サンゴ図鑑|全236品種の種類一覧
人気のサンゴの飼育情報・特徴・飼育難易度をまとめた品種図鑑です。
78品種を表示 / 236品種中(49–72)

ニホンアワサンゴ
Alveopora japonica
1965年に江口元起が日本の標本から記載したアワサンゴ属のイシサンゴ。ポリプは12本の触手をもち、開くと骨格が見えなくなる。日本と韓国の温帯域からの記録が大半を占める。
© Jean-Paul Boerekamps / CC0ハイマツミドリイシ(ミレポラ)
Acropora millepora
短い円柱状の枝が塊状に広がるミドリイシ科の造礁サンゴ。放射莢は同大で下縁が張り出し、鱗を並べたように見える。緑に橙色の枝先、淡桃、橙、単色の青など体色変異に富み、浅場性で強光と強流を好む。
© Anne Hoggett / CC BY 3.0ハタゴイソギンチャク
Stichodactyla gigantea
短い触手が絨毯状に密生する大型イソギンチャク。多くのクマノミの宿主だが刺胞毒が強く水質要求も高い上級者向け。
© Shizhao / CC BY-SA 3.0ハナガササンゴ(ロバータ)
Goniopora lobata
長く伸びたポリプが群体表面をびっしり覆うハマサンゴ科のイシサンゴ。群体は塊状で葉状に盛り上がり、褐色や緑色のポリプが開くと花畑のように見える。長期維持は難しい。
© NPS photo - Eva DiDonato. Identified by Charles Birkeland / Public domainハナガサミドリイシ(ナスタ)
Acropora nasuta
先細りの枝が塊状に伸び、上面が平らになりやすいミドリイシ。放射莢は整った縦列をつくり、枝の太さは最大12mm。体色はクリーム白から淡褐色で、枝先が青みを帯びることがある。
© Tappinen / CC BY-SA 3.0ハナサンゴ(エレガンスコーラル)
Catalaphyllia jardinei
長い触手の先にカラフルな蛍光色の先端を持つ美しいLPS。砂底に置いて飼育。鮮やかな蛍光色が魅力。
© Holger Krisp / CC BY 4.0バラノフィリア
Balanophyllia spp.
1個体が1つの莢に収まる単体性のキサンゴ科イシサンゴ。橙色や黄色に発色する透明感のあるポリプを伸ばす。観賞用には褐虫藻をもたない種が流通し、照明ではなく給餌に全面的に依存する。

ヒメハナギンチャク
Pachycerianthus magnus
砂に埋めた柔らかい管から、細長い触手を花火のように広げる日本のハナギンチャク。触手の内外の中ほどに白い縦すじが入り、オレンジ系と紫系の色がある。触れると素早く管に引っ込む。
© Waheed, Benzoni, van der Meij, Terraneo & Hoeksema / CC BY 4.0ヒラシコロサンゴ
Pavona explanulata
被覆状や片面だけに莢のある薄い板になるシコロサンゴ。円い莢がまばらに並び、中心に柱状の軸柱が立つ。灰・褐色・ピンク・紫・緑・黄と色幅が広く、センベイサンゴの L. explanata に似るが莢が大きい。

ビロードトゲトサカ
Dendronephthya habereri
個虫が散形花序のように傘状に並び、カリフラワーのような丸みのある群体をつくるトゲトサカ。骨片が体壁から突き出してとげとげしく、白い個体が多い。褐虫藻をもたず給餌が欠かせない。

フトヤギ
Euplexaura crassa
短い枝が一平面に分かれて扇形になるヤギ。枝は太く、基部で直径約7mm、枝先で約4mmあり、群体全体にポリプが並ぶ。褐虫藻をもたず、強めの水流の中で開いてプランクトンを捕える。
© Diego Delso / CC BY-SA 4.0ブラックサンコーラル
Tubastraea micranthus
濃緑色から黒に見える枝状の非光合成イシサンゴ。褐虫藻をもたず、夜間に3cmほど伸びるポリプでプランクトンを捕らえる。年4cmと非光合成サンゴとしては成長が速く、造礁性でもある。
© Nhobgood Nick Hobgood / CC BY-SA 3.0ベニトサカ属(スクレロネフティア)
Scleronephthya spp.
赤・橙・白などに発色する非光合成のソフトコーラル。トゲトサカ属より枝が短くまとまり、枝先にポリプが房状に密集する。褐虫藻をもたず、微細な餌の常時供給を必要とする難種である。
© NPS photo - Eva DiDonato. Identified by Charles Birkeland / Public domainホソエダミドリイシ(バリダ)
Acropora valida
群体形の変異が大きく、径0.5mを超えることもあるミドリイシ。軸莢は小さく、放射莢は枝に押し付けられ大きさが揃わない。褐色・クリーム・黄で枝先が紫になる個体がある。

