
出典: Wikimedia Commons
Heterodactyla hemprichii
口盤一面を褐色の細かく枝分かれした触手が覆い、縁の内側に紫と緑に塗り分けたブドウの房のような粘着触手が並ぶ、口盤の直径20〜30cmになる大型イソギンチャク。クマノミは共生しない。
ミノイソギンチャク(Heterodactyla hemprichii)はケイトウイソギンチャク科(Thalassianthidae)のイソギンチャクです。紅海からインド洋・太平洋のサンゴ礁に広く分布し、国内では紀伊半島から沖縄にかけての水深10mまでの浅い海に見られ、串本が分布の北限とされます(串本海中公園・宇久井ビジターセンター)。円盤状に開いた口盤は、樹状に枝分かれした褐色の短い触手でびっしり覆われ、口盤の縁のすぐ内側に紫と緑に塗り分けられたブドウの房状の触手が並びます。この触手は粘着触手と呼ばれ、強い粘着力があります。口盤の直径は20〜30cmに達します。クマノミ類は共生しませんが、イソギンチャクエビの仲間が共生することがあります(Wikipedia・Reeflex)。同じ科のイソギンチャクからは、カニに致死的に働くナトリウムチャネル毒が見つかっています(Wikipedia)。サイトにあるアデシブアネモネ(Cryptodendrum adhaesivum)も同じ科です。Reeflex は長期飼育の報告がまだない種としており、飼育は経験者向けです。国内では専門店がまれに入荷します。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ミノイソギンチャクの成体サイズは口盤の直径20〜30cm(串本海中公園・宇久井ビジターセンター)です。
ミノイソギンチャクの適温は24〜27℃です。
原産地
紅海〜インド洋・太平洋のサンゴ礁(国内は紀伊半島〜沖縄、水深10mまで)
寿命
資料が少ない
サイズ
口盤の直径20〜30cm(串本海中公園・宇久井ビジターセンター)
適温
24〜27℃
光合成(褐虫藻)+肉食性の給餌
出典: 串本海中公園(ミノイソギンチャク) / 宇久井ビジターセンター 吉野熊野ネイチャー図鑑(ミノイソギンチャク) / Reeflex(Heterodactyla hemprichii) / Wikipedia(ケイトウイソギンチャク科)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
国内法: 海や磯での採集は、漁業権や都道府県の漁業調整規則の対象になることがある。国立・国定公園の海域公園地区では、指定された動植物の採取に許可が要る(自然公園法第22条)。採集するときは地域のルールを確かめる。
CITES 附属書には掲載されていない(Species+ で確認)。外来生物法の特定外来生物にも指定されていない。
出典: Species+(CITES 検索) / 環境省 特定外来生物等一覧 / e-Gov 法令検索: 自然公園法(第22条 海域公園地区)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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褐虫藻をもち光も利用する(Reeflex)。サンゴ礁の浅場の種なので、十分な明るさの照明を用意する。
足盤を岩や砂の下の固いものに付けて定位置を選ぶ。ポンプの吸い込み口に近づけないようカバーを付け、ほかの刺胞動物から離して置く。
水温24〜27℃、塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。Reeflex の目安は22〜27℃。
肉食で小型の無脊椎動物も食べる(Reeflex)。細かく刻んだ魚介やエビを口盤に置くように与える。
粘着触手は強い粘着力をもち、この科は刺胞毒が強い(Wikipedia)。素手で触れず、小型の魚や甲殻類とは同じ水槽に入れない。長期飼育の報告がまだない種(Reeflex)。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
ミノイソギンチャクの適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ミノイソギンチャクの成体サイズは口盤の直径20〜30cm(串本海中公園・宇久井ビジターセンター)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
ミノイソギンチャクの食性は「光合成(褐虫藻)+肉食性の給餌」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ミノイソギンチャクの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日