
出典: Wikimedia Commons
Cuora mouhotii
背甲に3本の高いキールが走り、後縁がのこぎり状に尖るアジアのハコガメ。陸生傾向が強く、落ちた果実を好んで食べる。目の色でオス(黒・褐色)とメス(橙・赤)を見分けられる。
ヒラセガメは、イシガメ科ハコガメ属のカメで、中国(海南島・雲南省)、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー、インド北東部、ブータン、バングラデシュに分布します。かつては独立属 Pyxidea の唯一の種とされましたが、分子系統解析でハコガメ類のグループに含まれることが示され、Cuora mouhotii とされるようになりました。基亜種と、ベトナムに分布する亜種オプストヒラセガメ(C. m. obsti)の2亜種に分けられます。背甲は細長く、椎甲板と肋甲板に筋状の高いキールがあり、左右のキールの間は平らで、後部の縁甲板は鋸状に鋭く尖ります。背甲は褐色〜赤褐色、腹甲は淡褐色〜暗褐色です。四肢の水かきが小さく、陸生の生活を示します。オスは爪が長く太く目が黒か褐色、メスは爪が短く目が橙色か赤色で、目の色で雌雄を見分けられます。野生では落ちた果実を好む植物食が中心で、ミミズやカタツムリも食べます。交尾の際のオスは攻撃的で、メスを傷つけることがあります。モエギハコガメとの雑種が別の亜種として記載されたこともあります。国内では専門店で流通しています。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ヒラセガメの成体サイズは甲長平均15〜17cm、最大20.2cmです。
最大甲長は20.2cmで、調査では平均15〜17cmでした。
原産地
中国南部(海南島・雲南省)、インドシナ半島、ミャンマー、インド北東部、ブータン
寿命
飼育下の寿命は資料が少ない
サイズ
甲長平均15〜17cm、最大20.2cm
適温
25〜32℃
湿度
40〜70%
植物食中心の雑食(落ちた果実・ミミズ・カタツムリ)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Cuora mouhotii (Gray, 1862)
別名(シノニム): Cuora serrata Iverson & Mccord, 1992, Cyclemys mouhotii Gray, 1862, Pyxidea mouboti Smith & James, 1958, Pyxidea mouhotii (Gray, 1862), Pyxidea mouhotii obsti Fritz, Andreas & Lehr, 1998
典拠データベース: GBIF · Reptile Database(Cuora mouhotii) · GBIF(Cuora mouhotii)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
ワシントン条約(CITES)附属書II掲載。国際取引には輸出国の許可書が必要ですが、国内での飼育・譲渡に登録は不要です。ハコガメ属(附属書I掲載種を除く)として2023年2月23日から掲載され、本種は野生個体の商業目的の取引について輸出割当がゼロとされています。合法に流通するのは主に繁殖個体です。
出典: Species+(CITES: Cuora mouhotii)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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水かきが小さい陸生傾向の強いカメです。湿り気を保てる床材と落ち葉、隠れ家を備えた陸場中心の飼育環境に、浅い水入れを置きます。
野生では落ちた果実を好む植物食が中心で、ミミズやカタツムリなども食べます。果実や野菜に動物質を少し加えます。
交尾期のオスは非常に攻撃的で、メスを追い回して傷つけることがあります。オスとメスは普段は別々に飼います。
オスは目が黒か褐色で爪が長く太く、メスは目が橙色か赤色で爪が短いため、雌雄の判別がしやすい種です。
CITESでは野生個体の商業目的の輸出割当がゼロとされています。流通個体の由来(繁殖個体か)を確認します。飼育個体を野外に放すことは絶対にしないでください。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
ヒラセガメの成体サイズは甲長平均15〜17cm、最大20.2cmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
ヒラセガメの食性は「植物食中心の雑食(落ちた果実・ミミズ・カタツムリ)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ヒラセガメの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日