© Frédéric Ducarme / CC BY-SA 4.0シャゴウの通販|ブリーダー直販
シャゴウはシャコガイの仲間で、殻長は成長すると最大50cmに達する大型種です。厚く重量のある殻には赤褐色の斑模様が入り、その形が熊の前脚に似ていることから英名「Bear Paw Clam」と呼ばれています。他のシャコガイ類と異なり外套膜が殻の縁を越えて広がらないため、色彩は控えめで落ち着いた印象を与えます。丈夫な殻を持ち存在感のある佇まいから、大型リーフタンクの主役として人気があります。飼育には中級者向けの知識と設備が求められ、光量や水質管理に配慮しながら長く付き合っていきたい生体です。
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シャゴウの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- サイズ
- 殻長 最大50cm
- 適正温度
- 24〜27℃
- 食事
- 外套膜の褐虫藻による光合成が主体。小型個体は植物プランクトンの濾過摂食にも依存する。
- 光量・照明
- 外套膜の光合成に栄養を依存するため強めの照明が要る。ただし外套膜の露出面積が Tridacna 属より小さく、光を受ける効率は劣るので、照明不足の影響が出やすい。
- 水流・配置
- 砂底や礫底に横たわって生活するため、水槽でも砂底に直接置ける。殻が重いので底面が崩れない場所を選ぶ。中程度のランダムな流れを当てる。
- 水温・水質
- 水温24〜27℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム400〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm。殻の成長にカルシウムを大量に消費するため、添加と測定を欠かさない。
- 餌・給餌
- 栄養の大半は外套膜の褐虫藻が行う光合成に由来する。成貝では給餌はほぼ不要だが、殻長5cm以下の小型個体は濾過摂食への依存が高く、植物プランクトンの添加が有効。
- 注意点
- 最大50cmに育つため長期飼育には相応の底面積が要る。IUCN は危急種(VU)と評価し、シャコガイ科として CITES 附属書 II に一括掲載され、輸出入には許可書が必要。外套膜が開かない、縁が縮む、光に反応しないといった状態は不調のサイン。足糸(そくし)を切ると致命傷になるため、岩に固着した個体を無理に剥がさない。殻の隙間に寄生するトウガタガイ類(ピラミッド貝)は夜間に確認して除去する。
シャゴウについて
殻長最大50cmに成長する大型シャコガイ、シャゴウの特徴と飼育のポイントを紹介。赤褐色の厚い殻と控えめな外套膜の色彩が魅力。中級者向けの飼育難易度や必要な環境について解説します。
シャゴウをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1大型に育つ殻のサイズ
シャゴウは殻長が最大50cmに達する大型のシャコガイです。設置スペースは十分な余裕を持たせた水槽レイアウトを計画しましょう。成長を見込んだ水槽サイズの検討が大切です。
2中級者向けの飼育難易度
シャゴウの飼育難易度は中級者向けとされています。水質や光量の管理にある程度の経験があるとスムーズに飼育を始められます。初めてシャコガイを迎える場合は基本知識を事前に確認しておくと安心です。
3厚く重い殻が特徴
殻は厚みがあり重量感のあるつくりで、赤褐色の斑模様が入ります。この重厚な殻の形が熊の前脚に似ていることから、英名でBear Paw Clamと呼ばれています。丈夫な殻は水槽内でも存在感のあるアクセントになります。
4控えめな外套膜の色彩
シャゴウは外套膜が殻の縁を越えて広がらないタイプのシャコガイです。そのため他のシャコガイ種に見られる鮮やかな外套膜の発色は少なく、落ち着いた色合いが特徴です。派手さよりも堅実な佇まいを楽しみたい方に向いています。
5光量の確保が重要
シャコガイの仲間は体内に共生藻を持ち、光合成から栄養を得る性質があります。水槽内では十分な光量が届く場所に設置することが飼育のポイントです。設置場所や照明の選定は事前によく検討しましょう。
6設置場所は動かしすぎない
シャゴウは一度落ち着いた場所からあまり移動させない方が負担が少ないとされています。設置は水槽内のレイアウトが決まってから行い、頻繁な位置変更は避けるようにしましょう。安定した環境を保つことが長く付き合うコツです。
7お迎え前に水槽環境を整える
迎え入れる前に水槽の水質やカルシウムなど関連するパラメータを整えておくことが大切です。飼育設備や環境が整った状態でお迎えすると、シャゴウにとっても負担の少ないスタートになります。事前準備をしっかり行いましょう。
シャゴウのよくある質問
- Q.シャゴウはどのくらいの大きさになりますか?
- A.殻長は成長すると最大50cmに達します。シャコガイの中でも大型になる種類なので、将来的なサイズを見込んだ水槽選びが大切です。
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.シャゴウの飼育難易度は中級者向けとされています。水質や光量の管理にある程度慣れてから挑戦すると安心です。
- Q.殻の模様や色に特徴はありますか?
- A.厚く重い殻には赤褐色の斑模様が入ります。その形が熊の前脚に似ていることから、英名でBear Paw Clamと呼ばれています。
- Q.外套膜はカラフルになりますか?
- A.シャゴウは外套膜が殻の縁を越えて広がらないタイプで、他のシャコガイに見られるような鮮やかな発色は控えめです。落ち着いた色合いを楽しむ生体です。
- Q.シャゴウはCITESの対象になりますか?
- A.シャゴウはCITES附属書IIに掲載されています。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、CITESに関しては、国内で正規に流通している個体の売買に登録票などの手続きは要りません。
シャゴウ飼育に役立つ便利ツール
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