サンゴの発色を最大化するための照明・水質・給餌テクニック
サンゴの鮮やかな発色を引き出すための照明スペクトル・水質パラメーター(NO3/PO4)・ターゲット給餌の実践テクニックを解説します。サンゴの色はなぜ変わるのか サンゴの鮮やかな色は、主に「蛍光タンパク質(FP)」と「褐虫藻(ズーザンセラ)」の量によって決まります。

この記事のポイント
サンゴの鮮やかな発色を引き出すための照明スペクトル・水質パラメーター(NO3/PO4)・ターゲット給餌の実践テクニックを解説します。サンゴの色はなぜ変わるのか サンゴの鮮やかな色は、主に「蛍光タンパク質(FP)」と「褐虫藻(ズーザンセラ)」の量によって決まります。
サンゴの色はなぜ変わるのか
サンゴの鮮やかな色は、主に「蛍光タンパク質(FP)」と「褐虫藻(ズーザンセラ)」の量によって決まります。蛍光タンパク質はサンゴ自身が生成し、紫外線・青色光を吸収して緑・赤・オレンジなどに発光します。褐虫藻は茶色〜褐色の色素を持ち、光合成によってサンゴにエネルギーを供給する一方、過剰に増えるとサンゴ本来の色を覆い隠してしまいます。
つまり「発色が悪い=褐虫藻が多すぎる」か「蛍光タンパク質の発現が低い」かのどちらかであり、この二つのバランスを意図的にコントロールするのが発色管理の本質です。サンゴの色は固定されたものではなく、飼育環境によって常に変動しています。同じ個体でも照明・水質・給餌の三要素を整えることで、入手時よりもはるかに鮮やかに仕上げることが可能です。
