メインコンテンツへスキップカブトムシ・クワガタが採れる時期は何月?時間帯・地域別カレンダー | ブリちょく昆虫| ✍️ ブリちょく編集部
カブトムシ・クワガタが採れる時期は何月?時間帯・地域別カレンダー
カブトムシ・クワガタが採れるのは何月から何月?月別カレンダーと時間帯(何時が狙い目か)、関東・北海道など地域別の時期の違い、バナナトラップの仕掛け方まで、採集の狙い目を早見表でわかりやすく解説します。
この記事のポイント
カブトムシ・クワガタが採れるのは何月から何月?月別カレンダーと時間帯(何時が狙い目か)、関東・北海道など地域別の時期の違い、バナナトラップの仕掛け方まで、採集の狙い目を早見表でわかりやすく解説します。
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夏の夜、雑木林に分け入ってクワガタやカブトムシを探す——昆虫採集は子どもから大人まで魅了する日本の夏の風物詩です。しかし「いつ・どこへ・どうやって行けば採れるのか」をきちんと理解している人は少ないかもしれません。この記事では「何月から採れるのか」という基本から、月別の出現パターン、気温・天候との関係、時間帯の選び方までを実践的にまとめました。
カブトムシ・クワガタは何月から何月まで?
結論から言うと、本州の平野部ではカブトムシ・クワガタの成虫は6月下旬から9月上旬ごろまで見られ、最盛期は7月中旬〜8月中旬です。この時期に成虫が地上に現れて活動し、樹液に集まります。
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ブリちょく編集部
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- 活動開始(出現時期):気温が安定して25℃前後になる6月下旬ごろから
- 最盛期(採集ベスト):梅雨明け後の7月中旬〜8月中旬
- 活動終了:朝晩が涼しくなる9月上旬〜中旬
成虫の寿命は種によって大きく異なり、カブトムシは2〜3ヶ月(夏の間だけ)、オオクワガタなどのクワガタは数ヶ月〜数年生きます。つまり「夏に成虫を見られる期間」と「飼育下での寿命」は別物です。
月別の出現パターン
各月に何が起きているかを押さえておくと、出かけるタイミングを外しにくくなります。
7月:梅雨明けとともに一気に活動量が増加します。7月中旬は多くの種が出そろい、年間で最も採れるチャンスが多い時期です。ミヤマクワガタは7月下旬以降に数が減り始めるため、狙うなら7月前半がポイントです。
8月:カブトムシ・ノコギリクワガタ・コクワガタのシーズン真っ盛りです。お盆前後が採集者のピークと重なりますが、個体数も多い時期です。月末になると朝晩が涼しくなり始め、活動量が徐々に落ちてきます。
種別×月別の詳細カレンダー
下表は関東・中部地方の平野部を基準にした目安です。◎=ベスト採集期、○=採れる、△=少ない・出始め/終わり、—=ほぼ見られない。
各種の採集ベスト期まとめ
- カブトムシ:7月中旬〜8月中旬。梅雨明け直後から急増するため、梅雨明け宣言後すぐに出かけるのが鉄則。
- ノコギリクワガタ:7月上旬〜8月上旬。カブトムシと出現時期がほぼ重なり、同じ樹液木で採れることが多い。
- ミヤマクワガタ:6月下旬〜7月上旬がベスト。気温が上がりすぎると急速に姿を消す。標高の高い山地では7月下旬まで採れる。
- コクワガタ:7月〜8月が採集しやすいが、9月以降も活動を続ける種で、越冬前の個体も見られる。
- オオクワガタ:7月がピーク。生息地が局所的で数も少なく、狙って採るのは難易度が高い希少種。
- ヒラタクワガタ:最も長い期間(5〜9月)活動する。西日本ではさらに長い傾向がある。
カブトムシの時期はいつからいつまで?