マダラハナギンチャク
Cerianthus punctatus
日本近海の浅い砂地にすむハナギンチャク。昼は砂の中の管に隠れ、夜に伸び上がって先端が蛍光色に光る触手を大きく広げ、プランクトンを捕える。1979年に記載された種。
© NPS photo - Eva DiDonato. Identified by Charles Birkeland / Public domainマツバミドリイシ(マイクロクラドス)
Acropora microclados
径1mに達するコリンボース型の群体をつくるミドリイシ。小枝は短く先が細り、基部の幅は10mmに達する。体色は淡桃から褐色で、灰色の触手を昼間も伸ばす点が本種の見分けどころになる。
© Kate Osborne / CC BY 4.0マルヅツハナガサミドリイシ(ロリペス)
Acropora loripes
群体形の幅が広く、塊状・板状のほか柄をもつボトルブラシ状にもなるミドリイシ。放射莢は管状で、互いに触れ合うほど密に並ぶ。タイプ産地はグレートバリアリーフで、水深5〜25mに生育する。

ミダレアミメコモンサンゴ(コンフューサ)
Montipora confusa
被覆状ないし葉状の基部から不規則な柱状の枝を立ち上げるコモンサンゴ。枝上の共骨の稜が炎のような模様をつくる。黄褐色や緑褐色で、稜と板の縁が淡く抜ける。IUCNは絶滅危惧IB類とする。

ミドリイシ(アクロポラ)
Acropora sp.
サンゴ飼育の最終目標とも言われるSPSサンゴの代表格。強い照明と安定した水質が必要だが、成長すると圧巻の美しさ。色揚げの技術も奥深い。
© Pul Muir / CC BY 4.0ミドリイシ(ソリタリエンシス)
Acropora solitaryensis
1984年にVeronとWallaceが記載したミドリイシ。水深2〜30mと幅のある深度帯に生育し、亜熱帯では岩礁性の海岸前面にも見られる。和名はそのまま「ミドリイシ」。
© Chaloklum Diving / CC BY 3.0ミノイソギンチャク
Heterodactyla hemprichii
クマノミは共生しない。

ムチヤギ(エリセラ)
Ellisella rubra
枝分かれしない1本のむちのような群体をつくるヤギ。骨軸が強く石灰化して硬く、弾力はない。共肉と個虫は朱色〜橙色で、個虫は刺激を受けると共肉の中に完全に引っ込む。

メネラ
Menella spp.
Acanthogorgiidaeの八放サンゴで、太い主軸から短い枝を出し、赤や橙の枝に対照的な色のポリプを咲かせる。褐虫藻を持たないため照明では育たず、微細なプランクトンの頻繁な給餌が必須で、飼育は上級者向けとなる。

モンティポラ・サマレンシス
Montipora samarensis
薄い板が重なって育つミドリイシ科の造礁サンゴ。水深0〜15mの浅場に限られ、インド洋西部から太平洋にかけて分布する。流通は少なく、強めの光を要するSPS。
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サンゴのよくある質問
- サンゴの飼育は初心者でもできますか?
- ソフトコーラルのマメスナギンチャクやスターポリプは丈夫で初心者向きです。まずは丈夫な種類から始めて、徐々にLPS・SPSへステップアップするのがおすすめです。
- サンゴの相場はいくらくらいですか?
- マメスナギンチャクは1フラグ1,000〜3,000円程度、LPSは3,000〜10,000円、SPSのミドリイシ系は5,000〜30,000円以上と種類や色彩で大きく異なります。
- サンゴの飼育に必要な機材は何ですか?
- 水槽・照明(LED)・プロテインスキマー・水流ポンプ・ヒーター・比重計が基本です。SPSを飼う場合はカルシウムリアクターや高性能照明も必要になります。
- サンゴを購入する際の注意点は?
- 色が鮮やかで白化していないこと、ポリプがしっかり開いていること、土台がしっかり付着していることを確認しましょう。輸送中のダメージにも注意が必要です。
- サンゴの寿命はどれくらいですか?
- 適切な環境を維持すれば数十年以上生きます。自然界では数百年生きる群体もあります。水質管理と適切な照明・水流を保つことが長寿の秘訣です。