
画像: Nhobgood Nick Hobgood / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons
Scleronephthya spp.
赤・橙・白などに発色する非光合成のソフトコーラル。トゲトサカ属より枝が短くまとまり、枝先にポリプが房状に密集する。褐虫藻をもたず、微細な餌の常時供給を必要とする難種である。
ベニトサカ属(Scleronephthya)は、Malacalcyonacea 目チヂミトサカ科に属する八放サンゴのソフトコーラルで、東南アジアからオーストラリアにかけての西太平洋に分布する。Scleronephthya gracillimum をはじめ10種ほどが知られる。赤・橙・白などに鮮やかに発色し、同科のトゲトサカ属より枝が短くまとまって、先端にポリプが房状に密集する。褐虫藻を共生させない非光合成の群で、栄養は水中の懸濁物の捕食に完全に依存する。潮通しのよい礁斜面やオーバーハングの下、洞窟の天井などに付着し、水を吸い込んで体を膨らませる。観賞用に「ウミイチゴ」の名で売られることがあるが、標準和名のウミイチゴは別属の Eleutherobia rubra(旧 Bellonella rubra)を指す。トゲトサカ属と同じく飼育は難物で、植物プランクトンのような微細な餌を途切れなく供給し続けなければ徐々に縮んで失われる。骨格をつくらないソフトコーラルであり、CITESの掲載対象ではない。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ベニトサカ属(スクレロネフティア)の適温は24〜26℃です。
原産地
東南アジアからオーストラリアにかけての西太平洋。潮通しのよい礁斜面やオーバーハングの下に付着する。
適温
24〜26℃
褐虫藻をもたない濾過食性。植物プランクトンをはじめとする微細な餌を常時供給する必要がある。
褐虫藻をもたないため光は不要。自然界でもオーバーハングの下や洞窟の天井など光の弱い場所に付着する。強い照明下では藻類が付着して弱る。
潮通しのよい場所に生える種で、強めのランダムな流れを当てる。懸濁物が枝に届き続ける配置が要る。オーバーハングの下に逆さに付けるのが自然に近い。
水温24〜26℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、pH 8.1〜8.4、KH 8〜12。給餌量が多く栄養塩が上がりやすいため、換水と物理濾過を厚くする。
出典: AlgaeBarn「Feeding Your NPS Aquarium」 / LiveAquaria(Tree Coral, Assorted/チヂミトサカ科の飼育値) / WoRMS(世界海洋生物種名録)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
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飼育の成否は給餌で決まる。AlgaeBarn は非光合成水槽について、粒径の異なる多様な餌を大量に与える必要があるとし、生きた植物プランクトンやバクテリアプランクトンを含む組合せを勧めている。1日数回の給餌や自動投与が現実的である。
飼育難易度は非常に高く、長期維持の報告は少ない。給餌不足では数週間から数か月かけて縮んでいく。骨格をつくらないためCITESの掲載対象ではない。
上級者向け。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、飼育環境の細かな調整が求められます。
ベニトサカ属(スクレロネフティア)の適正温度は24〜26℃です。
ベニトサカ属(スクレロネフティア)の食性は「褐虫藻をもたない濾過食性。植物プランクトンをはじめとする微細な餌を常時供給する必要がある。」です。
ベニトサカ属(スクレロネフティア)の価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。ブリちょくでは、ブリーダーが出品ごとに価格を決めています。
最終更新: 2026年9月25日