排泄腔脱(クロアカ脱)
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こんな病気
総排泄腔(クロアカ)から直腸・生殖器・膀胱などの内部組織が体外に脱出する状態で、緊急性の高い疾患です。脱出した組織は乾燥・壊死しやすく、早期の処置が必要です。
主な症状
- 総排泄腔から赤色・ピンク色の組織が脱出している
- 排泄困難・過度のいきみ
- 食欲低下・元気消失
- 脱出組織の乾燥・変色(放置時)
主な原因
- 腸内寄生虫や下痢による過度のいきみ
- 便秘・卵塞による腹圧上昇
- 脱水・栄養不良による腹壁筋力の低下
- 外傷や感染による消化管・生殖器の炎症
予防(飼育環境・日常ケア)
消化管内寄生虫の定期的な糞便検査と早期対処。適切な水分補給と種に合った食事で消化器の健康を維持する。産卵期には適切な産卵床を提供し、卵塞による腹圧上昇を予防する。日頃から排泄の状態を観察し、異常があれば早めに対処する。
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できるだけ早く受診を動物病院ではどんな治療が行われる?
動物病院では、脱出している組織の種類(直腸・生殖器・膀胱など)と組織の生存能力が確認されます。脱出が軽度で早期であれば用手的な整復が試みられることがあります。組織が壊死している場合や用手整復が困難な場合は外科的処置が必要となることがあります。根本的な原因(寄生虫・便秘など)についての検査・治療も並行して行われます。