
画像: Holger Krisp / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons
Balanophyllia spp.
1個体が1つの莢に収まる単体性のキサンゴ科イシサンゴ。橙色や黄色に発色する透明感のあるポリプを伸ばす。観賞用には褐虫藻をもたない種が流通し、照明ではなく給餌に全面的に依存する。
バラノフィリア属(Balanophyllia)は、キサンゴ科に属する単体性のイシサンゴで、群体をつくらず1個体が1つの莢に収まる。Balanophyllia(基亜属)と Eupsammia の2亜属に分かれ、世界の熱帯から温帯まで多数の種が知られる。観賞用に流通するのは褐虫藻をもたない非光合成の種で、橙色や黄色に鮮やかに発色する透明感のあるポリプを伸ばし、同じキサンゴ科のツバストレア属やデンドロフィリア属と同じく給餌に全面的に依存する。一方、地中海に固有の Balanophyllia europaea のように褐虫藻を共生させる種もあり、直径4〜6cm・高さ2cmほどで水深50mまでの明るい岩場に固着し、褐色から緑褐色を帯びる。属全体で光への要求が一様ではないため、飼育前に種の確認が要る。イシサンゴ目としてCITES附属書IIに掲載される。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
バラノフィリアの適温は24〜26℃です。
原産地
世界の熱帯・温帯海域。岩やサンゴ礫などの硬い基質に固着する。
適温
24〜26℃
観賞用に流通する種は褐虫藻をもたず、動物プランクトンや刻んだ魚介類の給餌に依存する。
流通する非光合成の種には光は不要で、岩陰やオーバーハングの下が向く。褐虫藻をもつ種は逆に明るい場所を必要とするため、まず種を確かめる。
餌が行き渡る程度の中程度の流れを当てる。単体性で小さいため、給餌のたびに手の届く低い位置に置く。
水温24〜26℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム380〜440ppm、マグネシウム1300〜1400ppm。給餌量が多いため栄養塩の管理が要る。
出典: AlgaeBarn「Keeping and Feeding the Sun Corals」 / AlgaeBarn「Feeding Your NPS Aquarium」 / WoRMS(世界海洋生物種名録)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
国内法: 日本の海での採集は都道府県の漁業調整規則で規制され、内容は県ごとに異なる。沖縄県漁業調整規則は、イシサンゴ目・クダサンゴ科・アオサンゴ目などの造礁サンゴ類の採捕を禁止しており、岸壁やロープなどに自然に付着したもの、折れて海に落ちているもの、骨格(死骸)も対象になる。違法に採捕したサンゴの所持・販売も禁止。養殖されたサンゴは対象外で、県は購入時に人工の基盤やタグの付いた養殖個体であることを確認するよう案内している。
出典: CITES 附属書 II(イシサンゴ目 Scleractinia spp. を一括掲載)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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非光合成の種では給餌が飼育の中心になる。AlgaeBarn はこの類のサンゴが常時餌を取れる状態を勧め、水槽内に大型のカイアシ類の個体群を維持する方法を挙げている。消灯後のスポット給餌も併用する。
餓死が最大の死因で、給餌を怠るとポリプが開かなくなる。残餌が水質を悪化させるため換水と物理濾過が要る。イシサンゴ目としてCITES附属書IIに掲載され、輸出入には許可書が必要。
上級者向け。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、飼育環境の細かな調整が求められます。
バラノフィリアの適正温度は24〜26℃です。
バラノフィリアの食性は「観賞用に流通する種は褐虫藻をもたず、動物プランクトンや刻んだ魚介類の給餌に依存する。」です。
バラノフィリアの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。ブリちょくでは、ブリーダーが出品ごとに価格を決めています。
最終更新: 2026年9月28日
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