
出典: Wikimedia Commons
Goniurosaurus bawanglingensis
中国海南島南西部の覇王嶺(バワンリン)周辺だけに分布するトカゲモドキ。流通はハイナントカゲモドキより少なく、野生では夜間の密猟も報告されている希少な種で、流通も少ない。
バワンリントカゲモドキは、トカゲモドキ科トカゲモドキ属(Goniurosaurus)のヤモリで、中国海南省の覇王嶺国家級自然保護区(海南島南西部)の固有種です。2002年に Grismer らによって記載され、模式産地は覇王嶺の北東5.6kmです。同属の多くの種と同様に狭い範囲にしか分布しておらず、生息地の減少とペット取引のための採集が脅威とされます。海南島の別の種を記載した研究者は、調査中に本種の夜間の密猟に遭遇したと報告しています。属としての特徴は、動くまぶたをもち、指先に吸着構造がないことで、湿って涼しい林床や岩の割れ目、洞窟の入口付近にすみます。幼体ははっきりした横帯模様をもち、成長とともに色合いが変わります。欧米でも飼育下繁殖に取り組むブリーダーがいますが、流通量はハイナントカゲモドキよりずっと少なく、国内でも専門店や即売会で稀に見られる程度です。同じ海南島産のハイナントカゲモドキとは別種なので、購入時は学名と親の系統を確認します。日本産のクロイワトカゲモドキ類・オビトカゲモドキとも別種です。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
バワンリントカゲモドキの成体サイズは体長の資料が少ない(トカゲモドキ属は平均全長22cm前後)です。
原産地
中国・海南島南西部(覇王嶺国家級自然保護区)
寿命
飼育下の寿命は資料が少ない
サイズ
体長の資料が少ない(トカゲモドキ属は平均全長22cm前後)
適温
25〜32℃
湿度
55〜65%
昆虫食(コオロギ・デュビアなど)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Goniurosaurus bawanglingensis Grismer, Shi, Orlov & Ananjeva, 2002
典拠データベース: GBIF · Reptile Database(Goniurosaurus bawanglingensis) · GBIF(Goniurosaurus bawanglingensis)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
ワシントン条約(CITES)附属書II掲載。国際取引には輸出国の許可書が必要ですが、国内での飼育・譲渡に登録は不要です。トカゲモドキ属として2019年11月26日から掲載されていますが、この掲載は「日本産の種を除く」とされています。日本産のクロイワトカゲモドキ(5亜種、ヤンバルトカゲモドキを含む)とオビトカゲモドキは種の保存法の国内希少野生動植物種で、捕獲・譲渡・販売が原則禁止されています。
出典: Species+(CITES: Goniurosaurus bawanglingensis) / 環境省 国内希少野生動植物種一覧
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
トカゲモドキ属は涼しく湿った環境を好み、室温22℃前後で飼育される例があります。湿度は55〜65%を目安にします。
床面積を重視したケージに、湿らせた床材の入ったシェルター(湿度室)と岩の隠れ家を用意します。ガラス面は登れません。
コオロギやデュビアなどを与え、カルシウム・ビタミン剤をまぶします。与えすぎによる肥満に注意します。
トカゲモドキ属は驚くと素早く跳ねることがあり、ハンドリングは最小限にします。オスどうしは同居させません。
日本産のクロイワトカゲモドキ(5亜種、ヤンバルトカゲモドキを含む)とオビトカゲモドキは種の保存法の国内希少野生動植物種で、捕獲・譲渡・販売が原則禁止されています。本種は中国海南島産の別種ですが、取り違えないよう学名を確認します。飼育個体を野外に放すことは絶対にしないでください。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
バワンリントカゲモドキの成体サイズは体長の資料が少ない(トカゲモドキ属は平均全長22cm前後)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
バワンリントカゲモドキの食性は「昆虫食(コオロギ・デュビアなど)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
バワンリントカゲモドキの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月28日