人気の盆栽樹種の育て方・特徴・整姿のコツをまとめた品種図鑑です。
78品種を表示 / 78品種中

Carpinus japonica
細かな枝分かれと小さな葉が盆栽向きの雑木。箒立ち樹形が美しく、欅に似た端正なシルエットを作る。秋の黄葉も楽しめる。高山性で涼しい環境を好む。

初夏に白い小花を鈴なりに下垂させる雑木盆栽。花付きが良く、清楚な印象。秋には独特の実も付ける。自然な枝ぶりが美しく、模様木が映える。
地中海原産の常緑樹。銀灰色の葉と捻じれた幹が独特の風情を醸す。洋風盆栽として近年人気急上昇。乾燥に強く水やりの失敗が少ない。

熱帯・亜熱帯原産の常緑樹。太い気根が絡み合う独特の樹姿が魅力。室内でも育てやすく、盆栽入門に最適。生命力が非常に強く、剪定にも強い。
放射状に広がる掌状葉が特徴の熱帯常緑樹。非常に丈夫で室内でも育つため、盆栽入門に最適。気根が発達し、独特のガジュマル風の樹形も楽しめる。

朱赤色の花と実が楽しめる花物・実物盆栽。捻じれた幹と古木感が魅力。実が裂けた姿も風情がある。乾燥に強く、日当たりを好む。

Ulmus parvifolia
小さな葉と細かい枝分かれが魅力の雑木盆栽。成長が早く樹形が作りやすいため初心者に最適。常緑〜半常緑で年間を通じて葉姿が楽しめる。

南国を代表する色鮮やかな花木。実際の花は小さく、色づくのは苞葉。暖地向けだが、室内管理で関東以北でも栽培可能。太い幹に仕立てると風格が出る。

Japanese beech
銀白色の滑らかな幹肌と端正な樹形が美しい落葉高木の盆栽。春の芽吹き・夏の深緑・秋の黄葉・冬の枯葉(春まで落ちない)と四季を楽しめる。
夜間や雨天時に葉を閉じる就眠運動が特徴的な熱帯樹。繊細な羽状複葉と白い花が美しい。幹肌の剥がれも観賞ポイント。室内管理が基本。
果実を楽しめる実もの盆栽として人気上昇中。春の白い花、夏の果実、秋の紅葉と四季を通じて変化が楽しめる。酸性土壌での管理がポイント。

Acer palmatum
四季の変化を最も美しく表現する雑木盆栽の代表。春の新緑・夏の青葉・秋の紅葉・冬の寒樹と一年中楽しめる。繊細な枝先の分岐と小さな葉が盆栽の見どころ。

芳香のある紫色の花が魅力。北海道や東北など冷涼地での栽培に適する。矮性品種を使えば小品盆栽としても楽しめる。春の香りを手元で。

Taxus cuspidata
古来より高貴な木とされ、その名も正一位に由来。赤い実と濃緑の針葉が美しく、寒冷地でも育つ丈夫な樹種。成長が遅く、盆栽として長く楽しめる。

Celtis sinensis
秋に小さな実を付ける落葉樹の盆栽。滑らかな灰色の幹肌と自然な樹形が魅力。小鳥が実を食べに来る風情ある樹。根張りの良さも評価ポイント。

Jasminum nudiflorum
早春に黄色い花を枝いっぱいに咲かせる花物盆栽。枝垂れ性で懸崖仕立てが映える。花が少ない時期に鮮やかな黄色で春の訪れを告げる。丈夫で育てやすい。
鮮やかな黄色い内皮が特徴の落葉高木。盆栽では幹の黄色い肌と秋の黄葉のコントラストが美しい。漢方薬としても知られ、独特の苦味がある。