「カブトムシの時期」に絞って整理します。カブトムシの成虫が見られるのは、本州平野部で6月下旬〜8月末、ピークは7月中旬〜8月中旬です。クワガタ(ミヤマ・ヒラタは6月中旬から)よりやや遅れて出現し、9月まで残る個体はわずかです。
- 何月から?:梅雨明け前後の6月下旬〜7月上旬から本格化。九州など西日本は6月中旬、東北は7月上旬からが目安
- 何時に出る?:日没後の19時〜22時が最も活発で、22時前後が飛来のピーク。早朝4〜6時にも樹液に居座る個体を狙えます
- いつまで?:8月末には急減し、9月上旬でほぼ終了。カブトムシの成虫は越冬せず、野外での寿命は1〜2ヶ月です
クワガタと違いカブトムシは越冬しないため、今年の成虫に出会えるのは夏だけです。最盛期の7月中旬〜8月中旬に、蒸し暑い夜を選んで出かけるのが確実です。
地域別の出現時期(北海道〜九州)
「自分の住む地域では何月から?」という疑問に答えるため、地域ごとの出現時期の目安をまとめました。気温に連動するため、北へ行くほど遅く・短く、南へ行くほど早くなります。
| 地域 | 採れ始め | 最盛期 | 終わり |
|---|
| 北海道 | 7月中旬 | 7月下旬〜8月 | 9月中旬 |
| 東北 | 7月上旬 | 7月下旬〜8月中旬 | 9月上旬 |
| 関東・甲信 | 6月下旬 | 7月中旬〜8月中旬 | 9月上旬 |
| 中部・近畿 | 6月下旬 | 7月〜8月 | 9月上旬 |
| 中国・四国・九州 | 6月中旬 | 7月〜8月上旬 | 8月下旬〜9月 |
標高の高い山地ではミヤマクワガタが多く、平野部ではノコギリ・カブトムシが中心です。同じ県でも山沿いは平野部より1〜2週間遅れる傾向があります。沖縄・離島は本土と種構成が異なり、活動期も長いため、地域固有の情報を確認してください。
気温・天候と採集効果
気温の目安
夜間気温は採集効果に直結します。おおよその目安は以下のとおりです。
| 夜間気温 | 活動レベル |
|---|
| 28℃以上 | 非常に活発。最も採れやすい夜。 |
| 25〜28℃ | 活発。十分な採集チャンス。 |
| 20〜25℃ | やや低下。採れることは採れるが個体数は少なめ。 |
| 20℃以下 | 不活発。採集には適さない夜。 |
「夜間最低気温が継続して20℃を超え始めたら採集シーズン開始」と考えるとよいでしょう。特に夜間最低気温が23〜25℃前後になる夜が採集の好機です。
天候別の採集効果
- 晴天続きの蒸し暑い夜:最も採れやすい。樹液の発酵が進み、広範囲に匂いが広がる。
- 雨上がりの湿度の高い夜:昆虫が活発に動き始め、採れやすい夜になりやすい。
- 曇りで無風の夜:標準的な採集日。
- 乾燥した風の強い夜:匂いが拡散しにくく、個体の活動もやや低下。
- 雨中:活動は急減。採集は控えたほうが安全。
梅雨明けのサイン:梅雨明け後に連日30℃超えが続くようになると、一気に採集適期に入ります。気象庁の梅雨明け宣言後2〜3日以内に出かけると、個体数がピークになっていることが多いです。
採集に適した時間帯
時間帯別の活動レベル
ほとんどのクワガタ・カブトムシは夜行性で、日没後から活動を始めます。以下は一般的な活動の目安です。
| 時間帯 | 活動レベル | 備考 |
|---|
| 日没〜18時台 | 低〜中 | 活動開始。出始めの個体を狙える。 |
| 19〜20時 | 中〜高 | 活動が本格化。樹液木を巡回し始める。 |
| 20〜22時 | 高(ピーク) | 最も採れやすい時間帯。 |
| 22時〜深夜 | 中〜高 | 依然活動的。ピークを過ぎても採れる。 |
| 深夜〜3時 | 低〜中 | 減少傾向。静かな個体が居座ることも。 |
| 4〜6時(早朝) | 低 | 居座り個体を静かに探す時間帯。 |
種ごとの活動ピーク時間帯
- カブトムシ:22時前後が活動のピーク。ライトに飛来する個体も多い。
- クワガタ全般:20〜22時が最もよく動く。カブトムシより少し早い時間帯から樹液につく傾向がある。
- ミヤマクワガタ:比較的涼しい夜を好み、標高の高い場所では20〜21時ごろに活発。
