
出典: Wikimedia Commons
Pachydactylus rangei
指の間に先端まで届く水かきをもつ、ナミブ砂漠固有の夜行性ヤモリ。皮膚は半透明で内臓が透けて見えるほど薄く、砂の色に紛れる。水かきのおかげで細かい砂に沈まずに走り、深い巣穴を掘る。
ナミブミズカキヤモリ(Pachydactylus rangei)は、ナミブ砂漠にのみ分布するヤモリ科のヤモリである。細く華奢な四肢の先に、指の先端まで届く水かきが発達することが最大の特徴で、これにより細かい砂に沈まずに走り、また砂を掻いて巣穴を掘ることができる。皮膚は細かい鱗に覆われてビロード状で半透明、内臓の一部が透けて見える。眼は大きく突出し、瞳孔は縦に細い。完全な夜行性で、昼間は自分で掘った分岐のない深さ80〜100cmの穴で過ごし、夜間に地表へ出て採餌する。露を舐めて水分を得る。2021年には虹色素胞に由来する蛍光緑の生体蛍光をもつことが報告された。雄同士は激しく争う。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ナミブミズカキヤモリ(ウェブフットゲッコー)の成体サイズは全長12〜14cm(尾長6cm、体重6〜10g)です。
全長は12〜14cmで、うち尾が6cmを占め、体重は雌で約10g、雄で約6g。
原産地
ナミブ砂漠(ナミビア、アンゴラ南部、南アフリカ共和国)。大西洋岸から内陸約130kmまでの、高さ300mに達する砂丘
サイズ
全長12〜14cm(尾長6cm、体重6〜10g)
適温
25〜32℃
湿度
40〜70%
肉食性。シロアリ、ゴミムシダマシ、コオロギ、クモなど各種の節足動物
ナミブ砂漠の砂丘に生息し、昼間は深い巣穴の中で過ごす。巣穴内は日中もある程度の湿り気があり、地表へ出るのは気温が下がった夜間に限られる。本種について信頼できる飼育温湿度の公表値が乏しいため具体的な数値は示さないが、砂の表層は乾き、深部が湿った状態を作り、夜間はしっかり温度を下げる。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Pachydactylus rangei (Andersson, 1908)
別名(シノニム): Palmatogecko rangei Andersson, 1908, Syndactylosaura schultzei Werner, 1910
典拠データベース: GBIF · Reptile Database
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
CITES附属書には掲載されていない(Species+に掲載記録なし)。動物の愛護及び管理に関する法律施行令の別表に掲げる特定動物にも、外来生物法施行令の特定外来生物にも本種は含まれない。
出典: CITES Species+(掲載なし) / IUCN レッドリスト
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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野生では深さ80〜100cmの巣穴を掘る砂丘性の種で、細かい砂を十分な厚さに敷いた飼育容器が要る。水かきは砂を掻くための器官であり、粗い床材や硬い底面は適さない。皮膚と四肢が非常に華奢なので、レイアウトに鋭い部材を使わない。
シロアリやゴミムシダマシ、コオロギ、クモなど各種の節足動物を食べる。捕食は巧みではなく、夜間に他のトカゲとの競合がない時間帯に狩る。飼育下では小型のコオロギやレッドローチの幼虫を与え、カルシウム剤とビタミン剤をダスティングする。露を舐めるため、霧吹きで水滴を作る。
基本的に単独性で、雄同士を同じ容器に入れると激しく争う。皮膚が薄く四肢も華奢なため、ハンドリングで傷つきやすい。驚いた時や求愛の際に、きしむ音やクリック音、しわがれた鳴き声など多彩な発声をする。
CITES附属書には掲載されていない。動物の愛護及び管理に関する法律施行令の別表に掲げる特定動物にも、外来生物法施行令の特定外来生物にも本種は含まれない。砂丘という特殊な環境に高度に適応した種で、床材と湿度勾配の再現が飼育の要になる。食用の捕獲や生息地の破壊が個体群への脅威として指摘されている。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
ナミブミズカキヤモリ(ウェブフットゲッコー)の成体サイズは全長12〜14cm(尾長6cm、体重6〜10g)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
ナミブミズカキヤモリ(ウェブフットゲッコー)の食性は「肉食性。シロアリ、ゴミムシダマシ、コオロギ、クモなど各種の節足動物」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ナミブミズカキヤモリ(ウェブフットゲッコー)の価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日