夏に白い椿に似た花を咲かせる雑木盆栽。滑らかな幹肌が経年で斑模様になり美しい。花・幹肌・紅葉と三拍子揃った魅力的な樹種。

草もの盆栽の人気種。紫や白の大輪の花が水辺の風情を小鉢に凝縮する。苔とのコーディネートが美しく、初夏の季節感を演出する一鉢となる。

北海道原産の針葉樹。短い針葉が密に付き、寒冷地の厳しさを感じさせる樹姿が魅力。寒さに非常に強く、寒冷地での盆栽に最適。

秋に色づく実が美しい実物盆栽の代表。老成柿は裂けた幹肌に風格がある。盆栽では小実品種の老鴉柿(ロウヤガキ)が特に人気。

小さな橙色の実が鈴なりになる姿が愛らしい柑橘盆栽。実はそのまま食べられる。比較的寒さに強く、柑橘の中では育てやすい部類。

is also
生きた化石と呼ばれる太古の樹木。扇形の葉と秋の鮮やかな黄葉が見事。盆栽では独特の乳根(ちちね)も観賞ポイント。強健で初心者にも育てやすい。

養蚕で馴染み深い落葉樹。盆栽では独特の根上がりや幹の洞(ウロ)が見どころ。甘い実も楽しめる。強健で剪定にも強く、初心者でも失敗しにくい。

Pinus parviflora
盆栽の最高樹種のひとつ。5本の針葉が束になる短い葉と、風格ある幹模様が魅力。成長が遅く樹形が崩れにくい。松柏盆栽の入門にも適している。

小さな赤い実を枝一面に付ける実物盆栽。小葉で枝が細かく分岐し、盆栽向きの樹形を自然に作る。秋の紅葉と赤い実のコントラストが美しい。

Sciadopitys verticillata
日本固有の針葉樹で、世界三大庭園木の一つ。傘状に広がる独特の針葉が美しく、神社仏閣にも多く植えられている。格調高い盆栽として人気。

Pinus thunbergii
盆栽の王道中の王道。荒々しい幹肌と力強い枝ぶりが最大の魅力。五葉松に比べて成長が早く、芽切り等の高度な技術で緻密な樹冠を作る。上級者向けだがやりがいは最高。

Ilex crenata
光沢のある濃緑の小葉と赤い実が美しい常緑樹の盆栽。秋〜冬の赤い実は観賞価値が高い。丈夫で育てやすく、生垣にも使われる日本の代表的な樹木。

日本を代表する花木。春の開花は盆栽でも格別の美しさ。富士桜や旭山桜など小型品種が盆栽に適する。花後の管理が翌年の花付きを左右する重要樹種。

Satsuki azalea
日本の盆栽文化を代表する花物盆栽。5〜6月に多彩な花を咲かせ、品種数は数千に及ぶ。花色・花形のバリエーションが豊富で、展示会の主役。

春に白い花が咲き、秋に赤い実がなる落葉小高木。花・実・紅葉と三拍子揃った盆栽向きの樹種。棘があるため整姿時は手袋推奨。

Japanese pepper
料理でお馴染みの落葉低木。小さな葉と枝の棘が盆栽らしい繊細さを演出。初夏の花と秋の赤い実も見どころ。独特の香りも楽しめる。

Salix babylonica
しなやかに垂れ下がる枝が風情あふれる落葉樹。水辺の景を手元で楽しめる。成長が非常に早く、こまめな管理が必要だが、独特の樹姿は他にない魅力。
真柏の中でも最高品種とされる糸魚川産。極めて細かい鱗片葉が密生し、繊細な葉性が魅力。盆栽展で数々の名品を生み出してきた銘品種。
春の新芽が鮮烈な紅色に染まるモミジの園芸品種。新緑→深緑→紅葉と色の変遷が美しい。小品盆栽で特に人気が高く、四季を通じた色変化が最大の見どころ。
小品盆栽サイズに仕立てた紅葉。通常の楓より小さな鉢で管理し、繊細な枝と小さな葉で凝縮された秋の景色を表現。飾り棚での展示に最適。

秋に鮮やかなオレンジ〜赤の実を鈴なりに付ける実物盆栽。常緑で年間を通じて楽しめる。トゲがあるが、実の美しさは実物盆栽の中でもトップクラス。
盆栽界で最も人気の高い柏類。ジンやシャリ(枯れた幹の白骨化)の芸が見どころ。自然界では断崖に自生し、捻じれた幹が野性味と風格を両立。