気温が高い夜(25℃以上)は活動が活発です。雨の日・強風の日は活動が低下します。逆に雨上がりの蒸し暑い夜は特に採れやすいとも言われます。
早朝採集(4〜6時)のメリット・デメリット
メリット:他の採集者と競合しない。前夜から樹液に居座っている個体を静かに観察・採集できる。比較的個体が落ち着いているため採集しやすい。
デメリット:採集量はピーク時より少ない。暗い中での移動・安全確保が必要。カブトムシは夜明け前後に樹液から離れることが多い。
採集場所の見つけ方
樹液が出る木の種類
代表的な木:
- クヌギ(最も定番。どんぐりが丸く大きい)
- コナラ(クヌギに次ぐ定番)
- ミズナラ(山地・北日本)
- ヤナギ(川沿い)
- ウバメガシ(西日本)
樹液が出るポイント:
- 傷(皮が剥がれた場所)
- 虫食いの跡(カミキリムシ等が食べた後)
- 樹皮のひび割れ
場所の探し方
- 地域の昆虫採集マップ・SNS(各地の採集者が情報を発信している)
- 地元の昆虫・自然系コミュニティに参加
- 里山・雑木林・公園の林縁部を歩いて直接確認
注意:私有地・国立公園内では採集が禁止されている場合があります。必ず管理者の許可を確認するか、採集可能な場所かどうかを事前に調べましょう。
採集方法
1. 直接採集(灯火なしの樹液採集)
懐中電灯(ヘッドライト)を持って樹液の出ている木を一本一本確認します。最もスタンダードな方法。
コツ:
- 木の根元から幹上部まで丁寧に確認する(特に樹皮のひびや傷)
- 木の裏側にいることも多い
- 枝の付け根・分岐部分も要確認
2. バナナトラップ
熟して黒くなったバナナ・砂糖水・焼酎を混ぜたものを木の幹に結びつけ、集まる昆虫を採集します。
作り方:
- バナナ1本(黒くなったもの)
- 砂糖50g
- 焼酎100ml
を混ぜてビニール袋に入れ、軽く発酵させます(1日程度)。
設置場所:夜に確認に行く前日の夕方に木の幹1.5〜2mの高さに固定。翌早朝または当夜に確認。
3. ライトトラップ
強力な白色灯(水銀灯・ブラックライトなど)を夜間に点灯させ、光に集まる昆虫を採集する方法。効果が高いですが大型機材が必要で、周辺への光害・他者への配慮が必要です。
採集時の注意事項
安全面:
- 夜間の山林は視界が悪く危険。必ず複数人で行動するか、事前に場所を伝えてから一人で行く場合は安全確認を
- ヘビ(特にマムシ)に注意。足元・木の根元に注意する
- マダニ対策(長袖長ズボン・虫除けスプレー)
法律・ルール:
- 採集禁止区域(国立公園・天然記念物指定地)では採集不可
- 希少種(オオクワガタは愛知県・一部地域で条例保護)の採集は確認が必要
- 外来種の持ち込み・逃がしは禁止
マナー:
- 採集のために木の樹皮を剥いだり幹を傷つけない
- ゴミは持ち帰る
- 採集場所の情報を安易にインターネットに公開しない(乱獲防止)
Q. カブトムシは何月から採れますか?
本州の平野部では6月下旬〜7月上旬から採れ始め、最盛期は7月中旬〜8月中旬です。西日本は6月中旬から、東北・北海道は7月に入ってからが目安になります。
Q. カブトムシは何時ごろが採れやすいですか?
日没後の19〜22時が最も活発で、22時前後が飛来のピークです。前夜から樹液に居座る個体を狙うなら、早朝4〜6時も有効です。
Q. 雨の日でも採れますか?
雨の最中は活動が急減するため不向きです。一方、雨上がりの蒸し暑い夜はむしろ採れやすくなります。夜間の最低気温が23〜25℃を超える蒸し暑い晩が狙い目です。
Q. どこで採集してもいいですか?
国立公園・天然記念物指定地・私有地では採集が禁止・制限されている場合があります。必ず事前に採集可能な場所かを確認し、樹木を傷つけない・ゴミを持ち帰るといったマナーを守りましょう。
まとめ
クワガタ・カブトムシの採集は「適切な時期・場所・方法」を理解すれば、経験の少ない方でも出会える確率が大きく上がります。出現時期は地域差が大きいので、住んでいるエリアの最盛期(多くは7月中旬〜8月中旬)に合わせて出かけるのがコツです。採集した個体を飼ってみたい方は、人気種の選び方をクワガタ・カブトムシ人気ランキングでチェックしてみてください。採集した個体は大切に飼育し、命を尊重する昆虫との向き合い方を心がけましょう。