© Nick Hobgood / CC BY-SA 3.0ヒメシャコガイ(ヒメジャコ)の通販|ブリーダー直販
ヒメシャコガイはシャコガイ科の中で最も小型な種で、殻長は最大15cmほどにとどまります。サンゴの岩に自ら穴を掘って体を潜り込ませる習性があり、英名の「Boring Clam」もこの行動に由来します。外套膜(マントル)の色彩パターンは非常に豊かなバリエーションを持ち、鮮やかな発色の個体は水槽内でひときわ目を引く存在です。水槽用として最も流通量の多いシャコガイでもあり、コンパクトなサイズ感と多彩な色彩を楽しみたい人に選ばれています。ただし飼育には一定の経験や知識が求められ、中級者向けとされています。
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ヒメシャコガイ(ヒメジャコ)の基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- サイズ
- 殻長 最大15cm
- 適正温度
- 24〜27℃
- 食事
- 外套膜の褐虫藻による光合成が主体。小型個体は植物プランクトンの濾過摂食にも依存する。
- 光量・照明
- LiveAquaria は高光量を挙げる。栄養の大半を外套膜の光合成に依存するため、照明が不足すると外套膜が縮み衰弱する。メタルハライドや高出力LEDの直下が適する。
- 水流・配置
- LiveAquaria は中程度の水流と底〜中段の配置を挙げる。岩に穴を掘って潜る種なので、砂の上ではなくライブロックや平らなサンゴ岩の上に置く。強すぎる直接流は外套膜を縮ませる。
- 水温・水質
- 水温24〜27℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム400〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm。殻の成長にカルシウムを大量に消費するため、添加と測定を欠かさない。
- 餌・給餌
- 栄養の大半は外套膜の褐虫藻が行う光合成に由来する。成貝では給餌はほぼ不要だが、殻長5cm以下の小型個体は濾過摂食への依存が高く、植物プランクトンの添加が有効。
- 注意点
- IUCN は低懸念(LC)と評価するが、シャコガイ科として CITES 附属書 II に一括掲載され、輸出入には許可書が必要。外套膜が開かない、縁が縮む、光に反応しないといった状態は不調のサイン。足糸(そくし)を切ると致命傷になるため、岩に固着した個体を無理に剥がさない。殻の隙間に寄生するカイメンヒラマキガイ類(ピラミッド貝)は夜間に確認して除去する。
ヒメシャコガイ(ヒメジャコ)について
シャコガイ科最小種のヒメシャコガイ(ヒメジャコ)。殻長最大15cm、サンゴ岩に穴を掘って潜り込む習性を持ち、外套膜の色彩バリエーションが豊富な中級者向けのシャコガイです。
ヒメシャコガイ(ヒメジャコ)をお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1定着する場所選び
ヒメシャコガイはサンゴ岩に自ら穴を掘って体を固定し、そこに一生留まる習性があります。一度落ち着くと大きく移動することは少ないため、水流や照明が安定して届く場所にあらかじめ設置することが大切です。
2強い照明を好む
体内に共生する褐虫藻の光合成に依存する部分が大きく、明るい照明を好みます。照明環境が弱いと外套膜の色つやや活力に影響が出やすいため、他のサンゴと同程度の光量を確保しましょう。
3安定した水質が前提
水質の急激な変化に弱く、立ち上げて間もない水槽や水質が不安定な環境では体調を崩しやすい傾向があります。カルシウムや微量元素が安定して供給される、成熟した水槽への導入が向いています。
4中級者向けの難易度
図鑑データにもある通り、ヒメシャコガイは中級者向けとされる種です。基本的な水質管理やサンゴ飼育の経験があると安心して迎えやすく、初めて無脊椎動物を飼う場合は事前の情報収集をおすすめします。
5個体ごとの色彩差
外套膜の発色パターンは個体差が非常に大きく、同じ種でも青・緑・オレンジなど多彩な色合いが見られます。お迎え時に実際の色柄を確認して選べることも、この種の楽しみの一つです。
6外套膜の状態を観察
健康な個体は水流や光に反応して外套膜を大きく広げます。閉じたままの状態が続く、萎縮しているといった様子が見られたら、水質や設置場所を見直すサインとして注意深く観察しましょう。
7混泳相手への配慮
一部の魚やエビなどが外套膜をつつく行動を見せることがあります。同居させる生体の組み合わせによっては外套膜が傷つくおそれがあるため、混泳相手の選定にも気を配ることが望ましいです。
ヒメシャコガイ(ヒメジャコ)のよくある質問
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.図鑑データ上は中級者向けとされる種です。水質管理やサンゴ飼育の基本を経験してから迎えると安心です。
- Q.どのくらいの大きさになりますか?
- A.殻長は最大で15cmほどまで成長します。シャコガイ科の中では最も小型な種です。
- Q.他のサンゴや魚と一緒に飼えますか?
- A.基本的には混泳可能ですが、外套膜をつつく習性のある魚やエビもいるため、組み合わせには注意が必要です。同居させる生体は事前に相性を確認しましょう。
- Q.設置場所は自由に変えられますか?
- A.ヒメシャコガイは自らサンゴ岩に穴を掘って定着し、その場に留まる習性があります。設置後の大幅な移動は難しいため、最初の場所選びが重要です。
- Q.法律上の規制はありますか?
- A.ヒメシャコガイ(ヒメジャコ)はCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
ヒメシャコガイ(ヒメジャコ)飼育に役立つ便利ツール
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