日本固有の常緑針葉樹。真っ直ぐに伸びる幹と密な針葉が特徴。直幹や双幹の樹形が映え、冬に赤銅色に紅葉する品種もある。
五葉松の変種で、幹がコルク状に肥大する珍しい品種。荒々しい樹皮と繊細な五葉の対比が見事。樹齢を経るほど幹の肌が深くなり風格が増す。

華麗な花を咲かせる常緑低木。大輪の花房が春を彩る。高山性のものは涼しい環境を好み、管理にはやや経験が必要。花後の管理が重要。

Pinus densiflora
雌松とも呼ばれる優美な松。赤褐色の樹皮と柔らかな針葉が女性的な印象を与える。文人木や模様木の樹形が多く、繊細で上品な佇まいが魅力。

Japanese privet
小さな光沢のある葉が密に付く常緑樹。白い小花と黒紫の実も楽しめる。非常に丈夫で剪定にも強く、盆栽入門者におすすめ。根張りも良い。

Ficus microcarpa
東南アジア原産の常緑樹。気根が幹を覆うように発達し、独特の生命力あふれる樹姿を形成。室内でも育てやすく、初心者の室内盆栽として最適。

日本庭園に欠かせない竹を小鉢に仕立てた盆栽。姫竹や鳳凰竹など小型種が適する。涼やかな葉音と細い幹の群生が清涼感を演出する。

Carpinus turczaninowii
小さな葉と細かい枝分かれが特徴の落葉樹。盆栽向きの樹形を作りやすく、秋の黄褐色の紅葉も美しい。葉が小さいため小品盆栽に適する。

Pinus koraiensis
五葉松の近縁種で、より大きな松笠と食用の松の実が特徴。韓国・中国・ロシア原産で寒さに非常に強い。力強い幹と豊かな葉が魅力。

日本を代表する常緑花木。冬から春に咲く花は品種により赤、白、桃色と多彩。艶やかな濃緑の葉も美しく、花と葉のバランスが絶妙な盆栽になる。

鋭い針状の葉を持つ日本原産のジュニパー。シンパクとは異なる荒々しい質感が特徴。小品盆栽から大品まで幅広く楽しめる。ジン・シャリの表現にも優れる。

Larix kaempferi
日本唯一の落葉針葉樹。春の芽吹きから秋の黄葉、冬の裸木まで四季の変化を楽しめる。高山に自生し、力強い幹模様が魅力。

春に紫色の花房を垂れ下げる優美な花物盆栽。棚仕立てや懸崖仕立てで花房の美しさを最大限に引き出す。古木になるほど花付きが良くなる。
豆盆栽専用に選抜された極小の欅品種。掌に乗るサイズでも本格的な箒立ち樹形を形成。小さな葉と繊細な枝先が精密な世界を表現する。

「難を転じる」に通じる縁起木。赤い実と冬の紅葉が美しく、正月飾りにも使われる。丈夫で初心者向け。株立ち樹形が一般的。

Prunus mume
早春に芳香を放つ花を咲かせる花物盆栽の代表。古木感のある幹肌と気品ある花姿が日本の伝統美を体現。松竹梅の一つとして古来より愛されてきた。
秋〜冬に赤い実を付ける実物盆栽。落葉後も枝に残る赤い実が冬の寂しい庭に彩りを添える。名前に梅が付くが梅とは無関係のモチノキ科。

Kummerowia striata
秋の七草の一つ。枝垂れる細い枝に小さな紫紅色の花が無数に咲く風情は格別。草もの盆栽の代表格で、秋の風情を凝縮した一鉢となる。

