海水魚の飼育・購入で使われる専門用語をわかりやすく解説します
天然海水の成分を再現した粉末状の素。水道水に溶かして海水を作る。主要元素のバランスが調整されており、溶かした後は比重を計測してから使用する。定期的な水換えに必要。
海水の塩分濃度を測定するための器具。浮き式とデジタル屈折計がある。海水魚飼育では比重1.020〜1.024を維持するのが一般的で、蒸発による変動を定期的にチェックする。
微細な泡で水中のタンパク質や有機物を除去するろ過装置。海水水槽では水質維持の要であり、フィルターだけでは取り除けない溶存有機物を物理的に分離・排出する。
表面や内部に多様なバクテリア・微生物が住み着いた天然の多孔質岩。生物ろ過の基盤となり、魚の隠れ家やレイアウト素材としても使用される海水水槽の定番アイテム。
新しい生体を水槽に導入する際に、袋の水と水槽の水の水温・水質を徐々に合わせる作業。急激な環境変化によるショックを防ぐために不可欠な手順で、点滴法が推奨される。
エアチューブを使って水槽の水を一滴ずつ袋やバケツに加える水合わせの方法。1〜2時間かけてゆっくり水質を合わせるため、魚へのストレスが最も少ないとされる。
複数の魚種を同じ水槽で飼育すること。海水魚は縄張り意識が強い種が多く、相性の悪い組み合わせはケンカやストレスの原因になる。導入順や体格差にも配慮が必要。
サンゴや海藻などのリーフ(reef)をメインにレイアウトした海水水槽。サンゴと相性の良い魚を混泳させることが多く、照明・水質管理はFO水槽より厳密に行う必要がある。
Fish Only水槽の略で、サンゴを入れず魚だけを飼育する海水水槽。サンゴ飼育に比べて照明や水質管理がシンプルになるため、海水魚飼育の入門スタイルとして人気がある。
新しく購入した魚を本水槽に入れる前に一時的に隔離・検疫するための水槽。白点病などの病気の持ち込みを防ぐ目的で1〜2週間程度経過観察し、必要に応じて薬浴を行う。
ライブロックとプロテインスキマーを中心に、自然に近い生態系を水槽内に構築するろ過方式。ベルリンシステムとも呼ばれ、大量のライブロックで生物ろ過を行う。
魚の体色をより鮮やかに発色させること。カロテノイドやアスタキサンチンを含む餌を与えたり、照明の色温度を調整したりする方法がある。ストレスのない環境も重要な要素。