必要がある。
- 光量・照明
- 褐虫藻をもたないため光は不要。自然界でもオーバーハングの下など光の弱い場所に付着する。強い照明下では藻類が付着して弱る。
- 水流・配置
- 潮通しのよい場所に生える種で、強めのランダムな流れを当てる。懸濁物が枝に届き続ける配置が要る。オーバーハングの下に逆さに付けるのが自然に近い。
- 水温・水質
- 水温24〜26℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、pH 8.1〜8.4、KH 8〜12。給餌量が多く栄養塩が上がりやすいため、換水と物理濾過を厚くする。
- 餌・給餌
- 飼育の成否は給餌で決まる。AlgaeBarn は非光合成水槽について、粒径の異なる多様な餌を大量に与える必要があるとし、生きた植物プランクトンやバクテリアプランクトンを含む組合せを勧めている。1日数回の給餌や自動投与が現実的である。
- 注意点
- 飼育難易度は非常に高く、長期維持の報告は少ない。給餌不足では数週間から数か月かけて縮んでいく。骨格をつくらないためCITESの掲載対象ではない。
トゲトサカについて
トゲトサカは赤やピンク、橙に染まる非光合成のソフトコーラル。褐虫藻を持たず、植物プランクトンなど微細な餌の常時給餌を必要とする、飼育難易度の高い上級者向けの品種です。
トゲトサカをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1給餌が飼育の要
トゲトサカは褐虫藻を持たないため、光では栄養を得られません。植物プランクトンなど微細な餌を日常的に、しかも継続的に与える体制が欠かせません。給餌を怠ると体が縮小し、状態を崩しやすくなります。
2強い照明は不要
非光合成のため、他のサンゴのような強い照明は必須ではありません。むしろ直射光を避け、やや暗めの環境を好む個体も多く見られます。照明よりも給餌と水流の管理を優先しましょう。
3水流が生命線
餌を触手まで運ぶには、ランダムで適度に強い水流が欠かせません。水流が乏しいと十分に給餌が行き届かず、体が萎縮する原因になります。ポリプが自然に開く水流の強さを見極めることが大切です。
4とげとげ模様の理由
トゲトサカという名前の通り、枝の表面には骨片が透けて見え、とげとげしい独特の質感を作り出しています。この骨片はサンゴ自身の骨格の一部で、健康な個体ほどはっきりと観察できます。
5上級者向けの理由
多くのソフトコーラルと異なり、光合成に頼れないぶん給餌の手間が格段に増えます。水質悪化にもつながりやすいため、日々の管理に慣れた飼育者向けの品種とされています。
6設置場所の工夫
水流が直接当たり、かつ餌が行き渡りやすい場所を選んで設置しましょう。強い照明の直下は避け、他のサンゴの陰になる位置なども選択肢になります。設置後は開き具合を見ながら微調整するのがおすすめです。
7お迎え前の心構え
毎日の給餌を継続できる体制と、餌やりに対応した水流・水質管理の準備を整えてからお迎えすることが大切です。導入直後は環境に慣れず縮小することもあるため、じっくり様子を見守る心構えも必要です。
トゲトサカのよくある質問
- Q.トゲトサカは初心者でも飼育できますか?
- A.トゲトサカは飼育難易度が上級者向けとされる品種です。褐虫藻を持たず給餌に手間がかかるため、サンゴ飼育に慣れてから挑戦することをおすすめします。
- Q.強い照明は必要ですか?
- A.非光合成のサンゴのため、強い照明は必須ではありません。照明よりも給餌と水流の管理のほうが重要になります。
- Q.どんな餌を与えればいいですか?
- A.植物プランクトンなど微細な餌を常時与える必要があります。褐虫藻を持たないため、光合成による栄養補給が期待できない点が他のソフトコーラルとの大きな違いです。
- Q.なぜとげとげした見た目をしているのですか?
- A.枝の内部にある骨片が皮膜越しに透けて見えることで、とげとげしい独特の質感が生まれます。これはトゲトサカの名前の由来にもなっている特徴です。
- Q.色が薄くなったり縮んだりすることはありますか?
- A.給餌が不足すると体色が薄くなったり、体が縮んでしまうことがあります。日々の餌やりを継続し、水流と水質を安定させることが健康維持のポイントです。
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