白い樹皮が美しい落葉樹。高原の涼やかな風景を小さな鉢に凝縮できる。新緑、黄葉、白い幹の冬姿と四季折々の表情が楽しめる。

小さな白い星形の花が無数に咲く常緑低木。極小葉で小品〜ミニ盆栽に最適。根がよく太り、根上がりの樹形も作りやすい。室内でも管理可能。

Toxicodendron vernicifluum
羽状複葉と秋の鮮やかな紅葉が魅力の落葉樹。自然味あふれる樹姿で、山野草的な趣がある。小品盆栽としても人気が高い。

Toxicodendron succedaneum
秋に真っ赤に紅葉する雑木盆栽。紅葉の美しさは盆栽界随一。羽状複葉のシルエットも独特で、夏の緑葉も涼しげ。成長が早く樹形も作りやすい。

Malus × floribunda
春に白〜薄ピンクの花を咲かせ、秋に小さな赤い実を付ける花物・実物盆栽。花と実の両方が楽しめる二度おいしい樹種。丈夫で初心者にも育てやすい。

夏から秋にかけてピンクや白の花を長期間咲かせる花もの盆栽。滑らかな樹皮と捻じれる幹が独特の風合いを生む。名前の通り猿も滑る滑らかな肌。

Pinus contorta
北米西海岸原産の松。海風に耐える強健さと、自然に曲がった幹が特徴。文人木や吹き流し樹形に適し、独特の野趣がある。

蔓性果樹を盆栽に仕立てる趣味性の高い樹種。太い幹と垂れ下がる実房が風情たっぷり。山ブドウなど小果の品種が盆栽向き。

Acer buergerianum
三裂の葉が特徴的な雑木盆栽の人気樹種。根張り・幹肌・紅葉と三拍子揃った魅力。根上がりや石付きの樹形も多い。成長が早く初心者にも取り組みやすい。

モミジバフウとも呼ばれる落葉樹。星形の葉と秋の紅葉が見事。樹皮のコルク質の深い溝も観賞ポイント。比較的成長が早く、初心者にも扱いやすい。

Ehretia microphylla
中国南部原産の常緑樹。小さな光沢のある葉と白い小花、赤い実が特徴。熱帯性で室内盆栽として世界的に人気。幹の肌が独特の風合いを持つ。

Tilia japonica
仏教に縁の深い樹木。ハート型の大きな葉が特徴だが、盆栽仕立てで葉を小さくできる。黄色い小花と秋の黄葉が魅力。寺院の風情を感じさせる。

独特の大きな葉と白い滑らかな幹が特徴の落葉樹。盆栽では根張りと幹の太さが見どころ。挿し木で容易に増やせ、生長も早い。暖地向き。

早春に赤・白・ピンクの花を枝一面に咲かせる花物盆栽。太い幹と古木感が出やすく、小品でも風格がある。実も楽しめ、花と実の二度楽しい。

夏から秋にかけて次々と花を咲かせる落葉低木。韓国の国花としても知られる。一日花だが連続開花で長く楽しめる。丈夫で成長も早い。

日本料理に欠かせない柑橘。実生から育てると時間がかかるが、接ぎ木苗なら数年で結実。芳香のある花と黄色い果実が楽しめる。

Taxodium distichum
北米原産の落葉針葉樹。湿地に自生し、独特の根上がり(膝根)が魅力。秋の紅葉が美しく、落葉後の繊細な枝先も見どころ。水盆で楽しむこともできる。

真冬に蝋細工のような半透明の黄花を咲かせる花物盆栽。甘い芳香が冬の庭に漂う。花の少ない季節に咲く貴重な樹種。古木になるほど味わいが増す。

Chamaecyparis obtusa
日本を代表する針葉樹。扇状に広がる鱗葉と赤褐色の樹皮が美しい。神社仏閣の建材としても有名で、清々しい香りが特徴。盆栽では小品から中品まで楽しめる。

純白の花と甘い芳香が魅力の常緑低木。一重咲きは秋にオレンジ色の実を付け、花と実の両方を楽しめる。盆栽では小品からミニ盆栽まで人気。

箒立ち樹形の代表樹種。扇状に広がる枝先の繊細さが最大の魅力。冬の寒樹姿(落葉後の枝のシルエット)は盆栽美の極致とされる。